Volt Switch!!!

【ジョウトアローラダブル】 最高1807 最終1700代半ば()

 

 竜王戦後すぐのブログ更新となります、Lacquerです。よろしくお願いします!

 

目次

 

初めに

 

 今回の記事はタイトルにあるようにジョウトアローラダブル。他の方の記事にも書かれていますが、このジョウトアローラダブルは「全国ダブルで使えるポケモンの一部が使用できないルール」という考え方が無難かと思います。
 このルールで使えない、ダブルのメジャー、代表的なポケモンといえばここら辺?

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 しかし、自分はvgc2017視点でこのルールを捉える傾向があるらしく、どのようなポケモン(メジャーになりそうなもの)がアローラダブルに加えられるのかを特に考えていました。

 

 

 構築のベースになりがちな主なメガシンカとして、f:id:ykhr7:20171227195114p:plainf:id:ykhr7:20171227195131p:plainf:id:ykhr7:20171227195142p:plainf:id:ykhr7:20171227195151p:plainの4体がパッと浮かびました。メガガルーラf:id:ykhr7:20171227195203p:plainについてですが、EMOLGAMEに載っているライジングさんのようなパーティで採用されると踏んでいて、グロウパンチを積極的に積む型は少ないと考えていました(ゆえにあんまり着目しなかった)。

 

 また、他に(メガシンカを含む)加えられたポケモン、新たな専用Z技をもらったことで有用になりそうなポケモンはこちら

f:id:ykhr7:20171227213440p:plainf:id:ykhr7:20171227213528p:plainf:id:ykhr7:20171227213541p:plainf:id:ykhr7:20171227213557p:plainf:id:ykhr7:20171227213616p:plainf:id:ykhr7:20171227223446p:plainf:id:ykhr7:20171227223806p:plainf:id:ykhr7:20171227223817p:plainf:id:ykhr7:20171227213720p:plainf:id:ykhr7:20171227213732p:plainf:id:ykhr7:20171227213747p:plainf:id:ykhr7:20171227223903p:plainf:id:ykhr7:20171227223916p:plainf:id:ykhr7:20171227223926p:plainf:id:ykhr7:20171227224024p:plainf:id:ykhr7:20171227224038p:plainf:id:ykhr7:20171227224052p:plainf:id:ykhr7:20171227224102p:plainf:id:ykhr7:20171227224115p:plainf:id:ykhr7:20171227224128p:plainf:id:ykhr7:20171227224146p:plainf:id:ykhr7:20171227234313p:plainf:id:ykhr7:20171227234450p:plain

 

 

パーティ完成まで

 

 ここまで来てメガクチートが有用そうだとすぐに気が付きましたが、このポケモンの扱いに当時慣れていなかったので諦めることに。
 当初(大会2日前から1人で考え始めました……)、自分はこのルールで有用そうなメガシンカ枠としてギャラドスを挙げていました。しかし、パーティがいかんせん上手くまとまらず困ってしまったため、wcs用に考えていたメガボーマンダ軸のパーティを今ルール用にアレンジすることに。
 ジョウトアローラダブルで想定し得る並びのほぼ全てに柔軟に対応できるようパーティを練りました。とはいえ、後々欠陥がいくつか見えてきましたが()

 なお、型バレを避けたかったがためにshowdownでの試運転は控えたうえ、フレ戦もしなかったので、ぶっつけ本番で回してます……

 

 

構築紹介

 

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【SDテキスト】  https://pastebin.com/i83igkGV

  

 

個別紹介

 


メガボーマンダ

f:id:ykhr7:20171227183954j:plain

 

特性: 威嚇→スカイスキン
持ち物: ボーマンダナイト
性格: 意地っ張り
努力値: 244-44-4-×-132-84
実数値: 201-188-151-×-127-151
技: 捨て身タックル/地震/竜の舞/守る

 

 前回の竜王戦の時に引き続き、シングルからの流用、意地っ張りHDマンダ。調整先として特に意識したのはテテフの控えめムーンフォース確定耐え、最速ジャラランガ(いないと思われる)抜き。他にも細々と意識したものはありますが説明を省かせてもらいます。
 後述の超高耐久ウルガモスのサポートを受けながら積んで全抜きを目指す型。ウルガモスと並べればトリックルーム下でも強引に動けることが多く、かなり強く感じました。
 また、パーティ全体で苦手そうに見せかけたコケコライチュウの並びを崩壊させる鍵になるのもこの子です。
 流石にここまで硬いとメガシンカ前の状態でも後出しするのに気が楽で便利でした。ただ、羽休めを抜いたため、せっかくの耐久性を自身の攻撃の反動で削いでしまう点が心残り。

 

 


カミツルギ

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特性: ビーストブースト
持ち物: 気合の襷
性格: 陽気
努力値: 4-252-×-×-×-252
実数値: 135-233-151-×-51-177
技: リーフブレード/聖なる剣/追い風/見切り

 

 襷追い風カミツルギ。砂パ、雨パに圧力をかけるほか、後述のコケコ以外にレヒレを手っ取り早く破壊する役割があります。
 また、コケコと並べると初手の電気Zや挑発を警戒してか、コケコ方向に猫騙しが飛んでくる場面が多く、その横で追い風を張る展開がよく決まりました(一方的に追い風を張られることはなかった、ということ)
 追い風要員でありながら、Z無しでこれだけ攻撃的な圧力を掛けられるポケモンは、カミツルギ以外になかなかいないと思います。

 

 


テッカグヤ

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特性: ビーストブースト
持ち物: 食べ残し
性格: 慎重
努力値: 228-4-108-×-148-20
実数値: 201-122-137-×-154-84
技: ヘビーボンバー/宿り木の種/ワイドガード/守る

 

 至って普通のテッカグヤ。EMOLGAMEのたいきさんの記事から拝借した調整のシードテッカグヤ流用個体です。

【S6全国ダブル 最高2025】ライボルトコントロール - EMOLGAME

 トリックルーム下に回ったときに相手のメガクチートウルガモスと合わせて安全に処理できるほか、メガボーマンダやコケコで暴れた後に詰める役割を果たせるため採用しました。
 また、濁流、マジカルシャイン、熱風、ハイパーボイスが防げる意味でもワイドガードはとても有用

 

 


ウルガモス

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特性: 炎の体
持ち物: ウイの実
性格: 穏やか
努力値: 252-×-180-×-76-×
実数値: 192-×-108-155-148-120
技: 火炎放射/怒りの粉/光の壁/守る

 

 自慢の超高耐久HBDガモス。一切舞いません。

 ランク下降無しのメガメタグロスのPF下思念の頭突き+サンダーの電気Zを同時に耐えた時は惚れました。

 マンダによく飛んでくるフェアリー技と氷技を怒りの粉で吸い寄せて半減で受けます。その他、コケコからの電気Zといった強烈な特殊攻撃を耐えてからウイの実で回復。
 光の壁は虫の抵抗(このルールでは採用可能)と迷いましたが、ガモスが落ちた後でも効果がしっかり継続することを重視しての採用です。
 タイミングを計ってマンダに守らせている間に壁を張ったり、放射で削ってマンダの攻撃圏内に入れるムーブが大切。

 

 

 


カプ・コケコ

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特性: エレキメーカー
持ち物: 電気Z
性格: 臆病
努力値: 108-×-12-180-52-156
実数値: 159-×-107-138-102-187
技: 10万ボルト/目覚めるパワー(氷)/瞑想/守る

 

 調整はEMOLGAMEのライジングさんの記事からもらいました。

【WCSレート 1875 最高1位到達】ガルーラウルガモス - EMOLGAME

 元々vgcルールでメガガルーラと組み合わせようと用意した個体で、配分変えるのが面倒だったのでそのまま流用。メガボーマンダにやや苦戦するパーティだったので、威嚇と光の壁で耐久を補佐できる、もしくは怒りの粉で守られることを考えると、耐久からcとsにもっと割くべきだったと後悔してます

 

 


カプ・レヒレ

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特性: ミストメーカー
持ち物: 拘り眼鏡
性格: 控えめ
努力値: 204-×-×-252-×-52
実数値: 171-×-135-161-150-112
技: 濁流/ムーンフォース/熱湯/凍える風

 

 アローラガラガラメガクチートツンデツンデを潰す枠。c特化レヒレの眼鏡濁流ダブルダメージを耐えるツンデツンデを確殺する熱湯。
 残りのスロットにはお試し感覚で凍える風を入れてみました。追い風が打てないときに蝶舞ガモスと対面しても、後続のマンダで潰しきれるようになるので悪くない感じ……かな(滅多に使わなかった
 ガモスと並べるとサナバレルのような強さがあり、あらゆる場面でとても強力。積み展開とは別の勝ち筋であり頼れる並びでした。

 

 

選出パターン

 

 

 主な投げ方を4つ挙げます。

 
・基本選出①
先発: f:id:ykhr7:20171227224934p:plain+f:id:ykhr7:20171227224944p:plain
控え: f:id:ykhr7:20171227224955p:plain+f:id:ykhr7:20171227225005p:plain
 
 マンダの威嚇とガモスの壁張りで耐久をさらに高めたり、ガモスで攻撃を吸い寄せながらマンダで積んで突破したり。裏のカグヤで詰める、コケコの攻撃範囲に抑え込めることができれば十分です。
 
・基本選出②
先発: f:id:ykhr7:20171227225103p:plain+f:id:ykhr7:20171227225113p:plain
控え: f:id:ykhr7:20171227225131p:plain+f:id:ykhr7:20171227225141p:plainorf:id:ykhr7:20171227225154p:plain
 
 猫騙し&追い風への対抗手段。敵からの猫騙しがどちらに向かおうとも、コケコの電気Zで追い風要員を倒すか互いに追い風を張るパターンにしかならないので、相手の一方的なアドバンテージにはならないはず。カミツルギの裏からガモスを出して攻撃を吸い寄せればコケコの瞑想を積む起点になります。
 
・基本選出③(対テテフグロスなど)
先発: f:id:ykhr7:20171227225217p:plain+f:id:ykhr7:20171227225325p:plain
控え: f:id:ykhr7:20171227225351p:plain+f:id:ykhr7:20171227225405p:plain
 
 ガモスレヒレで擬似サナバレル。レヒレの眼鏡濁流の試行回数をガモスで増やしてあげる並びです。
 
・基本選出④
先発: f:id:ykhr7:20171227230759p:plain+f:id:ykhr7:20171227230812p:plain
控え: f:id:ykhr7:20171227230824p:plain+f:id:ykhr7:20171227230836p:plain
 
・対コケコライチュウ
先発: f:id:ykhr7:20171227225418p:plain+f:id:ykhr7:20171227225510p:plain
控え: f:id:ykhr7:20171227225521p:plain+f:id:ykhr7:20171227225539p:plainorf:id:ykhr7:20171227225559p:plain
 
 レヒレを初手に投げてエレキフィールドを潰します。概ねRライチュウが専用Zを持っていて、浮いているメガボーマンダ方向に確定麻痺を撒きにくるのが分かる盤面なので、マンダをガモスに交換して受けます。ガモスはミストフィールドの影響で麻痺しないのが偉い。あとはレヒレで大きく削った相手の前にメガボーマンダ+ガモスを展開して竜舞からの地震を決めれば大丈夫。のはず
 
 

苦手な相手

 
・シードサンダー
ライコウによるコントロール
 
 初手から高火力を叩き出せるポケモンがコケコとレヒレの2匹だけであり、両者ともに攻撃が見事にいなされてしまいます。また他のメンツの攻撃も通り辛いうえ、積んだ火力も簡単に削がれてしまう。まさに文字通り盲点でした。シードサンダーは放置してもあまり問題はないですが、後ろ2匹に関してはその隣ごと潰せなくなるのでキツすぎます。
 
 

最後に

 
 
 実機を購入して初めてのダブルの大会でした。考察時間があまりにも足りなかったこと、他の方に相談ができなかったことが心残りです。それでも、瞬間最高1807まで行ったことは嬉しかったです!

f:id:ykhr7:20171227231735j:plain

(残っている画像はこれだけです)

 次は共に考察できる方を複数人探してから挑みたいと思います。

 
 また、このパーティを全国ダブル用に戻そうとすると、電気入りの雨パーティとライボルトコントロールが重たくなります
 
 最後まで読んでいただいて嬉しいです、ありがとうございました〜〜〜。大会お疲れ様です、次回も頑張りましょう!
 
 
 
 

【竜王戦】 最高1751の使用構築 / GSに向けて

 目次

 

 

 

初めに

 

まずは、皆さん竜王戦お疲れ様でした。某違反対戦シミュレータを主軸にし、練習や考察を重ねられていた熱心なプレーヤーがプリティプリマの時同様、多かったのではないかと思います。自分としてはTLを通じてこのような雰囲気が伝わってくるのは刺激的で良かったと思います。

 

なお、この記事もまた自己満足のために書いています。内容が気に障る方がいましたら閉じてください

 

 

※ここから私事が長いですので、構築詳細だけが気になる方は飛ばしてください。

 

 

参加理由

 

今回の大会に取り組もうと思った理由は3つあります。

 

➀ この竜王戦は自分の実機で初めて参加できる大会でした。ですから、シングルバトルの大会とは言え、少しでも実機の感覚を掴むために真面目に向き合うことは損ではないと判断しました。なおこれは1日前?の出来事。それまではガチで取り組む方にトスする気満々でした。色んな意味でごめんなさい🙇

 

➁ 2つ目の理由を述べる前に、第3回ポケモン竜王戦のルールを振り返ります。

・シングルバトル

・禁伝枠を一体まで採用可能

カロスマークポケモンも使用可能

 上で挙げたルールのうち、特に禁止伝説級のポケモンを使えるというのがとにかく興味深く、新たに登場したネクロズマの使用感を少しでも把握するのに役に立つ、と自分は考えました。 あるかどうか疑わしい段階ではありますが、もしwcs2019が7世代GSダブルになった時に備えるのが主な狙いです。

 また付け加えると、パッケージのポケモンに見向きもせず、準伝や一般ポケモンの厳選と育成だけに力を入れるのは良くないと思ったのも理由の1つです。

 

➂ 最後に参加賞が欲しかったから。あれ、今回も何かありましたよね……?無かったっけ?

 

 

使用構築

 

※シングルバトルをまともにやったことがないうえ、SDでは今回の大会に向けた練習を一切しておりません。そのため至らぬ点が多いと思いますが、ご理解よろしくお願いします。

 

https://twitter.com/LCQ_poke/status/936789331905093634

 

 殆どの方がもう取り組まないであろうルールなのでSD用のpastebinは用意しません、、、

 

 

個別紹介と採用理由

 

日食ネクロズマ

f:id:ykhr7:20171204224204p:plain@f:id:ykhr7:20171205093920p:plain
特性: プリズムアーマー
持ち物: ウルトラネクロZ
性格: 陽気
努力値: 172-84-×-×-×-252
実数値: 194-188-147-×-129-141

  

ウルトラネクロズマ

f:id:ykhr7:20171204224226p:plain
特性: ブレインフォース
実数値: 194-198-117-×-117-199

 

Necrozma-Dusk-Mane @ Ultranecrozium Z
Ability: Prism Armor
Level: 50
EVs: 172 HP / 84 Atk / 252 Spe
Jolly Nature
- Photon Geyser
- Sunsteel Strike
- Swords Dance
- Moonlight

 

f:id:ykhr7:20171205094217p:plainf:id:ykhr7:20171205094250p:plainネクロズマを知るために始めた大会なので、彼をベースにptを作成しました。

 調整先は友人から貰ったものなのであまりハッキリとは覚えていないのですが、確かゼルネアスが来た時に備えたものだったはずです(これぐらいしか……)。

 ネクロズマを前にした弱ったマンムーミミッキュは大抵、火力の乏しい先制技を使ってくるので、月の光を使って裏のポケモンに備える動きがよく決まりましたね。先制技をいなした後は大抵通常の攻撃で殴ってくるので、ウルトラバーストして上を取り返す動きが良いのではないかと。

 

 

メガボーマンダ 

f:id:ykhr7:20171204224240p:plain@f:id:ykhr7:20171205093955p:plain
特性: スカイスキン(威嚇)
持ち物: ボーマンダナイト
性格: 意地っ張り
努力値: 220-44-4-×-148-92
実数値: 198-188-151-×-129-152
技: 捨て身タックル/地震/龍の舞/羽休み

  

Salamence-Mega @ Salamencite
Ability: Aerilate
Level: 50
EVs: 220 HP / 44 Atk / 4 Def / 148 SpD / 92 Spe
Adamant Nature
- Double-Edge
- Earthquake
- Dragon Dance
- Roost

 

 日食ネクロズマが苦手なゲンシグラードンを強く見れる(はず)のHD竜舞羽休めメガボーマンダ。c特化テテフのムーンフォースまで耐えます。他にも採用理由はありましたが説明省きます、すみません。

 

 

ガブリアス

f:id:ykhr7:20171204224320p:plain@f:id:ykhr7:20171205094021p:plain
特性: 鮫肌
持ち物: 気合の襷
性格: 陽気
努力値: 4-252-×-×-×-252
実数値: 184-182-115-×-105-169
技: 地震/岩石封じ/ステルスロック/吠える

  

Garchomp @ Focus Sash
Ability: Rough Skin
Level: 50
EVs: 4 HP / 252 Atk / 252 Spe
Jolly Nature
- Earthquake
- Rock Tomb
- Stealth Rock
- Roar

 

 ネクロズマを選出できなかったときにミミッキュの皮を岩封で剥がしたり、ステロを撒いたりするガブリアス。起点にされないよう吠えるを持たせましたが、あまり出番は無かったです

 

 

ミミッキュ

f:id:ykhr7:20171204224333p:plain@f:id:ykhr7:20171205094044p:plain
特性: 化けの皮
持ち物: ミミッキュZ
性格: 陽気
努力値: 4-252-×-×-×-252
実数値: 131-142-100-×-125-162
技: じゃれつく/呪い/身代わり/痛み分け

  

Mimikyu @ Mimikium Z
Ability: Disguise
Level: 50
EVs: 4 HP / 252 Atk / 252 Spe
Jolly Nature
- Play Rough
- Curse
- Substitute
- Pain Split

 

 テッカグヤなどの手間取りそうな相手を嵌めるほか、ブラッキーなどの悪タイプを倒すための痛分け専用Z型のミミッキュ。シングルで強い強いと言われているポケモンなので気になっていたのもあり、採用しました。

 

ブラッキー

f:id:ykhr7:20171204224345p:plain@f:id:ykhr7:20171205094118p:plain
特性: シンクロ
性格: 腕白
努力値: 252-×-252-×-×-4
実数値: 202-×-178-×-150-86
技: イカサマ/欠伸/月の光/願い事

  

Umbreon @ Rocky Helmet
Ability: Synchronize
Level: 50
EVs: 252 HP / 252 Def / 4 Spe
Bold Nature
IVs: 0 Atk
- Foul Play
- Yawn
- Moonlight
- Wish

 

 ネクロズマが苦手とする悪タイプやメガゲンガールナアーラ、そして月食ネクロズマの攻撃を交わすための駒

 

 

ニドクイン

f:id:ykhr7:20171204224355p:plain@f:id:ykhr7:20171205094149p:plain
特性: 力づく
持ち物: 命の珠
性格: 控えめ

努力値: 252-×-×-252-4-×

実数値: 197-×-107-139-107-83
技: ヘドロウェーブ/大地の力/冷凍ビーム/大文字

  

Nidoqueen @ Life Orb
Ability: Sheer Force
Level: 50
EVs: 252 HP / 252 SpA / 4 SpD
Modest Nature
IVs: 0 Atk / 4 Spe
- Sludge Wave
- Earth Power
- Ice Beam
- Fire Blast

 

 最後にコケコやレボルトから大きい打点を受けずに対処できる、ナットレイテッカグヤなどの卑猥なメンツをミミッキュとは別ルートで葬ることができる、(やや流行っていたらしい)トリル下のゲンシグラードンを破壊できる、そして耐久値も(ある程度)期待できるニドクインを補完で入れました。

広い攻撃範囲を持つほか、他のメンツとの縦の補完が取りやすかったため、撃ち逃げするムーブが割と強かった気がしました(次使うとは言ってない)。

 

 

選出パターン

 

f:id:ykhr7:20171205110114p:plain+f:id:ykhr7:20171205110130p:plain+f:id:ykhr7:20171205110144p:plain

が基本選出です。上で述べた通りちょっとしたサイクル戦を仕掛けます。ですが、もちろんミミッキュより確実に遅くて嫌らしいキャラクターが投げられた時は積極的に嵌めてました。

 

f:id:ykhr7:20171205110203p:plain+f:id:ykhr7:20171205110259p:plain+f:id:ykhr7:20171205110323p:plain

コケコやレボルトを初手に迎えそうなパーティに対して投げます。こちらもまた上で述べた内容ですが、3体の補完が上手く取れているので割と戦いやすかった気がします。

 

 

…………あれ、f:id:ykhr7:20171205110339p:plainガブリアスは?ランドロスの方が良かったのかな()

 

 

 

GSダブルに向けて

 

日食ネクロズマを回し続けた感想をツラツラ述べたいと思います(以下敬語を外します)。

 

f:id:ykhr7:20171205110419p:plain日食ネクロズマ

エスパー・鋼/ 97-157-127-113-109-77

f:id:ykhr7:20171205110429p:plainウルトラネクロズマ

エスパー・ドラゴン/ 97-167-97-167-97-129

 

 ウルトラバーストにより、タイプがエスパー鋼の複合からエスパードラゴンの複合へと変わるのに伴い耐性がガラリと変わるので、相手にするとやや面倒かもしれない(主に電気、水、炎、氷、ドラゴン、フェアリー)。バーストを敢えてせずに、B方面の硬さと鋼の耐性の多さを生かした戦法を取ることも可能。また、s種族値の大幅な上昇(77→129)も目を引く。メガシンカと同等の仕様がなされるため、縛られてるという状況をウルトラバーストによってひっくり返せる、場合によっては縛り返せる点が強いのではないかと感じた。

 ただし、ウルトラバースト発動時に「天焦がす滅亡の光」とかいうク○ダサい専用Z技で瞬間火力を叩き出すことができないため、フォトンゲイザーの火力は数値上で見ると種族値上昇分の10しか変わらない(細かいダメージ計算をまだしていないため、この差がどこまで響くのかはしっかり把握できていないが、体感としては……)。割とここが欠点。あまり能力値が上昇しないうえ、タイプ一致とはいえ威力100の技ではやや火力が足りない気がする。バーストした瞬間、耐久値が下がる(日食では、Bが127→97。Dが109→97。HPは据え置きの97)ことを考えると、足りない火力のために貴重な耐久指数を切り捨てるのは……。縛られてる状態からバーストしたとしても、ネクロズマサイドが相手を縛り返せなければ制限されてる状況に切り替わるだけ。詰まる所自分の主張としては、バースト前後で耐性の関係が変わらない、つまり等倍で通り続ける(抜群から等倍に切り替わるものも含む)タイプや抜群で通り続けるタイプに対して安易にウルトラバーストのコマンドを選べないのではないだろうか(ウルトラネクロズマの特性をビーストブーストにしたらどうですか?)。しかしウルトラバーストの次のターンからはZフォトンゲイザーが使えるようにはなる。ここまで来るとリスクテイクの問題になる気もするが、その場その場の盤面によってこのポケモンの強みが変わると、プレーヤー間で意見が割れるかもしれない?ので、これ以上ここで言及することは避けたい。

 単純にここではアタッカーとしての性能を見てきたが、他の役割や動き方が新たに発見されるかもしれない(既に特殊型の日食ネクロズマがいるようだが自分はまだ触れていない)。このポケモンの今後に期待したい。

 

月食ネクロズマf:id:ykhr7:20171205111124p:plainはよく分からない()ダブルで使うなら通常のルナアーラの方が自分の肌に合いそう(でも月食ネクロズマにはトリル型があったな……)

 

 

 

最期に

 

 初めて参加した実機の大会。かつシングルの大会でしたが、このパーティで勝ちまくって最高レート1751(のち爆死)まで行けたので満足です。自分の大学仲間と2人で回したパーティでしたが、彼は最高176Xだそうです(本当かどうか定かではない)。

 

 何度もしつこいようですが、竜王戦お疲れ様でした〜

 

 

p.s.) どこかの界隈さんがダブルの考察窓に呼んでくれないかなぁ……

 

【WCS2017】アローラダブル版マンダグロス

はじめに

 

 久々のブログ更新となります、Lacquer/ラッカー(@LCQ_poke)です。

 JCSも終えてほとんどのダブル勢の方が全国ダブルへ移っていくなか、未だにVGCルールに潜り続けているという() 単純に張り合いがあって面白いルールだから潜り続けていました。

 さて本題の方に入っていきます。7月の中頃、考えていた新パーティを引っ提げて久々にshowdownに潜ってみたところ、23-3、21-2という思いのほか良い成績を残しつつ、1位に到達することができました!(それまでの期間中は叔父にポケモンを任せて自分は離れてた)

 今回はその構築を紹介してVGC2017を卒業したいと思います。

 

 

目次

 

 

 

成績と構築紹介

 

f:id:ykhr7:20170727162509j:plain

 

f:id:ykhr7:20170729220345p:plain

[showdownテキスト]https://pastebin.com/kHw0iiEX

 

 

作成経緯*1

 

 JCSの代表決定戦やいくつか海外の大会を見たり調べたりする中で、NBA()、GACTキュウカビ()が多い、そしてFAKE-PG()もやや多いと感じた。

 それらをメタる形でパーティを作成しようとしていたところ、ふとONOG時のセジュンの構築を思い出す。この「ONOG時のセジュンの構築」とは、弱点保険グロス+チョッキ地均しヌメルゴンの組み合わせが入ったもの。現環境にこれを投げるのは良いかもしれないと考えた。その理由は、NBA特有のややコントロール気味のパーティは展開が遅く、弱補ギミックを発動させるのに時間的な余裕が十分にあると考えたから。実際に回してみたところ、確かにうまく決まりやすい。しかし今度はヌメルゴンというポケモンが課題に。グロスヌメルゴンで投げた時にウインディと対面したとする。この時、グロスを守らせているうちにヌメルゴンで地均しを撃つのだが、相手のウインディもこの時に守っていると、次のターンからの展開が厳しくなってくる。つまりヌメルゴンだとウインディに対応し辛い。当初のパーティはNBAグロスヌメルゴンを組み込んだものだったため、対ウインディがさらに面倒に感じた。またヌメルゴン自体の性能も微妙で(自分の肌に合わないだけかもしれないが)、置物になりがちなため、余計にサイクルを回さなければならなくなる……。

 こういった過程を踏まえたほか、当初のパーティでやや重めなガブリアスにも強く出れる、そしてサイクル戦でも活躍できる地均し役を探してみると、ボーマンダに行き着いた。フライ○○は地均しがタイプ一致になるため断念

 また、ブルルを抜いてコケコを採用。その理由は、鈍足なポケモンに致命傷を与えるメガネエレキボールを欲したほか、上からの高い圧力で後に展開するグロスマンダの圏内に抑え込んでいくため。自分のTwitterアイコンであるにも関わらず、VGC2017であまり使ってあげられなかったことへの罪滅ぼしみたいな面もある

 

 

個別解説

 

 

カプ・コケコ 

f:id:ykhr7:20170729221151p:plainf:id:ykhr7:20170730141249p:plain

特性: エレキメーカー

努力値: c252, d4, s252

性格: 控えめ

実数値: 145-×-105-161-96-182

技: 10万ボルト/マジカルシャイン/エレキボール/ボルトチェンジ

 

Tapu Koko @ Choice Specs  
Ability: Electric Surge  
Level: 50  
EVs: 252 SpA / 4 SpD / 252 Spe  
Modest Nature  
IVs: 0 Atk  
- Thunderbolt  
- Dazzling Gleam  
- Electro Ball  
- Volt Switch  
 
 以前から述べているが拘り系のアイテムは好きではない。だがこのポケモンにはs種族値130とボルトチェンジがあるため、それを信じて今回採用した。エレキボールは上で書き記した通り、遅いポケモン(特にカビゴン)を粉砕するために欠かせない。残りのメンツでそれを倒せそうにない時、コケコを残しておいて最後に対面させて勝つ。しかし、技を打ち分けられる柔軟性やめざ炎が欲しいと思う場面も多かった。ダメージ計算をしっかり行っていれば、某日本チャンピオンのように臆病珠エレボコケコを採用できていたかもしれない。
 また、ウツロイドを呼んでくれるのは後述のグロスにとってありがたかった。

 

 

メタグロス 

f:id:ykhr7:20170729221357p:plain@f:id:ykhr7:20170730141633p:plain

特性: クリアボディ

努力値: h252,a100,b60,d4,s92

性格: 意地っ張り

実数値: 187-184-158-×-111-102

技: コメットパンチ/思念の頭突き/高速移動/守る

 

Metagross @ Weakness Policy  
Ability: Clear Body  
Level: 50  
EVs: 252 HP / 100 Atk / 60 Def / 4 SpD / 92 Spe  
Adamant Nature  
- Meteor Mash  
- Zen Headbutt  
- Agility  
- Protect  
 
 弱保グロスというと、AS特化でs-1状態の最速130族抜きを思い浮かべる人もいるだろうが、今回は耐久面での安定感も重視してHA基調。調整は、a-1状態のa182ガブの地震Z耐え、s+2状態で準速フェローチェ及び最速130族抜き。余りをaに回した。
 NBAやポリギガ相手に有利を取りやすい点が本当に素晴らしいと感じた。しかし、いかんせん技の命中率に悩まされることも多く、何もできずにあっけなく落とされていく姿には怒りを超えて何も感じなくなってきていた。それでもよく動いてくれたので感謝!

 

 

ボーマンダ 

f:id:ykhr7:20170729221236p:plain@f:id:ykhr7:20170730141702p:plain

特性: 威嚇

努力値: h132,b4,c84,d172,s116

性格: 控えめ

実数値: 187-139-101-155-122-135

技: 火炎放射/ハイドロポンプ/流星群/地均し

 

Salamence @ Assault Vest  
Ability: Intimidate  
Level: 50  
EVs: 132 HP / 4 Def / 84 SpA / 172 SpD / 116 Spe  
Modest Nature  
- Flamethrower  
- Hydro Pump  
- Draco Meteor  
- Bulldoze  
 
 対ウイン、ガブ兵器の地均し要員。性格が控えめであり、かつ味方のグロスに地均しを入れる役割も兼ねているにも関わらずa個体値を下げていない理由は、呼ぶウツロイドに少しでも大きい打点を期待したかったから(裏にコケコしかいない場合でもウツロイドを処理できるようにしたかった)。
 調整はHDベース。ブルル以外のカプから撃たれる様々な威力のフェアリー技やフィールド補正込みの技、アローラキュウコンの吹雪、珠ロイドのめざ氷を特に意識。sに関してはs-1状態の最速130族抜き、cに関してはコケコのメガネボルチェンと合わせて多くのカグヤを放射で葬れるように。そして流行り?のHD混乱実ウインディを、持ち物を発動させないまま、ドロポン2発で落とす。外さないドロポンは強かった。
 95-135-80-115-80-100という高水準な種族値、そして特性の威嚇のおかげで、チョッキを持たせて調整してあげると、耐久面でも火力面でも決して悪くない安定感が実現できた。

 

 

ガラガラ 

f:id:ykhr7:20170729221608p:plain@f:id:ykhr7:20170730141742p:plain

特性: 避雷針

努力値: h252,a4,d252

性格: 慎重

実数値: 167-101-130-×-145-65

技: フレアドライブ/シャドーボーン/滅びの歌/守る

 

Marowak-Alola @ Thick Club  
Ability: Lightning Rod  
Level: 50  
EVs: 252 HP / 4 Atk / 252 SpD  
Careful Nature  
- Flare Blitz  
- Shadow Bone  
- Perish Song  
- Protect  
 
 元々この枠はHD混乱実ウインディだったが、コケコが重すぎてガラガラに変更。HDに大きく努力値を振り分けて対テテフ性能を上げた。コケコと同時に選出することも多いが、ガラガラの避雷針のせいで、逆に味方のコケコが動き辛くなるときもあったため立ち回りは慎重に心がけていたはず。積み技で要塞化してくるカビゴントリトドン(jcsライブ大会の某参加者がよくsdで使っていて当たっていた)を考えて、滅びの歌を採用した。

 

 

ポリゴン2 

f:id:ykhr7:20170729221653p:plain@f:id:ykhr7:20170730141823p:plain

特性: ダウンロード

努力値: h252,a4,b4,c44,d212

性格: 冷静

実数値: 191-101-111-144-142-72

技: 恩返し/冷凍ビーム/トリックルーム/自己再生

 

Porygon2 @ Eviolite  
Ability: Download  
Level: 50  
EVs: 244 HP / 4 Atk / 4 Def / 44 SpA / 212 SpD  
Quiet Nature  
- Return  
- Ice Beam  
- Trick Room  
- Recover  
 
 パーティ全体でガブへの打点がやや薄い点、そしてs操作が地均ししかなかった点を踏まえてポリ2を採用した。ダウンロードでほぼaが上昇することは分かっているため、テテフに高い打点を持てる恩返しを採用。

 

 

オニシズクモ 

f:id:ykhr7:20170729221737p:plain@f:id:ykhr7:20170730141840p:plain

特性: 水泡

努力値: h252,a228,d28

性格: 意地っ張り

個体値: s個体値8

実数値: 175-130-112-×-156-51

 

Araquanid @ Waterium Z  
Ability: Water Bubble  
Level: 50  
EVs: 252 HP / 228 Atk / 28 SpD  
Adamant Nature  
IVs: 8 Spe  
- Liquidation  
- Bug Bite  
- Substitute  
- Protect  
 
 ポリ2を採用したことでトリル下でのエースが欲しくなった。そしてsdで増えまくっていた対バンバドロの駒も必要だったので採用。同じトリルエースとして名高いギガイアスに対して割りかし弱いのがオニシズクモだが、メタグロスがいるため活躍させやすい
 s個体値8の意味は、最遅でない無振りカビゴンに上から虫喰いを入れるため。GACTキュウカビの増加を受けて、トリル下のカビゴンより非トリル下でのカビゴンに当たることの方が多いと考え、やや速めに設定した。
 雨パに当たった時、コケコポリ2を投げているがポリ2方向に飛んでくるドロポンZ+塩水を後出しで受ける役割もある。
 身代わりはワイドガードと選択だが、後者の方が有用に思われる場面も多い
 
 
選出パターン

 

・基本選出
先発: f:id:ykhr7:20170730190235p:plain+f:id:ykhr7:20170730190245p:plain
裏: f:id:ykhr7:20170730190302p:plain+f:id:ykhr7:20170730190320p:plainorf:id:ykhr7:20170730190342p:plain
 
 
・対雨パ
先発: f:id:ykhr7:20170730190357p:plain+f:id:ykhr7:20170730190406p:plain
裏: f:id:ykhr7:20170730190418p:plain+f:id:ykhr7:20170730190432p:plainorf:id:ykhr7:20170730190444p:plain
 
 

 

最後に
 
ここまでお読みいただき本当にありがとうございました!!そしてポケモンTwitterに復帰できる日が楽しみです、皆さんまた会いましょう〜(^o^)/
 
 
〜追記〜
似たようなパーティ(Michael Lanzano)の対戦動画です
 
 
 
 

 

*1:長いので読み飛ばしていただいて構いません

【WCS 2017】 SD厨から見たvgc'17の環境変遷

 

 この記事を読んでくださっている皆様へ、JCSオンライン予選お疲れ様でした。今年のマスター部門の日程はなかなか手厳しいという声をよく聞きました。改めてお疲れ様です

 

 さて今回の記事はタイトルの通り、これまでのshowdownの環境変遷について僕が知っている範囲で書きおろすというもの。幾つか他者のptや並びを挙げていきますが、特に強かった上、その後流行ったものを主に挙げていきます。
 また、showdownは多くの海外プレーヤーも使用しています。そのため、海外の大会の影響を大きく受けて環境が変わっていくので、海外大会についても同様に触れます
 ただし、飽くまで僕個人の感覚に過ぎないですし、本当の時系列とはズレている所もあるかもしれないので、参考程度に願います。ご指摘等ありましたらTwitter(@LCQ_poke)へ

 

  

○最初期のスタンパ

f:id:ykhr7:20170510170002p:plainf:id:ykhr7:20170510170012p:plainf:id:ykhr7:20170510170021p:plainf:id:ykhr7:20170510170032p:plainf:id:ykhr7:20170510170043p:plainf:id:ykhr7:20170510170057p:plain

○上位の海外勢にて共有されていたpt

f:id:ykhr7:20170510170137p:plainf:id:ykhr7:20170510170145p:plainf:id:ykhr7:20170510170152p:plainf:id:ykhr7:20170510170159p:plainf:id:ykhr7:20170510170209p:plainf:id:ykhr7:20170510170223p:plain

○そまーる
・スカーフf:id:ykhr7:20170510170233p:plain+格闘Zf:id:ykhr7:20170510170241p:plain

○mdkがf:id:ykhr7:20170510170307p:plain遅延Zを主軸にしたptを使用。

 

○ロンドンインターナショナル大会
(2016.10.9〜10)
・Wolfe f:id:ykhr7:20170510170319p:plainf:id:ykhr7:20170510170327p:plainf:id:ykhr7:20170510170339p:plainf:id:ykhr7:20170510170404p:plainf:id:ykhr7:20170510170414p:plainf:id:ykhr7:20170510170427p:plain

・Sekiam f:id:ykhr7:20170510170436p:plainf:id:ykhr7:20170510170514p:plainf:id:ykhr7:20170510170525p:plainf:id:ykhr7:20170510170537p:plainf:id:ykhr7:20170510170546p:plainf:id:ykhr7:20170510170600p:plain

▶︎ベトベトンf:id:ykhr7:20170510170620p:plainギガイアスf:id:ykhr7:20170510170628p:plainが注目される

▶︎テッカグヤf:id:ykhr7:20170510170638p:plainウインディf:id:ykhr7:20170510170646p:plainトリトドンf:id:ykhr7:20170510170655p:plainの組み合わせの流行

▶︎高耐久のポリゴン2を倒すためにどくどくが多くのプレイヤーに採用される

 

○この頃、霰や晴れの天候パもSDレート上位に

 

○しょちゃん
スカーフポリZ構築(セジュンも後に使用)

f:id:ykhr7:20170510170713p:plainf:id:ykhr7:20170510170821p:plainf:id:ykhr7:20170510170841p:plainf:id:ykhr7:20170510170851p:plainf:id:ykhr7:20170510170906p:plainf:id:ykhr7:20170510170917p:plain

○Meが眼鏡レヒレ入りのptでSD1位に(12月中旬)

f:id:ykhr7:20170510171019p:plainf:id:ykhr7:20170510171031p:plainf:id:ykhr7:20170510171045p:plainf:id:ykhr7:20170510171059p:plainf:id:ykhr7:20170510171108p:plainf:id:ykhr7:20170510171117p:plain

▶︎眼鏡レヒレf:id:ykhr7:20170510171127p:plainが注目される、AFK(f:id:ykhr7:20170510171138p:plainf:id:ykhr7:20170510171150p:plainf:id:ykhr7:20170510171208p:plain)の先取り

 

 

サンノゼ大会(2016.12.18)
・Gavin  f:id:ykhr7:20170510171234p:plainf:id:ykhr7:20170510171244p:plainf:id:ykhr7:20170510171256p:plainf:id:ykhr7:20170510171307p:plainf:id:ykhr7:20170510171321p:plainf:id:ykhr7:20170510171335p:plain

・Human f:id:ykhr7:20170526130923p:plainf:id:ykhr7:20170526130935p:plainf:id:ykhr7:20170526130951p:plainf:id:ykhr7:20170526131038p:plainf:id:ykhr7:20170526131050p:plainf:id:ykhr7:20170526131102p:plain

・3位/9位の共有構築

f:id:ykhr7:20170526131632p:plainf:id:ykhr7:20170526131651p:plainf:id:ykhr7:20170526131703p:plainf:id:ykhr7:20170526131734p:plainf:id:ykhr7:20170526131751p:plainf:id:ykhr7:20170526131804p:plain

▶︎後のミミッキュf:id:ykhr7:20170510171344p:plainカビゴンf:id:ykhr7:20170510171352p:plainのブームに繋がっていく

▶︎瞑想レヒレ

 

 

○ダラス大会(2016.12.31〜2017.1.1)

・Nowak f:id:ykhr7:20170526132244p:plainf:id:ykhr7:20170526132300p:plainf:id:ykhr7:20170526132318p:plainf:id:ykhr7:20170526132332p:plainf:id:ykhr7:20170526132347p:plainf:id:ykhr7:20170526132359p:plain

▶︎クモバドロスイッチが登場

 

○年明け前、たくまるがバルジーナ(この時の持ち物は食べ残し)入りptを使用し1位に。SD初の1900超え。

f:id:ykhr7:20170510171601p:plainf:id:ykhr7:20170510171612p:plainf:id:ykhr7:20170510171720p:plainf:id:ykhr7:20170510171822p:plainf:id:ykhr7:20170510171907p:plainf:id:ykhr7:20170510171917p:plain

▶︎一気にバルジーナf:id:ykhr7:20170510171929p:plainが注目されるように

 

○Yoshiのシロデスナptが公開

f:id:ykhr7:20170510171940p:plainf:id:ykhr7:20170511000102p:plainf:id:ykhr7:20170511000118p:plainf:id:ykhr7:20170511000131p:plainf:id:ykhr7:20170511000141p:plainf:id:ykhr7:20170511000155p:plain

 

 

○年明け後、増えつつあった並びであるウツロイドマッシブーン入りのptが1位に

f:id:ykhr7:20170511000229p:plainf:id:ykhr7:20170511000257p:plainf:id:ykhr7:20170511000418p:plainf:id:ykhr7:20170511000433p:plainf:id:ykhr7:20170511000444p:plainf:id:ykhr7:20170511000456p:plain

 

○1月頃からSDにて徐々に、次のpt及びシード追い風フワライドf:id:ykhr7:20170511000510p:plainが増え始める

f:id:ykhr7:20170526130142p:plainf:id:ykhr7:20170526130157p:plainf:id:ykhr7:20170526130211p:plainf:id:ykhr7:20170526130338p:plainf:id:ykhr7:20170526130350p:plainf:id:ykhr7:20170526130401p:plain

 

 

ジョージア大会(2017.1.14〜15)
・Paul f:id:ykhr7:20170511000825p:plainf:id:ykhr7:20170511000834p:plainf:id:ykhr7:20170511000850p:plainf:id:ykhr7:20170511000942p:plainf:id:ykhr7:20170511001002p:plainf:id:ykhr7:20170511001019p:plain

▶︎フェアリーZコケコの増加

 

メルボルン大会

・EmbC  f:id:ykhr7:20170526133432p:plainf:id:ykhr7:20170526133446p:plainf:id:ykhr7:20170526133500p:plainf:id:ykhr7:20170526133518p:plainf:id:ykhr7:20170526133532p:plainf:id:ykhr7:20170526133554p:plain

 

 

○DJがそれまでのptから所謂DJパに切り替えて試運転を開始。最高SDレート1995

f:id:ykhr7:20170511001038p:plainf:id:ykhr7:20170511001119p:plainf:id:ykhr7:20170511001130p:plainf:id:ykhr7:20170511001141p:plainf:id:ykhr7:20170511001658p:plainf:id:ykhr7:20170511001710p:plain

▶︎今ルールにおけるスタンパの一角

 

○マッスル(SDレート1985)と勝海(SDレート1968?)がカプエルフを使用

f:id:ykhr7:20170511001827p:plainf:id:ykhr7:20170511001839p:plainf:id:ykhr7:20170511001903p:plainf:id:ykhr7:20170511001914p:plainf:id:ykhr7:20170511001924p:plainf:id:ykhr7:20170511001934p:plain

▶︎ノーマルZエルフーンの増加

 

○夕立がスタンパで1位に。初のSDレート2000超え(2005)。

f:id:ykhr7:20170511002117p:plainf:id:ykhr7:20170511002127p:plainf:id:ykhr7:20170511002142p:plainf:id:ykhr7:20170511002153p:plainf:id:ykhr7:20170511002205p:plain

 

 

○しょちゃんがミロガラワルカグヤの試運転を開始する(2月の初頭頃?もっと前か)

f:id:ykhr7:20170511002409p:plainf:id:ykhr7:20170511002421p:plainf:id:ykhr7:20170511002434p:plainf:id:ykhr7:20170511002444p:plainf:id:ykhr7:20170511002746p:plain

 

アナハイム大会(2017.2.19)

・Mudhiman f:id:ykhr7:20170511002908p:plainf:id:ykhr7:20170511002941p:plainf:id:ykhr7:20170511002956p:plainf:id:ykhr7:20170511003007p:plainf:id:ykhr7:20170511003020p:plainf:id:ykhr7:20170511003032p:plain

 

○The One Nation of Gamers Pokémon Invitational (2017.2.27) 通称;ONOG
ビエラ f:id:ykhr7:20170511003106p:plainf:id:ykhr7:20170511003120p:plainf:id:ykhr7:20170511003131p:plainf:id:ykhr7:20170511003143p:plainf:id:ykhr7:20170511003154p:plainf:id:ykhr7:20170511003206p:plain

▶︎優勝したことでフワライドf:id:ykhr7:20170511003217p:plainが一気にブームに。と同時にHBテテフf:id:ykhr7:20170511003230p:plainの増加

 

 

○シェフィールド大会(2017.3.4〜5)

 ・優勝者/準優勝者の共有pt

f:id:ykhr7:20170511003330p:plainf:id:ykhr7:20170511003341p:plainf:id:ykhr7:20170511003355p:plainf:id:ykhr7:20170511003408p:plainf:id:ykhr7:20170511003420p:plainf:id:ykhr7:20170511003431p:plain

 

○コリンズビル大会(2017.3.4〜5)

・Lexicon f:id:ykhr7:20170526140255p:plainf:id:ykhr7:20170526140326p:plainf:id:ykhr7:20170526140347p:plainf:id:ykhr7:20170526140402p:plainf:id:ykhr7:20170526140416p:plainf:id:ykhr7:20170526140428p:plain

・Tommy Cooleen

 f:id:ykhr7:20170526141437p:plainf:id:ykhr7:20170526141452p:plainf:id:ykhr7:20170526141513p:plainf:id:ykhr7:20170526141530p:plainf:id:ykhr7:20170526141550p:plainf:id:ykhr7:20170526141606p:plain

▶︎雨+マッシブーンウインディやガブを牽制しつつ、ベトンで詰ませていく形。記事が公開された他、使いやすいこともあり使用するプレイヤーは多かった

 

オセアニア大会

・Zoe Loe f:id:ykhr7:20170526140626p:plainf:id:ykhr7:20170526140650p:plainf:id:ykhr7:20170526140724p:plainf:id:ykhr7:20170526140743p:plainf:id:ykhr7:20170526140832p:plainf:id:ykhr7:20170526140908p:plain

▶︎トリル・雨に襷コケコで対応しようとした形のpt、こちらの方が多く使われているのでは

・Wolfe f:id:ykhr7:20170526143543p:plainf:id:ykhr7:20170526143601p:plainf:id:ykhr7:20170526143617p:plainf:id:ykhr7:20170526143633p:plainf:id:ykhr7:20170526143644p:plainf:id:ykhr7:20170526143656p:plain

ビエラの使用した、蓄える腹太鼓カビゴンが注目される

 

f:id:ykhr7:20170511003510p:plain+f:id:ykhr7:20170511003528p:plain・HB蛍火f:id:ykhr7:20170511003542p:plain・殻を破るf:id:ykhr7:20170511003630p:plainなどの組み合わせが増えてくる

 

 

 

【WCS2017】SD最高レート1952 Tailwind & Trick Room

はじめに

皆さんこんにちは、ラッカーです。

相変わらず自分はshowdownしか遊べない身ですが、実機で構築を組む上でも参考になるかもしれないと思い投稿に至りました。

今回は、Showdownにて最高1952を取れた構築を紹介します。型と動きがある程度知られるようになり、それ前提の動きを取られる事が増えてきたこと、新しい構築に手をつけてみたいこと、またウツロイド+マッシブーンの構築記事を自分も出してみたかったこと、この3つも記事を書こうとした理由です。


SDレート1921時のもの(誤って最高レートの証拠画像を削除してしまいました
f:id:ykhr7:20170220182243j:plain


どこのレート帯から使い始めたかは覚えていませんが、このロムで使い始めてから50戦潜った時点では38勝12敗と、そこそこ良い感じ?の勝率でした。



目次


構築紹介と作成経緯


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【SDテキスト】

https://pastebin.com/UPgRQ5xY


環境に追い風要員が蔓延り、相手の使用する追い風に不利を取らないようこちらも追い風をする…。こういった動きはあまり面白みが無いです。
そこで今回の構築では、追い風とトリックルームを同時採用することでこの課題の解決に挑みました。ベースとなる考えです。スイッチトリルではありません。

追い風要員はウォーグル。物理偏重の本構築には特性の負けん気が必要だったことに加え、最も使い慣れています。トリックルーム始動要員はウツロイド。独自の攻撃範囲が強い。またトリル起動が少しバレ辛い点も評価しています。

何が1番やりたかったかというと、相手のパーティに合わせて2つのs操作を使い分け常に相手の上を取って殴る、ということ。


個別解説



ウツロイド


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気合いの襷
ビーストブースト
控えめ
195-×-68-192-152-148
84-×-4-220-4-196 (努力値)
ヘドロ爆弾
パワージェム
トリックルーム
守る

H-B-D: 陽気a252プテラのフリーフォール+Zテクスチャー後の臆病c252ポリゴンZの適応力10万ボルトを確定耐え
C: 145-135テテフをヘドロ爆弾で確定1発
S: 準速95族抜き

s103という絶妙な素早さを少し犠牲にし、トリックルーム下でも追い風下でもそこそこ動きやすくしました。ウォーグルと並べてトリックルームを起動する機会が多いです。



ウインディ


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突撃チョッキ
威嚇
意地っ張り
181-171-101-×-102-136
124-204-4-×-12-164 (努力値)
フレアドライブ
ワイルドボルト
神速
地均し

威嚇枠そして炎枠。
調整はエモルガムから拝借しました。追い風とトリルが共に展開し辛い時、地均しが勝ち筋に直結したこともあったので非常に強い技だと感じました。
チョッキ持ちですが、テテフのフィールド有Zサイキネは耐えられないのがネックです。
またカグヤへの後出しが安定しており、カグヤ入りには丁寧に扱います。


マッシブーン


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白いハーブ
ビーストブースト
意地っ張り
209-196-160-×-83-107
212-156-4-×-76-60 (努力値)
馬鹿力
冷凍パンチ
毒突き
守る

H-D: C147珠コケコの拡散マジカルシャインとフィールド補正込み10万ボルトを各々確定耐え

見た目は論外ですが(愛好家の皆さんには謝罪します)性能の良さから採用。実数値には完全に惚れました。

前回の構築記事にも書いた通り、スカガブの巻き込み地震ウォーグル以外に安定して受けられる駒で、その地震と馬鹿力を合わせてガブがポリゴン2にレイビを撃たれる、あるいはトリルを張られる前に倒します。
負けん気持ちのウォーグルがいるとはいえ、非常に威嚇枠を呼ぶのと、馬鹿力によるディスアド、そして他のポケモンにZクリスタルを渡してることから持ち物は、海外勢の方からアドバイスを受けた結果、白いハーブ。これもまた使いやすい道具でした。



ガブリアス

f:id:ykhr7:20180907111353g:plain
拘りスカーフ
鮫肌
陽気
185-180-116-×-106-169
12-236-4-×-4-252 (努力値)
地震
岩雪崩
炎の牙
毒突き

H-D: C179ウツロイドの目覚めるパワー氷を確定耐え

最速スカーフガブリアスですが、やはり強かったです。
ウォーグルが呼ぶコケコを上から倒します。
終盤のお掃除にも、序盤の削りにもok



ウォーグル

20180907141900
飛行Z
負けん気
陽気
179-166-96-×-101-145
28-180-4-×-44-252 (努力値)
ブレイブバード
恩返し
追い風
守る

H-D: C200テテフのフィールド補正込みサイコキネシス確定耐え

負けん気鳥。威嚇や濁流の追加効果、捨て台詞等に強い特性です。
前述のガブと先発に出した際に眼鏡レヒレと対面した場合、地震とzブレバを重ねてレヒレを飛ばします。



ギガイアス

f:id:ykhr7:20180907111636g:plain
岩Z
砂起こし
勇敢
191-205-150-×-102-27
244-252-×-×-12-× (努力値)
0 Spe (個体値)
ストーンエッジ
岩雪崩
地震
守る

トリル下になった際、トゲデマルジバコイルが来ると滅茶苦茶重くなり、処理速度が下がるので地震を採用してます。
コンセプト上、ウォーグルと同時選出することが多いのですが、Z技は相手のパーティを見てウォーグルで使うかギガイアスで使うか判断します。



選出と立ち回り


① v.s.
・トリル追い風要員無しのスタンパ

先発 f:id:ykhr7:20170311141214p:plain+f:id:ykhr7:20170311141221p:plain
f:id:ykhr7:20170311141246p:plainf:id:ykhr7:20170311141257p:plainf:id:ykhr7:20170311141308p:plainから選択

基本的な動き。地震で雑に削りながら追い風展開。カグヤが出てきたらウインディに、ガブが出てきたらマッシブーンに、ムーンフォースが飛んできそうならウインディウツロイドに、といった感じでサイクルを回します。追い風ターンを有効的に利用することばかり意識する必要はないです、上手く張れたらokくらいの心持ちで

② v.s.
バルジーナ等の追い風要員入りスタンパ
ゴルダック+ペリッパー
・Rキュウコン入りスタンパ
オドリドリ+フェローチェ
ハリテヤマ+トリル指導要員

先発 f:id:ykhr7:20170311141333p:plain+f:id:ykhr7:20170311141342p:plain
f:id:ykhr7:20170311141351p:plain+f:id:ykhr7:20170311141403p:plainorf:id:ykhr7:20170311141412p:plain

ウツロイドが守っているうちにウォーグルで追い風を張る様に見せかけて、実はウォーグルが守っているうちにウツロイドトリックルームを張ります。
ウォーグルウツロイドが共に追い風を使って上から殴るのにかなり適しているポケモンであるため、相手はこちらが追い風展開すると思い込んで追い風を選択したり、追い風要員のウォーグルに集中をかけるかz技を撃ってきたりします。その結果、少ない被害に抑えられる他、中速(というよりかなり速い)トリパにも関わらずトリル下では相手の上を取れることが多いです。

相手の追い風に合わせてトリックルームを張れると美味しいです(これがこの構築における最も強いところであり、ちょっとしたギミック)

また、ハリテヤマ猫騙し+トリル展開に対しては、ウォーグルハリテヤマを倒してギガイアスを通しやすくするか、ウツロイドトリックルームを返して猫騙しによるアドを無くします。



③ v.s.
コータス+ドレディア
・Rライチュウ+コケコ
・霰パ(Rサンドパン+α)
・ノーマルZエルフーン

先発 f:id:ykhr7:20170311141423p:plain+f:id:ykhr7:20170311141431p:plain
f:id:ykhr7:20170311141439p:plain+f:id:ykhr7:20170311141450p:plainorf:id:ykhr7:20170311141458p:plain

晴れパに対しては、どちらが眠らされても良いのでドレディアの処理を優先。トリル展開されそうな時はこちらもそれを使って展開を阻止します。

エレキパを相手取る時は、コケコがウツロイドに弱いことと、Rライチュウウツロイドに大きい打点を持っていることが多いことから、ウツロイドのヘイトは大きいです。そこでウツロイドは守り、ウインディで地均しをします。
残り2つへの立ち回りの解説は、残りのメンツによって変わってくるので、ここでは省きます


➃ v.s.
ポリゴン2

先発 f:id:ykhr7:20170311141510p:plain+f:id:ykhr7:20170311141517p:plain
f:id:ykhr7:20170311142019p:plain+f:id:ykhr7:20170311142034p:plainorf:id:ykhr7:20170311142042p:plain

個別解説で述べた通りポリゴン2に集中をかけますが、ポリゴン2ウインディに下げられ、珠コケコでマジカルシャインを撃たれると崩壊します。相手のプレイング依存になってしまうため、安定はしていません。万が一トリル展開された場合はウツロイドで張り返しましょう


苦手な相手

バンバドロf:id:ykhr7:20170311153328p:plain

基本的に無理です。マッシブーンのビーストブーストと冷凍パンチがカギになるかもしれません()


・耐久メガネテテf:id:ykhr7:20170311153345p:plain

※スカーフテテフも少し厳しいですが、そちらは立ち回り次第で処理可能です。


・壁張りコケコf:id:ykhr7:20170311153439p:plain+積みポケモンf:id:ykhr7:20170311153450p:plainf:id:ykhr7:20170311153459p:plain

ビーストブーストを重ねて対応しようとしても限界があります。対面で上から処理するのに特化したこの構築ではかなり厳しい相手です、時間稼ぎやこちらも積むといったことができないので……


・Yoshiのシロデスナf:id:ykhr7:20170311172744p:plain パーティや遅延Z f:id:ykhr7:20170311172752p:plain

ここらもかなり厳しいです。

この構築の欠陥点について


実はこの構築、気付かれた方もいるとは思うのですが、鋼タイプとカプ神が一体も入っていません。つまり、フィールド補正の影響で火力が増大するカプ(特にテテフ)が少し辛いです……

もしこの構築をアレンジして使いたいという方がいるようであれば、鋼かカプを入れてみることを勧めます。少なくとも相手のテテフへの牽制にはなってくれるはずです。


最後まで読んでくださったこと感謝します!ありがとうございました。

【WCS2017】 SD環境考察②

 

この記事の概要

 

 こんにちは、Lacquerです。

  

 まだ未完成の記事です、いずれ更新します。

 質問等はTwitter(@LCQ_poke)かコメント欄の方にお願いします。

 

 ちなみに2017年2月のshowdown.vgc2017のポケモン使用率のランキング表等はこちら➡︎

 

 

 

 

目次

 

 

考察

 

シード軽業フワライドf:id:ykhr7:20170217103132p:plain f:id:ykhr7:20170217103156p:plainf:id:ykhr7:20170217103206p:plain

 
 特性の軽業はシードと絡めると初手から即座に発動するため、高い素早さとなかなかの耐久が実現可能となったポケモン。ポケバンク解禁により、卵技である追い風の遺伝経路が確保されたことに気付いた一部の海外勢の中で考察が進んだ、とのこと。
 補助技が多彩で挙げていくと、
追い風、鬼火、金縛り、威張る、天候変化技、小さくなる、瞑想、蓄える、バトンタッチ、道連れ、黒い霧、置き土産、催眠術(一応…)
といった感じ。とにかくできることが多く、人によって覚えさせている補助技にある程度違いが出てくるため、相手にしていると少し面倒に感じるかもしれない。補助技ではないが、泥棒(シードと相性が良い)や大爆発の自主退場といったことも可能。
 またゴーストタイプ故に、肝っ玉ガルーラでなければ猫騙しに妨害されることなく追い風の張れる、浮いているポケモン(オドリ…)でもある。
 メインウェポンとして採用されるのは主に、シードと相性の良いアクロバット、またはシャドーボール
 持ち物のシードは基本サイコシードかミストシードであり、テテフやレヒレとの組み合わせがメジャー(レヒレと合わせるとその特性ミストメーカーにより、鬼火が通らなくなる代わりに味方に威張るを打ちやすくなる)。
 
 showdownにて、海外のレート上位勢数人に共有されて今流行っている?追い風フワライドの調整は、本人からの依頼により、明言はできない(とはいえ調整が明記されたページは存在する)ものの、調整先はある程度明らかにして良いそうなので(それ調整バレるよね…w)、ここに書き記すと、
・軽業発動で最速フェローチェ抜き
・控えめc特化テテフのフィールド補正有サイキネがシード込みで低乱数2発(6.6%)
・陽気a特化カミツルギのスマートホーンが低乱数2発(6.6%)、上から鬼火を撒けば火傷込みで低乱数4発(ほぼ5発か?)。
・控えめc特化眼鏡レヒレのダブルダメ濁流がシード込みで確定4発
・臆病c特化珠コケコのフィールド補正有10万ボルトがシード込みで確定2発
・臆病c特化コケコのフィールド補正無しZ10万ボルトがシード込みで確定2発
・火傷込みの勇敢a特化ギガイアスのダブルダメ岩雪崩が確定3発
・火傷込みの陽気a特化ガブリアスのダブルダメ岩雪崩が確定5発
といった感じ。
 感想としては、思いの外硬い。耐久面ではバルジーナに少し近い印象を受けた。
 
  この度、上の調整を考えた張本人である、KouteshとMr.GX、2人の許可を頂いたので、努力値と実数値を公開、そしてKouteshの記事のリンクを貼らせてもらいます!!よろしければ参考にどうぞ〜
 
 努力値  : 12-*-236-12-236-12 
 性格  : 臆病
 実数値  : 227-*-94-112-104(156)-112(224) 
 
 
 
 
 

シロデスナf:id:ykhr7:20170217103032p:plain

  f:id:ykhr7:20170217081836j:plain

 
 Yoshiが使い、その直後にその全容が公開された

(Yoshi's Sandcastle in the Sand - Pastebin.com)

ことで一時期流行った構築。ドーブルシロデスナの構築記事自体は日本の方が既に出されていたが、Yoshiのこれはさらに工夫がなされている。
 ドーブル+ポリゴンZ猫騙しorこの指とまれ+トリックルームの展開、ドーブルの水手裏剣+弱点保険水固めシロデスナ、自己暗示羽休めカプ・コケコ、砂起こしギガイアスと砂集めシロデスナ、この4つが最大のギミックか。ギガイアステッカグヤは補完
 ドーブルの役割が多いためか、上手く使いこなせないとドーブルが先に倒され、シロデスナを選出しておきながらもギミックが活かせないといったことも多い。使用者はドーブルをサポートに回してトリックルームを張るべきか、それともすぐさまポリゴンZシロデスナに引いて水手裏剣を打つべきかを盤面から判断することを初手で迫られる。このため、トリックルームを張られた後の2ターン目にハリテヤマなどの格闘技で上からポリゴンZを倒そう等と考えると、シロデスナに引かれて…。
 1番手っ取り早く簡単な対策は黒い霧か吠える(吠えるは攻撃の被弾を考えるとリスクが大きいか)だと思う。これらの技がなくてもウインディの神速でドーブルを優先的に処理したり、挑発をシロデスナに放ったり、積まれる(シロデスナには技:ど忘れがある)前に高火力の特殊技で押し切ったりすることも可能。なお、サイコフィールド下でも味方への先制技は通るため、テテフの特性サイコメーカーは水手裏剣の対策にはならない。
 まれに存在する偽装、Zテクスチャー型のポリゴンZも確認。恐ろしい…
 
 
 
 

ミミッキュf:id:ykhr7:20170301170308p:plain

 
  シングルで猛威を振るっているらしいミミッキュだが、ダブルでもそのポテンシャルは高いと思われる。
 Anaheim Regionals や Korean League にてそれぞれの優勝者だけでなく、複数のミミッキュ使用者が上位にランクインしたためか、SDでも見かけることが増えてきた。特にカビゴンとの組み合わせで使用されていることが主流か。
 固有の特性である化けの皮により、大抵、1回の行動保証が襷無しで確保されている点が非常に厄介で、そのせいもあってか、技や持ち物のカスタマイズ性能も高い。つまり型が多く面倒。ただし、素の火力自体は低い。
 
 ミミッキュ単体の考察をする予定だったが、構築あってのミミッキュという点が否めないため、特に知っておいて欲しいミミッキュ入りの構築を一つ挙げて終えたいと思う。
 
 

・Gavin Michaels(※アナハイム地区予選優勝者)のパーティ

 f:id:ykhr7:20170301170151p:plainf:id:ykhr7:20170301170203p:plainf:id:ykhr7:20170301170220p:plainf:id:ykhr7:20170301170231p:plainf:id:ykhr7:20170301170239p:plainf:id:ykhr7:20170301170248p:plain
 
 一目見て分かると思うが、ガチガチのトリパ。しかし今回のミミッキュはこのパーティの中で唯一の最速型である。
 カプがいない他、ポリゴン2ジバコイルカビゴンが入っているために、構築単位で非常に重い格闘タイプへの牽制(なお、じゃれつくは覚えていない模様)の他、別の重要な役割がある。それはゴーストZをシャドークローと道連れで使い分け、スカーフ持ちでないテテフを上から(s種族値が96であり、これはテテフのs種族値95+1にあたる)一撃で倒す、または攻撃を引き寄せつつ一々交換を成立させること。その成功率を上げるため、最速にしているのではないかと思われる。これだけのガチガチなトリパのように見せかけることで、集中を誘ったり挑発を呼んだりするので、ゴーストZが上手く噛み合いやすい。仮想敵のテテフを取り上げた理由だが、この構築には高耐久であるポリゴン2猫騙し持ちかつ格闘タイプのハリテヤマ・鈍いで積んでくるカビゴンの3体が存在するため、高火力の特殊技が叩き出せるテテフを先発に呼びやすいから。
 もちろん、トリックルームを自ら起動することも可能。先程述べた道連れの効果は、次のターンにミミッキュ自身が動くまで持続する(※Z技化した時の追加効果はもちろん消える)ので、道連れの次のターンにトリルを選択することで、トリルを張らせるか道連れを成功させるかの択に持ち込める(このタイミングで挑発打たれたら諦めw)。
 
 
 
 

トゲデマルf:id:ykhr7:20170404085504p:plain


 グロリア本戦の準優勝者を含めた数人や、コリンズビル地区大会の優勝者、またONOGにてaDriveが使用していたポケモン。特にグロリア後のECS大会での使用率ランキングを見ると、いかに実機でも流行っているのかが分かる。
 特性は避雷針、覚えられる技は猫騙しやアンコール、ほっぺすりすり(これはあまり見ない)とサポート性能が高い。また、補正無しA252振りトゲデマルの専用技びりびりちくちくはHP252振りカプ・レヒレを確定2発にできるため、サポート以外の仕事も一応こなせる。だが、特筆すべきはその素早さ種族値であり、96。これはアローラダブル環境では1つのSラインとされる95(ウインディカプ・テテフ)の+1であり、アンコールによって行動に制限をかけられる相手の範囲がかなり広い。
 
 今現在、最も頻繁に使われているであろう構築はグロリア準優勝者であるDJさんのもの

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だが、トゲデマルに着目して考えてみる。
 特性の避雷針により、AFK(ウインディ、レヒレカミツルギの英名の頭文字より)では処理に手間取るカプ・コケコの単体電気技を吸いながら、レヒレを盤面に置くことが可能。また持ち物の風船により、地面技の一貫を打ち消すことも兼ねている。トゲデマル猫騙しとアンコールによる盤面操作に加え、AFKの攻撃範囲と受け回し性能の高さが相まって、トゲデマル+AFKの並びで多くのパーティに対して融通が効くようになっている。
 
 
 
 

ギャラドスf:id:ykhr7:20170404095045p:plain


 環境初期に流行ったポケモンだが、AFKの流行に伴って一時期、個体数が減ってしまっていた。レヒレカミツルギに対して水技の通りが悪い他、単純な相性では勝るウインディにもワイルドボルトが採用されており返り討ちに遭うことが多いためである。しかし、ここ最近再び数が増えてきており、ギャラドス入りの記事も見られるようになってきた。
 その理由だが、環境トップの一角であるガブリアスの存在と大きく関係していると思われる。スカーフや地面Zガブリアスに対し、ギャラドスは浮いている、かつその特性威嚇により非常に後出しが安定するポケモン。また、ガブリアス引きのタイミングで龍の舞を積んでから放つ水Zや氷の牙、地震といった攻撃技は相手の後続にかなりの圧力をかける。
 最もメジャーな持ち物は上で述べた通り水Zだが、ONOG時のビエラさんと同じく場持ちを良くするオボンの実も見られる。技構成的に達人の帯だと思われる個体も存在した。本当に稀に飛行Zもいるが、これは前述した水技の通りの悪さを考慮したもので、ベースとなる技は飛び跳ねる
 
 
 
 

ウツロイド+マッシブーンf:id:ykhr7:20170404101755p:plainf:id:ykhr7:20170404101803p:plain

 
 UB2体の組み合わせ。取り巻きとしてはテテフライドやウインディカビゴン辺りが入ってくる。このことからも分かるが、ウツロイドマッシブーンに炎枠とs操作を加えてあげれば、かなり多くの相手に対応できるようになる
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 横に並んだ時の攻撃範囲の広さと、縦に並んだ時の相性補完の良さからshowdownでは頻繁に見られた組み合わせ。具体的に述べると、岩・毒・氷・格闘の攻撃範囲は環境トップの殆どに突き刺さり(追い風後の猛攻は凄まじい…)、下手に交換をするとウツロイドトリックルームを張られる可能性まで出てくるのが厄介。2体とも特性がビーストブーストであるために、相手を倒すと火力が上昇し一気に突破される危険がある。またウツロイドは特殊耐久指数が、マッシブーンは物理耐久指数がそれぞれ極端に高いため、2体に対して安定して叩き込める技はそう多くない。
 持ち物はウツロイドが襷か珠であることが多く、マッシブーンは格闘Zがメジャー。格闘Zは馬鹿力のディスアドバンテージを完全に無視できるため非常にマッチしている。
 苦手な相手としてはチョッキウインディが挙げられる
 
 
 
 

Rペルシアンf:id:ykhr7:20170404105907p:plain

 
 豊富な補助技と猫騙しやバークアウト等によるサポート性能の高さと、特性ファーコートによりかなり高い物理耐久が特徴のポケモン。補助技の中でも特に注目すべきは捨てゼリフであり、s種族値115と見事に噛み合う。捨てゼリフを撃った時の交換で、後ろから威嚇持ちのポケモンを投げると相手の攻撃を2段階下げることも可能。この猫騙しや捨てゼリフといった盤面操作により、カビゴンやレヒレ等の積み技を軸とするポケモンは非常に動きやすくなる。また、自身の打点をタイプ一致で放てるイカサマで十分に補えるのも高評価。
 持ち物としては、捨てゼリフに使う悪Z(交換先のポケモンの体力を回復する)や、半回復系木の実、またロゼルの実が主流となっている
 



耐久振りデンジュモクf:id:ykhr7:20170406233205p:plain


 デンジュモクというとスカーフを巻いて襲撃してくるイメージがあるかもしれないが、ここで紹介するのはHB特化の型。
 特に、showdownで最近見かけるのはシュカの実を持たせた耐久デンジュモク。実数値で189-117(努力値だと244-204)デンジュモクはシュカ込みで、なんとa182ガブの地震Zまで威嚇無しで確定耐えという硬さ。
 この型における特有の技は蛍火。足りない火力を蛍火とビーストブーストで簡単に一気に補うことができる。メインウェポンの10万ボルトに加えて、サブウェポンとしてはマジカルシャインか目覚めるパワー氷辺りか。
 またデンジュモクのs種族値は83である。これは無振りだと103で最遅だと79となるため、追い風はもちろん、トリックルームにも比較的合わせることもできる数値。s操作との相性が良いことが伺える。
 
 
 

【WCS2017】 SD環境考察①

 

 

この記事の概要

 

 こんにちは、Lacquerです。

 

 1月26日現在(実機でいうシーズン2初期にあたる)にて、
showdownのvgc2017におけるメジャー、環境の中心にいる、または個人的に強いと感じた並びやポケモンを挙げていく。
 ※飽くまでshowdownにおけるものなので、実機とは異なる点も多いかもしれません。ご了承ください
 

 ご指摘やご意見等がある場合はコメント欄、またはTwitter(@LCQ_pkmn)の方にお願いします。

 
 なお、紹介の順序に特別な意味はありません
 
 最大の狙いは、ここで情報を整理してからメタを貼った構築を新たに作製すること
(今からshowdownでパーティを試運転したいが環境が分からない…という方向けにもいいかも、という記事です)
 
 ちなみに2017年1月のshowdown.vgc2017のポケモン使用率のランキング表がこちら➡︎Twitter
 
 
目次
 
  ※かなりの長文となっております、気になる所を拾ってお読みください
 
 
考察

 

その1 レヒレウインツルギf:id:ykhr7:20170121000923p:plainf:id:ykhr7:20170121000939p:plainf:id:ykhr7:20170121000951p:plain

 

 アローラダブルにおける草炎水の御三家

今最も流行っており、実際の所強い…
相性補完が取れている他、ウインディの威嚇でサイクル戦に強く、レヒレのフィールド奪取性能によってテテフやコケコの火力を相対的に下げられる
 
 

ヒレf:id:ykhr7:20170121001050p:plain

 アローラダブルにおける高い耐久値と優秀な耐性を誇り、水フェアリーという攻撃範囲の広さもまた優秀。上で述べた通り、s種族値が85なのでテテフとコケコのフィールドを対面から奪うことは容易。
 
①眼鏡型f:id:ykhr7:20170201154303p:plain
 高い耐久値を盾に居座り、持ち物で火力を底上げしてムーンフォースや熱湯、あるいは全体攻撃の濁流、マジカルシャインで押していく
 
②残飯型f:id:ykhr7:20170201154401p:plain
 この型だと瞑想、濁流、ムーンフォース、守るといった技構成のレヒレが多いが、Wolfeが大会で使用した威張るや癒しの波動を味方に撒いていくものも見かけるようになってきた。瞑想を積んで要塞化する型と味方のサポート型とで大きく役割が異なるのもまた残飯型の強みか
 
 エモルガムで紹介された影響を受けて弱保レヒレが流行る可能性も…?
 
 
 優秀な種族値配分と特性の威嚇による安定感とサイクル戦への強さ、そして数少ない炎枠であるため採用されることが多いポケモン
 レヒレカミツルギが環境トップにいる関係上、同じ威嚇枠のギャラドスは水Z技の通りが悪いために個体数は大幅に減り、こちらの方が圧倒的にメジャーとなっている。
 
①ビートダウン型
持ち物:ハチマキ、炎Z、達人の帯
 
②コントロール
持ち物:炎Z、オボン、体力半回復木の実
技:バークアウト、鬼火、燃え尽きる、熱風、吠える、朝の日差し、手助け、守る
 
 大きく分けて型は上の2つだが、その中間の型も見かける。
 エモルガムにチョッキ地ならしウインディで結果を出していた方の構築も載っていたためだろうか、sdでも個体数が増えてきている
 
 
 草鋼という優秀な耐性の他にも、流行りのコケコ以外のカプ神を上からほぼ一撃で葬り去る性能を持つ。
 109族という鋼タイプとしては珍しく速いところも優秀だが、この数値はRキュウコンと同じであり同速対決となる。
 
チョッキ型f:id:ykhr7:20170201154809p:plain
 驚愕的な特殊耐久の低さを努力値配分とチョッキ、また元々の優秀な耐性を生かして補う
 特殊方面からの突破は、通常のカミツルギに比べて面倒となっている
 
襷型f:id:ykhr7:20170201154816p:plain
 環境に増えすぎたカミツルギ対策のため、あちこちから飛んでくる炎技を確実に1発は耐えていくため、行動保証の襷持ちがまた増え始めた印象。チョッキ型とは異なり守るが採用できる点もメリット
 
スカーフ型f:id:ykhr7:20170201154823p:plain
 速い、とにかく速い。
 フェローチェやスカーフテテフ、バイバニラ、Rキュウコンを上から叩いていく。あまり個体数が多くないため読まれ辛く、奇襲はうまくいきやすいが、環境的に一貫性の高くないタイプの技で拘ってしまう点、環境トップの一角であるウインディの威嚇で火力が削がれてしまう点がネックか
 
草、格闘Z型f:id:ykhr7:20170201154830p:plainf:id:ykhr7:20170217194640p:plain
 上から殴ることの多いカミツルギの縛る範囲を広げる持ち物。とてつもない火力とビーストブーストとのシナジーが凄まじい
 
 ①と③の型の技構成は、
スマートホーン、リーフブレード、聖なる剣、辻斬り、葉っぱカッター、燕返し、瓦割りなどから選択
 ②と④の型の技構成は、
スマートホーン、リーフブレード、聖なる剣、見切り(守る)
となっている(以前の記事でも述べた通り、個人的にはスカーフ持ちの葉っぱカッターカミツルギを推してます)。
 
 
  showdownにて見られるようになったこれへの対策の1つが
 
 ファイアローカミツルギを、ウツロイドウインディとレヒレを上から処理していく並び。
 ただし、珠臆病SpA252ウツロイドのヘドロ爆弾ではHP252レヒレに乱数1発なのは注意。
ファイアローは特性が弱体化したとはいえ、守るやZ技で反動を受けない等して、体力管理をしっかり行えば、優先度+1から追い風を張って巻き返すことが可能となるので優秀。
 かつてのgsダブルにて猛威を振るっていたファイアローの力は未だに健在のはず。ダブルバトル視点からすれば、弱体化はこれぐらいでちょうど良かったのかもしれない…
 レヒレウインツルギ以外にも、ガブリアスに対してはウツロイドのめざパ氷、カプ神にはウツロイドのヘド爆、テッカグヤにはアローのフレドラといった形で、環境の中心にいるポケモン達の殆どに大きい打点をこの2体だけで用意できる。
 厳しい相手としてはRベトベトンポリゴン2カビゴン辺りか
 
 

その2 シードカグヤf:id:ykhr7:20170201155324p:plain

 このシード型のテッカグヤは頻繁に見かける、というほどではない。しかし、少し前にこの型のカグヤを使ってvgcレート1位を取った海外勢がいたためか、使用が時々見られる印象。チョッキに比べた際のメリットは、守れるようになること、アクロバットというもう1つの強力なメインウェポンを得られること(仮想敵としてはオニシズクモ辺りか)、そしてRベトベトン等の叩き落とすによるダメージ量が減らせること。デメリットとしては、威嚇を受けた際に、この物理型テッカグヤの場合は手持ちに戻して下降した攻撃力の能力変化をリセットしたいところだが、そうするとシードの効果ごとリセットされてしまうこと。チョッキとは異なり、交換すると耐久値を維持できないのである。
 話は変わるが、カミツルギ環境である今、多くのテッカグヤに火炎放射(たまにニトロチャージ)が仕込まれている点に注意

 

その3 ガブリアスf:id:ykhr7:20170121001329p:plain

 ランドロスのいないこのアローラダブルにおいては環境の中心に来ているポケモンであり、またの名を(シングル)レート界の主人公、レー島の守り神…だっけ?
 技構成は地震と毒突き、守るまではほぼ確定。残りの一枠には主に岩雪崩や炎の牙、火炎放射、ドラゴンクロー、剣の舞、身代わりが入る
 
地面Z型f:id:ykhr7:20170201155356p:plain
 地震をz技化することで環境に多いRベトベトンや威嚇ウインディを一撃で粉砕可能になる他、等倍相手に致命傷を与えることもできるようになる。味方が地震を無効にできないが撃ちたいといった時にも選択しやすい。環境にいるガブリアスの殆どはこの型。
 ガブリアス同士の対決においてもこのZ地震を打ちあう場面が多く見られるが、攻撃実数値182のガブリアスから183-115ガブリアスに対しては乱数1発なので注意。
 AtkとSpeに極振りした型が最もメジャーだが、最速を保ちつつ耐久に努力値を割いた型も存在する
 
スカーフ型f:id:ykhr7:20170201155419p:plain
 今、環境に増えてきているスカーフ持ちのガブ。耐久調整のなされていないコケコや襷でないウツロイド等を上からしばいていく
追い風の切れた後でもRキュウコンやスカーフバイバニラに縛られない点も強み
 
 

 

その4 スカーフテテフ+ウインディf:id:ykhr7:20170201155525p:plainf:id:ykhr7:20170121000939p:plain

 威嚇で相対的に耐久を補い、かつ強力なエスパー技(場合によっては手助け補正を掛けてさらに火力を上げてくる)で攻めてきたり、フェアリーと炎の広範囲に刺さるメインウェポンで押してくる並び。
 厳しい相手としてはレヒレが挙がるが、ワイルドボルト持ちのウインディだと返り討ちにすることも可能
 
 

 

その5 耐久眼鏡テテフf:id:ykhr7:20170201155610p:plain

 これもまた、個体数は多くないが少しずつ見かけるようになった(硬さと火力、ダメージ計算の結果から判断しています)。
 HPとDefに多くの努力値を割き、威嚇無しでカミツルギのスマートホーン確定耐え調整を施していることが多い、眼鏡型。HP252振り眼鏡レヒレと違うところとしては、フィールド補正が火力にかかる点と、カミツルギに一撃で葬られない点辺りか
 正直、威嚇のウインディを丁寧に扱えば、そこまで耐久に振らなくても…と思うが、意表をつける点、フィールド補正の乗らないフェアリー技の火力が凄まじい点は優秀なのかもしれない
 
 

 

その6 ギガイアスf:id:ykhr7:20170121002908p:plain

 他天候パーティやトリックルームへのメタとして採用されることが多い。特性の砂起こしで自身の特殊耐久を大きく引き上げたり、相手の襷を潰したりと優秀。
砂パーティとして同時にムーランドルガルガンも採用されている時もあるが、そこまで多くはない
 技構成は岩雪崩やストーンエッジ、ヘビーボンバー地震、またワイドガードもある。
持ち物としては岩Zや固い石、弱点保険などがメジャーか
 
 

 

その7 ウツロイドf:id:ykhr7:20170121013115p:plain

 固有の複合タイプ岩毒を持つUBのうちの1匹。上で述べたことと同じになってしまうが、
 1.レヒレウインに対して強いこと
 2.フィールドを変えてしまう、あるいは砂天候にすればスカーフテテフのサイキネを襷無しで耐えてから返り討ちにできること
から個体数が増え始めている。
 基本形は襷持ちでパワージェム、ヘドロ爆弾、めざ氷、守る
また、エモルガムの影響を受けてなのか、スイッチトリパの始動要員として動く準速個体もちらほら…
 
 

 

その8 襷フェローチェ+飛行Zオドリドリf:id:ykhr7:20170121001428p:plainf:id:ykhr7:20170217175513p:plain

 
 襷の行動保証によりフェローチェはほぼ確実に蝶の舞を少なくとも一回はしてくる。
 1ターン目にオドリドリは守るか、追い風をするか、Z暴風で殴ってくる。一度積んだ後のZ暴風の火力は凄まじく、等倍で通る相手ならほとんど一撃で持っていく
showdown上位勢でも使用者が何人か見られる。
 また、アメリカのshowdown.vgc実況者のjack the battlerの影響からか、タイプ一致技を片方切り、冷凍ビームとめざ地を採用しているフェローチェ(個人的には変態型と揶揄していますw)が海外勢に使用されているのを散見
 
 

 

その9 Rキュウコンf:id:ykhr7:20170121001442p:plain

  天候要員が相手のパーティにいない時は先発に起用され、霰を降らしオーロラベールを張る。これによって確定数にズレを生じさせるのが非常に強力。相手のパーティに天候要員がいる場合は後出しからの天候上書き。
 s種族値109から繰り出される吹雪はガブリアスを上から一撃で葬り去る。チョッキガブリアスでも大ダメージを与えていく。吹雪による凍り状態という運ゲーを相手に押し付けることもできてしまう。ただし、素の火力自体は大したことないので等倍相手にはしょっぱいダメージ。
 また、Rキュウコンはアンコールや金縛り、凍える風といった小回りの効く技や、フリーズドライも覚えるのでこの点もかなり強力
 Rサンドパンと合わせた、いわゆる霰パもそこそこ見られる。Rサンドパンの持ち物は殆ど地面Zで、呼ぶウインディに大ダメージを負わせることが可能
 
 

 

その10 Rベトベトンf:id:ykhr7:20170121001451p:plain

 特性食いしん坊により体力を半回復する木の実をオボンの上位互換として使用可能になるため、非常に粘り強く戦える。毒悪の複合タイプも優秀で弱点は地面技のみ、そして環境の中心であるフェアリーに大ダメージを与えられる。
 鬼火に弱い印象を受けるが、レヒレ環境なので以前に比べると有効的だとは言い難い。
 基本の技構成は叩き落とす、毒突き、影打ち、守るだが、影打ちの枠に火炎放射を入れた個体も存在する。さらに少し珍しい所だと、封印を覚えた個体や鈍いで積んでくる個体。前者は相手にした時、味方が守れなくなるため、Z技を否応なしに受けなければならない。後者はトリックルームと合わせられると火力、耐久共にかなり厄介。
 最大の天敵はやはりガブリアスであり、地面Z持ちからの攻撃で粉砕される場面を多々見かける
 
 

 

その11 カビゴンf:id:ykhr7:20170121003453p:plain

 特性食いしん坊により体力半回復木の実をオボンの上位互換として使えるポケモン、その2。
 高い耐久指数を誇る他、のろいor腹太鼓による積みアタッカーとしての性能も優秀。
 対トリックルームへの切り札として後続に控えさせておくプレーヤーは多い
 積み技の他、リサイクルも使えるので要塞と化す、相手を詰ませることもできるが、叩き落とされた場合はリサイクル対象外となる
 メインウェポンは恩返しや空元気、サブウェポンは10万馬力、噛み砕く辺り
 
 

 

その12 コータス+ドレディアf:id:ykhr7:20170121001458p:plainf:id:ykhr7:20170121001504p:plain

 語ることは特にないレベルで有名な並び、その1。いわゆる晴れパーティ。使ってる人はあまり多くないが、それでも一定数は見る(showdown上位勢にも1人いるくらい)。
 トリックルームを張ってもいいし、そのまま殴りにいってもいい。この晴れパーティは下で挙げている雨パーティとは異なり、眠り粉で運ゲーを仕掛けられる点も強み
 厳しい相手としてはコケコライチュウの並びや、ウインディ辺りか
 
 

 

その13 ペリッパー+ゴルダックf:id:ykhr7:20170121001512p:plainf:id:ykhr7:20170121001518p:plain

 語ることは特にないレベルで有名な並び、その2。いわゆる雨パーティ。ゴルダックの雨補正込みZドロポンの火力は恐ろしく、初手で厄介な相手片方を潰しつつ、ペリッパーで追い風を張ってゴルダックのすいすいが相手の追い風展開で誤魔化されるのを防ぐのが基本の動き。
 しかし、レヒレカミツルギが流行っている今の環境ではやや動き辛そうな印象を受ける。また、トリトドンがかなりキツいため、補完でカバー必須(シンプルビームゴルダックは知りません)。
 
 

 

その14 コケコf:id:ykhr7:20170121005659p:plain

 久々の130族であり、かつ電気フェアリーという攻撃範囲が素晴らしい準伝説。そのスピードを武器に裏のポケモンの確定圏内まで削ったり、終盤の掃除役を受け持ったりする。
 基本的には珠を持った臆病個体が多く、10万ボルト、マジカルシャイン、守るまでは確定。残りの一枠にボルトチェンジや放電、めざ氷、めざ炎(たまにいる)、挑発、フリーフォール等が入る。環境の中心にいるレヒレにはフィールド補正無しでは確定を取れないものの、大ダメージを負わせることができる。
 物理型の個体も環境に一定数おり、ワイルドボルトオニシズクモやレヒレ、下でこれから述べるシード持ちバルジーナウツロイドに予想外の大きい打点を与えることが可能。
チョッキ型の場合は、特殊技をメインに自然の怒りやボルトチェンジを覚えさせていることが多い。
 持ち物は先程述べた珠やチョッキの他に、眼鏡やフェアリーZ(おそらくPaulの大会結果より流行り出した)、電気Z、カプZ、襷、そして稀にエレキシードやシュカの実、スカーフが見られる。
 話は変わるが、vgcルールが始まった当初に流行ったコケコライチュウの並びはフィールド合戦によりライチュウのサーフテールを生かし辛いためかかなり見なくなってしまった。が、アローラガラガラトゲデマルが減った現環境では一周回って強そうな気も____
 

 

その15 ポリゴンZf:id:ykhr7:20170121072655p:plain

 特性の適応力と破壊光線により凄まじい火力を持つのがこのポケモン
 
スカーフ型f:id:ykhr7:20170201155959p:plain
 しょちゃん氏やセジュンにより、今ではかなり有名になってしまった型。上から邪魔な相手を等倍なら即座に消し炭と化す
 
ノーマルZテクスチャー型f:id:ykhr7:20170201160029p:plain
 比較的これも有名な型。環境初期ではRキュウコンバイバニラの雪降らしに合わせて、タイプ一致適応力吹雪を連打する個体が多かったが、今は電気タイプに変わるもの、ゴーストタイプに変わるものの2つがメジャー
 
珠持ち輪唱型f:id:ykhr7:20170201160037p:plain
 1つ目の地雷。隣にスカーフ持ちのポケモン(テテフ等)やフェローチェを置いておき、その速いポケモンに輪唱を使わせた後、即座にポリゴンZが輪唱を重ねていき上から処理していく。
その際の輪唱の火力は破壊光線と同様、恐ろしい………
 
トリックルーム要員ノーマルZ型f:id:ykhr7:20170201160047p:plain
 2つ目の地雷。選出の際に相手のパーティを見てトリパくさい、そしてトリル始動要員がポリゴンZ以外にいない場合は疑ってもいいかも
トリルを張った後はノーマルZ破壊光線で暴れてくる
 
 

 

その16 クワガノンf:id:ykhr7:20170128144859p:plain

 特性が浮遊、特攻種族値145のが目を引く虫・電機タイプ。
 ガブリアスと横並びにして放電地震を決めるのには最適か
 実はこのクワガノン、s操作技が豊富で3つある。糸を吐く、エレキネット、マッドショット。それぞれに長所短所があり、一概にどれが最も環境に多いとは言えないが、チョッキ型だとエレキネットかマッドショット。体力半回復木の実だと糸を吐くも視野に入る。
 主に使われる攻撃技は、10万ボルトや放電、虫のさざめき、めざパ氷、エナジーボール
環境に多いウインディが最大の天敵か
 海外の地方大会にて珍しいとは言い難い頻度で見かけたり、海外のサイト、トレーナタワーに載っている構築記事の影響もあったりするためかshowdownでも最近はよく見かける。
 
 

 

その17 追い風要員

 showdownでは実機以上に追い風展開が流行っており(飽くまで個人の感想です)、そのきっかけである初めてのsdレート1900overを成し遂げたバルジーナを中心に多くのパーティに組み込まれている。
 
 たくまるさんが使用した後、Yoshiが大会で使い優勝したことでさらに人気が出てきたポケモン
 フェアリー環境である以上、タイプ相性的に厳しそうなイメージがあるが、特殊耐久に厚く寄せることで、眼鏡レヒレやテテフのムーンフォース(手助け込み)を耐えてから追い風を張ることができる。
 バークアウトで味方の特殊耐久を相対的に上げたり、イカサマで大きい打点を与えたり、 羽休めで場に長く居座ったりすることもできる。バンク解禁で叩き落とすも使用可能に。
 相手のトリックルーム展開を防ぐ挑発もある
 持ち物の候補としては、最も環境に多そうなのがシード、そして食べ残しやオボン、体力半回復の木の実辺りか
 
 特性プレッシャーで、相手のテテフ等の場に出た瞬間特性の発動するポケモンの持ち物がスカーフか否か、最速130族オーバーのスピードか否かを判断するのに役立つ。
 タイプ一致で130族からの岩雪崩はなかなかの火力、かつ怯みの運ゲーを押し付けられる。
 フリーフォール、挑発、ワイドガードと器用。一応、火炎放射もできるため、カミツルギに奇襲をしかける個体も少なからず存在
 
 特性の負けん気により、環境の中心にいるウインディに対して大きく牽制できる点が最大の特徴。負けん気が発動しなくても元々の火力が高いため、自身が大きなダメージソースになれる。
 技はブレイブバードギガインパクト、恩返し、馬鹿力など。持ち物は飛行Zなど。
 
 先程述べた通り。飛行と炎の攻撃範囲は優秀で、挑発もある。持ち物としては飛行Zがメジャー
 
 悪戯心により優先度付きで追い風を張れる。
 襷とがむしゃらの組み合わせもなかなかだが、自然の力ベースのZ技も強い。
 アローラダブルにおける追い風要員としては、地に足がついているためフィールドの影響を受けることができる、特に猫騙しによる妨害をサイコフィールドの力で受けずに済む点がかなり大きい、と個人的には感じている
 
 
 
 
 大変長いメモを最後までお読みいただき、
ありがとうございました。