【ジョウトアローラダブル】 最高1807 最終1700代半ば()
竜王戦後すぐのブログ更新となります、Lacquerです。よろしくお願いします!
目次
初めに
今回の記事はタイトルにあるようにジョウトアローラダブル。他の方の記事にも書かれていますが、このジョウトアローラダブルは「全国ダブルで使えるポケモンの一部が使用できないルール」という考え方が無難かと思います。
このルールで使えない、ダブルのメジャー、代表的なポケモンといえばここら辺?
しかし、自分はvgc2017視点でこのルールを捉える傾向があるらしく、どのようなポケモン(メジャーになりそうなもの)がアローラダブルに加えられるのかを特に考えていました。
構築のベースになりがちな主なメガシンカとして、の4体がパッと浮かびました。メガガルーラについてですが、EMOLGAMEに載っているライジングさんのようなパーティで採用されると踏んでいて、グロウパンチを積極的に積む型は少ないと考えていました(ゆえにあんまり着目しなかった)。
また、他に(メガシンカを含む)加えられたポケモン、新たな専用Z技をもらったことで有用になりそうなポケモンはこちら
パーティ完成まで
ここまで来てメガクチートが有用そうだとすぐに気が付きましたが、このポケモンの扱いに当時慣れていなかったので諦めることに。
当初(大会2日前から1人で考え始めました……)、自分はこのルールで有用そうなメガシンカ枠としてギャラドスを挙げていました。しかし、パーティがいかんせん上手くまとまらず困ってしまったため、wcs用に考えていたメガボーマンダ軸のパーティを今ルール用にアレンジすることに。
ジョウトアローラダブルで想定し得る並びのほぼ全てに柔軟に対応できるようパーティを練りました。とはいえ、後々欠陥がいくつか見えてきましたが()
なお、型バレを避けたかったがためにshowdownでの試運転は控えたうえ、フレ戦もしなかったので、ぶっつけ本番で回してます……
構築紹介
【SDテキスト】 https://pastebin.com/i83igkGV
個別紹介
メガボーマンダ
特性: 威嚇→スカイスキン
持ち物: ボーマンダナイト
性格: 意地っ張り
努力値: 244-44-4-×-132-84
実数値: 201-188-151-×-127-151
技: 捨て身タックル/地震/竜の舞/守る
前回の竜王戦の時に引き続き、シングルからの流用、意地っ張りHDマンダ。調整先として特に意識したのはテテフの控えめムーンフォース確定耐え、最速ジャラランガ(いないと思われる)抜き。他にも細々と意識したものはありますが説明を省かせてもらいます。
後述の超高耐久ウルガモスのサポートを受けながら積んで全抜きを目指す型。ウルガモスと並べればトリックルーム下でも強引に動けることが多く、かなり強く感じました。
また、パーティ全体で苦手そうに見せかけたコケコライチュウの並びを崩壊させる鍵になるのもこの子です。
流石にここまで硬いとメガシンカ前の状態でも後出しするのに気が楽で便利でした。ただ、羽休めを抜いたため、せっかくの耐久性を自身の攻撃の反動で削いでしまう点が心残り。
カミツルギ
特性: ビーストブースト
持ち物: 気合の襷
性格: 陽気
努力値: 4-252-×-×-×-252
実数値: 135-233-151-×-51-177
技: リーフブレード/聖なる剣/追い風/見切り
襷追い風カミツルギ。砂パ、雨パに圧力をかけるほか、後述のコケコ以外にレヒレを手っ取り早く破壊する役割があります。
また、コケコと並べると初手の電気Zや挑発を警戒してか、コケコ方向に猫騙しが飛んでくる場面が多く、その横で追い風を張る展開がよく決まりました(一方的に追い風を張られることはなかった、ということ)
追い風要員でありながら、Z無しでこれだけ攻撃的な圧力を掛けられるポケモンは、カミツルギ以外になかなかいないと思います。
テッカグヤ
特性: ビーストブースト
持ち物: 食べ残し
性格: 慎重
努力値: 228-4-108-×-148-20
実数値: 201-122-137-×-154-84
技: ヘビーボンバー/宿り木の種/ワイドガード/守る
至って普通のテッカグヤ。EMOLGAMEのたいきさんの記事から拝借した調整のシードテッカグヤ流用個体です。
【S6全国ダブル 最高2025】ライボルトコントロール - EMOLGAME
トリックルーム下に回ったときに相手のメガクチートをウルガモスと合わせて安全に処理できるほか、メガボーマンダやコケコで暴れた後に詰める役割を果たせるため採用しました。
また、濁流、マジカルシャイン、熱風、ハイパーボイスが防げる意味でもワイドガードはとても有用
ウルガモス
特性: 炎の体
持ち物: ウイの実
性格: 穏やか
努力値: 252-×-180-×-76-×
実数値: 192-×-108-155-148-120
技: 火炎放射/怒りの粉/光の壁/守る
自慢の超高耐久HBDガモス。一切舞いません。
マンダによく飛んでくるフェアリー技と氷技を怒りの粉で吸い寄せて半減で受けます。その他、コケコからの電気Zといった強烈な特殊攻撃を耐えてからウイの実で回復。
光の壁は虫の抵抗(このルールでは採用可能)と迷いましたが、ガモスが落ちた後でも効果がしっかり継続することを重視しての採用です。
タイミングを計ってマンダに守らせている間に壁を張ったり、放射で削ってマンダの攻撃圏内に入れるムーブが大切。
カプ・コケコ
特性: エレキメーカー
持ち物: 電気Z
性格: 臆病
努力値: 108-×-12-180-52-156
実数値: 159-×-107-138-102-187
技: 10万ボルト/目覚めるパワー(氷)/瞑想/守る
調整はEMOLGAMEのライジングさんの記事からもらいました。
【WCSレート 1875 最高1位到達】ガルーラウルガモス - EMOLGAME
元々vgcルールでメガガルーラと組み合わせようと用意した個体で、配分変えるのが面倒だったのでそのまま流用。メガボーマンダにやや苦戦するパーティだったので、威嚇と光の壁で耐久を補佐できる、もしくは怒りの粉で守られることを考えると、耐久からcとsにもっと割くべきだったと後悔してます
カプ・レヒレ
特性: ミストメーカー
持ち物: 拘り眼鏡
性格: 控えめ
努力値: 204-×-×-252-×-52
実数値: 171-×-135-161-150-112
技: 濁流/ムーンフォース/熱湯/凍える風
アローラガラガラとメガクチート、ツンデツンデを潰す枠。c特化レヒレの眼鏡濁流ダブルダメージを耐えるツンデツンデを確殺する熱湯。
残りのスロットにはお試し感覚で凍える風を入れてみました。追い風が打てないときに蝶舞ガモスと対面しても、後続のマンダで潰しきれるようになるので悪くない感じ……かな(滅多に使わなかった
ガモスと並べるとサナバレルのような強さがあり、あらゆる場面でとても強力。積み展開とは別の勝ち筋であり頼れる並びでした。
選出パターン
主な投げ方を4つ挙げます。
苦手な相手
最後に
(残っている画像はこれだけです)
次は共に考察できる方を複数人探してから挑みたいと思います。