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【WCS2017】 SD環境考察①

 

 

この記事の概要

 

 こんにちは、Lacquerです。

 

 1月26日現在(実機でいうシーズン2初期にあたる)にて、
showdownのvgc2017におけるメジャー、環境の中心にいる、または個人的に強いと感じた並びやポケモンを挙げていく。
 ※飽くまでshowdownにおけるものなので、実機とは異なる点も多いかもしれません。ご了承ください
 

 ご指摘やご意見等がある場合はコメント欄、またはTwitter(@LCQ_pkmn)の方にお願いします。

 
 なお、紹介の順序に特別な意味はありません
 
 最大の狙いは、ここで情報を整理してからメタを貼った構築を新たに作製すること
(今からshowdownでパーティを試運転したいが環境が分からない…という方向けにもいいかも、という記事です)
 
 ちなみに2017年1月のshowdown.vgc2017のポケモン使用率のランキング表がこちら➡︎Twitter
 
 
目次
 
  ※かなりの長文となっております、気になる所を拾ってお読みください
 
 
考察

 

その1 レヒレウインツルギf:id:ykhr7:20170121000923p:plainf:id:ykhr7:20170121000939p:plainf:id:ykhr7:20170121000951p:plain

 

 アローラダブルにおける草炎水の御三家

今最も流行っており、実際の所強い…
相性補完が取れている他、ウインディの威嚇でサイクル戦に強く、レヒレのフィールド奪取性能によってテテフやコケコの火力を相対的に下げられる
 
 

ヒレf:id:ykhr7:20170121001050p:plain

 アローラダブルにおける高い耐久値と優秀な耐性を誇り、水フェアリーという攻撃範囲の広さもまた優秀。上で述べた通り、s種族値が85なのでテテフとコケコのフィールドを対面から奪うことは容易。
 
①眼鏡型f:id:ykhr7:20170201154303p:plain
 高い耐久値を盾に居座り、持ち物で火力を底上げしてムーンフォースや熱湯、あるいは全体攻撃の濁流、マジカルシャインで押していく
 
②残飯型f:id:ykhr7:20170201154401p:plain
 この型だと瞑想、濁流、ムーンフォース、守るといった技構成のレヒレが多いが、Wolfeが大会で使用した威張るや癒しの波動を味方に撒いていくものも見かけるようになってきた。瞑想を積んで要塞化する型と味方のサポート型とで大きく役割が異なるのもまた残飯型の強みか
 
 エモルガムで紹介された影響を受けて弱保レヒレが流行る可能性も…?
 
 
 優秀な種族値配分と特性の威嚇による安定感とサイクル戦への強さ、そして数少ない炎枠であるため採用されることが多いポケモン
 レヒレカミツルギが環境トップにいる関係上、同じ威嚇枠のギャラドスは水Z技の通りが悪いために個体数は大幅に減り、こちらの方が圧倒的にメジャーとなっている。
 
①ビートダウン型
持ち物:ハチマキ、炎Z、達人の帯
 
②コントロール
持ち物:炎Z、オボン、体力半回復木の実
技:バークアウト、鬼火、燃え尽きる、熱風、吠える、朝の日差し、手助け、守る
 
 大きく分けて型は上の2つだが、その中間の型も見かける。
 エモルガムにチョッキ地ならしウインディで結果を出していた方の構築も載っていたためだろうか、sdでも個体数が増えてきている
 
 
 草鋼という優秀な耐性の他にも、流行りのコケコ以外のカプ神を上からほぼ一撃で葬り去る性能を持つ。
 109族という鋼タイプとしては珍しく速いところも優秀だが、この数値はRキュウコンと同じであり同速対決となる。
 
チョッキ型f:id:ykhr7:20170201154809p:plain
 驚愕的な特殊耐久の低さを努力値配分とチョッキ、また元々の優秀な耐性を生かして補う
 特殊方面からの突破は、通常のカミツルギに比べて面倒となっている
 
襷型f:id:ykhr7:20170201154816p:plain
 環境に増えすぎたカミツルギ対策のため、あちこちから飛んでくる炎技を確実に1発は耐えていくため、行動保証の襷持ちがまた増え始めた印象。チョッキ型とは異なり守るが採用できる点もメリット
 
スカーフ型f:id:ykhr7:20170201154823p:plain
 速い、とにかく速い。
 フェローチェやスカーフテテフ、バイバニラ、Rキュウコンを上から叩いていく。あまり個体数が多くないため読まれ辛く、奇襲はうまくいきやすいが、環境的に一貫性の高くないタイプの技で拘ってしまう点、環境トップの一角であるウインディの威嚇で火力が削がれてしまう点がネックか
 
草、格闘Z型f:id:ykhr7:20170201154830p:plainf:id:ykhr7:20170217194640p:plain
 上から殴ることの多いカミツルギの縛る範囲を広げる持ち物。とてつもない火力とビーストブーストとのシナジーが凄まじい
 
 ①と③の型の技構成は、
スマートホーン、リーフブレード、聖なる剣、辻斬り、葉っぱカッター、燕返し、瓦割りなどから選択
 ②と④の型の技構成は、
スマートホーン、リーフブレード、聖なる剣、見切り(守る)
となっている(以前の記事でも述べた通り、個人的にはスカーフ持ちの葉っぱカッターカミツルギを推してます)。
 
 
  showdownにて見られるようになったこれへの対策の1つが
 
 ファイアローカミツルギを、ウツロイドウインディとレヒレを上から処理していく並び。
 ただし、珠臆病SpA252ウツロイドのヘドロ爆弾ではHP252レヒレに乱数1発なのは注意。
ファイアローは特性が弱体化したとはいえ、守るやZ技で反動を受けない等して、体力管理をしっかり行えば、優先度+1から追い風を張って巻き返すことが可能となるので優秀。
 かつてのgsダブルにて猛威を振るっていたファイアローの力は未だに健在のはず。ダブルバトル視点からすれば、弱体化はこれぐらいでちょうど良かったのかもしれない…
 レヒレウインツルギ以外にも、ガブリアスに対してはウツロイドのめざパ氷、カプ神にはウツロイドのヘド爆、テッカグヤにはアローのフレドラといった形で、環境の中心にいるポケモン達の殆どに大きい打点をこの2体だけで用意できる。
 厳しい相手としてはRベトベトンポリゴン2カビゴン辺りか
 
 

その2 シードカグヤf:id:ykhr7:20170201155324p:plain

 このシード型のテッカグヤは頻繁に見かける、というほどではない。しかし、少し前にこの型のカグヤを使ってvgcレート1位を取った海外勢がいたためか、使用が時々見られる印象。チョッキに比べた際のメリットは、守れるようになること、アクロバットというもう1つの強力なメインウェポンを得られること(仮想敵としてはオニシズクモ辺りか)、そしてRベトベトン等の叩き落とすによるダメージ量が減らせること。デメリットとしては、威嚇を受けた際に、この物理型テッカグヤの場合は手持ちに戻して下降した攻撃力の能力変化をリセットしたいところだが、そうするとシードの効果ごとリセットされてしまうこと。チョッキとは異なり、交換すると耐久値を維持できないのである。
 話は変わるが、カミツルギ環境である今、多くのテッカグヤに火炎放射(たまにニトロチャージ)が仕込まれている点に注意

 

その3 ガブリアスf:id:ykhr7:20170121001329p:plain

 ランドロスのいないこのアローラダブルにおいては環境の中心に来ているポケモンであり、またの名を(シングル)レート界の主人公、レー島の守り神…だっけ?
 技構成は地震と毒突き、守るまではほぼ確定。残りの一枠には主に岩雪崩や炎の牙、火炎放射、ドラゴンクロー、剣の舞、身代わりが入る
 
地面Z型f:id:ykhr7:20170201155356p:plain
 地震をz技化することで環境に多いRベトベトンや威嚇ウインディを一撃で粉砕可能になる他、等倍相手に致命傷を与えることもできるようになる。味方が地震を無効にできないが撃ちたいといった時にも選択しやすい。環境にいるガブリアスの殆どはこの型。
 ガブリアス同士の対決においてもこのZ地震を打ちあう場面が多く見られるが、攻撃実数値182のガブリアスから183-115ガブリアスに対しては乱数1発なので注意。
 AtkとSpeに極振りした型が最もメジャーだが、最速を保ちつつ耐久に努力値を割いた型も存在する
 
スカーフ型f:id:ykhr7:20170201155419p:plain
 今、環境に増えてきているスカーフ持ちのガブ。耐久調整のなされていないコケコや襷でないウツロイド等を上からしばいていく
追い風の切れた後でもRキュウコンやスカーフバイバニラに縛られない点も強み
 
 

 

その4 スカーフテテフ+ウインディf:id:ykhr7:20170201155525p:plainf:id:ykhr7:20170121000939p:plain

 威嚇で相対的に耐久を補い、かつ強力なエスパー技(場合によっては手助け補正を掛けてさらに火力を上げてくる)で攻めてきたり、フェアリーと炎の広範囲に刺さるメインウェポンで押してくる並び。
 厳しい相手としてはレヒレが挙がるが、ワイルドボルト持ちのウインディだと返り討ちにすることも可能
 
 

 

その5 耐久眼鏡テテフf:id:ykhr7:20170201155610p:plain

 これもまた、個体数は多くないが少しずつ見かけるようになった(硬さと火力、ダメージ計算の結果から判断しています)。
 HPとDefに多くの努力値を割き、威嚇無しでカミツルギのスマートホーン確定耐え調整を施していることが多い、眼鏡型。HP252振り眼鏡レヒレと違うところとしては、フィールド補正が火力にかかる点と、カミツルギに一撃で葬られない点辺りか
 正直、威嚇のウインディを丁寧に扱えば、そこまで耐久に振らなくても…と思うが、意表をつける点、フィールド補正の乗らないフェアリー技の火力が凄まじい点は優秀なのかもしれない
 
 

 

その6 ギガイアスf:id:ykhr7:20170121002908p:plain

 他天候パーティやトリックルームへのメタとして採用されることが多い。特性の砂起こしで自身の特殊耐久を大きく引き上げたり、相手の襷を潰したりと優秀。
砂パーティとして同時にムーランドルガルガンも採用されている時もあるが、そこまで多くはない
 技構成は岩雪崩やストーンエッジ、ヘビーボンバー地震、またワイドガードもある。
持ち物としては岩Zや固い石、弱点保険などがメジャーか
 
 

 

その7 ウツロイドf:id:ykhr7:20170121013115p:plain

 固有の複合タイプ岩毒を持つUBのうちの1匹。上で述べたことと同じになってしまうが、
 1.レヒレウインに対して強いこと
 2.フィールドを変えてしまう、あるいは砂天候にすればスカーフテテフのサイキネを襷無しで耐えてから返り討ちにできること
から個体数が増え始めている。
 基本形は襷持ちでパワージェム、ヘドロ爆弾、めざ氷、守る
また、エモルガムの影響を受けてなのか、スイッチトリパの始動要員として動く準速個体もちらほら…
 
 

 

その8 襷フェローチェ+飛行Zオドリドリf:id:ykhr7:20170121001428p:plainf:id:ykhr7:20170217175513p:plain

 
 襷の行動保証によりフェローチェはほぼ確実に蝶の舞を少なくとも一回はしてくる。
 1ターン目にオドリドリは守るか、追い風をするか、Z暴風で殴ってくる。一度積んだ後のZ暴風の火力は凄まじく、等倍で通る相手ならほとんど一撃で持っていく
showdown上位勢でも使用者が何人か見られる。
 また、アメリカのshowdown.vgc実況者のjack the battlerの影響からか、タイプ一致技を片方切り、冷凍ビームとめざ地を採用しているフェローチェ(個人的には変態型と揶揄していますw)が海外勢に使用されているのを散見
 
 

 

その9 Rキュウコンf:id:ykhr7:20170121001442p:plain

  天候要員が相手のパーティにいない時は先発に起用され、霰を降らしオーロラベールを張る。これによって確定数にズレを生じさせるのが非常に強力。相手のパーティに天候要員がいる場合は後出しからの天候上書き。
 s種族値109から繰り出される吹雪はガブリアスを上から一撃で葬り去る。チョッキガブリアスでも大ダメージを与えていく。吹雪による凍り状態という運ゲーを相手に押し付けることもできてしまう。ただし、素の火力自体は大したことないので等倍相手にはしょっぱいダメージ。
 また、Rキュウコンはアンコールや金縛り、凍える風といった小回りの効く技や、フリーズドライも覚えるのでこの点もかなり強力
 Rサンドパンと合わせた、いわゆる霰パもそこそこ見られる。Rサンドパンの持ち物は殆ど地面Zで、呼ぶウインディに大ダメージを負わせることが可能
 
 

 

その10 Rベトベトンf:id:ykhr7:20170121001451p:plain

 特性食いしん坊により体力を半回復する木の実をオボンの上位互換として使用可能になるため、非常に粘り強く戦える。毒悪の複合タイプも優秀で弱点は地面技のみ、そして環境の中心であるフェアリーに大ダメージを与えられる。
 鬼火に弱い印象を受けるが、レヒレ環境なので以前に比べると有効的だとは言い難い。
 基本の技構成は叩き落とす、毒突き、影打ち、守るだが、影打ちの枠に火炎放射を入れた個体も存在する。さらに少し珍しい所だと、封印を覚えた個体や鈍いで積んでくる個体。前者は相手にした時、味方が守れなくなるため、Z技を否応なしに受けなければならない。後者はトリックルームと合わせられると火力、耐久共にかなり厄介。
 最大の天敵はやはりガブリアスであり、地面Z持ちからの攻撃で粉砕される場面を多々見かける
 
 

 

その11 カビゴンf:id:ykhr7:20170121003453p:plain

 特性食いしん坊により体力半回復木の実をオボンの上位互換として使えるポケモン、その2。
 高い耐久指数を誇る他、のろいor腹太鼓による積みアタッカーとしての性能も優秀。
 対トリックルームへの切り札として後続に控えさせておくプレーヤーは多い
 積み技の他、リサイクルも使えるので要塞と化す、相手を詰ませることもできるが、叩き落とされた場合はリサイクル対象外となる
 メインウェポンは恩返しや空元気、サブウェポンは10万馬力、噛み砕く辺り
 
 

 

その12 コータス+ドレディアf:id:ykhr7:20170121001458p:plainf:id:ykhr7:20170121001504p:plain

 語ることは特にないレベルで有名な並び、その1。いわゆる晴れパーティ。使ってる人はあまり多くないが、それでも一定数は見る(showdown上位勢にも1人いるくらい)。
 トリックルームを張ってもいいし、そのまま殴りにいってもいい。この晴れパーティは下で挙げている雨パーティとは異なり、眠り粉で運ゲーを仕掛けられる点も強み
 厳しい相手としてはコケコライチュウの並びや、ウインディ辺りか
 
 

 

その13 ペリッパー+ゴルダックf:id:ykhr7:20170121001512p:plainf:id:ykhr7:20170121001518p:plain

 語ることは特にないレベルで有名な並び、その2。いわゆる雨パーティ。ゴルダックの雨補正込みZドロポンの火力は恐ろしく、初手で厄介な相手片方を潰しつつ、ペリッパーで追い風を張ってゴルダックのすいすいが相手の追い風展開で誤魔化されるのを防ぐのが基本の動き。
 しかし、レヒレカミツルギが流行っている今の環境ではやや動き辛そうな印象を受ける。また、トリトドンがかなりキツいため、補完でカバー必須(シンプルビームゴルダックは知りません)。
 
 

 

その14 コケコf:id:ykhr7:20170121005659p:plain

 久々の130族であり、かつ電気フェアリーという攻撃範囲が素晴らしい準伝説。そのスピードを武器に裏のポケモンの確定圏内まで削ったり、終盤の掃除役を受け持ったりする。
 基本的には珠を持った臆病個体が多く、10万ボルト、マジカルシャイン、守るまでは確定。残りの一枠にボルトチェンジや放電、めざ氷、めざ炎(たまにいる)、挑発、フリーフォール等が入る。環境の中心にいるレヒレにはフィールド補正無しでは確定を取れないものの、大ダメージを負わせることができる。
 物理型の個体も環境に一定数おり、ワイルドボルトオニシズクモやレヒレ、下でこれから述べるシード持ちバルジーナウツロイドに予想外の大きい打点を与えることが可能。
チョッキ型の場合は、特殊技をメインに自然の怒りやボルトチェンジを覚えさせていることが多い。
 持ち物は先程述べた珠やチョッキの他に、眼鏡やフェアリーZ(おそらくPaulの大会結果より流行り出した)、電気Z、カプZ、襷、そして稀にエレキシードやシュカの実、スカーフが見られる。
 話は変わるが、vgcルールが始まった当初に流行ったコケコライチュウの並びはフィールド合戦によりライチュウのサーフテールを生かし辛いためかかなり見なくなってしまった。が、アローラガラガラトゲデマルが減った現環境では一周回って強そうな気も____
 

 

その15 ポリゴンZf:id:ykhr7:20170121072655p:plain

 特性の適応力と破壊光線により凄まじい火力を持つのがこのポケモン
 
スカーフ型f:id:ykhr7:20170201155959p:plain
 しょちゃん氏やセジュンにより、今ではかなり有名になってしまった型。上から邪魔な相手を等倍なら即座に消し炭と化す
 
ノーマルZテクスチャー型f:id:ykhr7:20170201160029p:plain
 比較的これも有名な型。環境初期ではRキュウコンバイバニラの雪降らしに合わせて、タイプ一致適応力吹雪を連打する個体が多かったが、今は電気タイプに変わるもの、ゴーストタイプに変わるものの2つがメジャー
 
珠持ち輪唱型f:id:ykhr7:20170201160037p:plain
 1つ目の地雷。隣にスカーフ持ちのポケモン(テテフ等)やフェローチェを置いておき、その速いポケモンに輪唱を使わせた後、即座にポリゴンZが輪唱を重ねていき上から処理していく。
その際の輪唱の火力は破壊光線と同様、恐ろしい………
 
トリックルーム要員ノーマルZ型f:id:ykhr7:20170201160047p:plain
 2つ目の地雷。選出の際に相手のパーティを見てトリパくさい、そしてトリル始動要員がポリゴンZ以外にいない場合は疑ってもいいかも
トリルを張った後はノーマルZ破壊光線で暴れてくる
 
 

 

その16 クワガノンf:id:ykhr7:20170128144859p:plain

 特性が浮遊、特攻種族値145のが目を引く虫・電機タイプ。
 ガブリアスと横並びにして放電地震を決めるのには最適か
 実はこのクワガノン、s操作技が豊富で3つある。糸を吐く、エレキネット、マッドショット。それぞれに長所短所があり、一概にどれが最も環境に多いとは言えないが、チョッキ型だとエレキネットかマッドショット。体力半回復木の実だと糸を吐くも視野に入る。
 主に使われる攻撃技は、10万ボルトや放電、虫のさざめき、めざパ氷、エナジーボール
環境に多いウインディが最大の天敵か
 海外の地方大会にて珍しいとは言い難い頻度で見かけたり、海外のサイト、トレーナタワーに載っている構築記事の影響もあったりするためかshowdownでも最近はよく見かける。
 
 

 

その17 追い風要員

 showdownでは実機以上に追い風展開が流行っており(飽くまで個人の感想です)、そのきっかけである初めてのsdレート1900overを成し遂げたバルジーナを中心に多くのパーティに組み込まれている。
 
 たくまるさんが使用した後、Yoshiが大会で使い優勝したことでさらに人気が出てきたポケモン
 フェアリー環境である以上、タイプ相性的に厳しそうなイメージがあるが、特殊耐久に厚く寄せることで、眼鏡レヒレやテテフのムーンフォース(手助け込み)を耐えてから追い風を張ることができる。
 バークアウトで味方の特殊耐久を相対的に上げたり、イカサマで大きい打点を与えたり、 羽休めで場に長く居座ったりすることもできる。バンク解禁で叩き落とすも使用可能に。
 相手のトリックルーム展開を防ぐ挑発もある
 持ち物の候補としては、最も環境に多そうなのがシード、そして食べ残しやオボン、体力半回復の木の実辺りか
 
 特性プレッシャーで、相手のテテフ等の場に出た瞬間特性の発動するポケモンの持ち物がスカーフか否か、最速130族オーバーのスピードか否かを判断するのに役立つ。
 タイプ一致で130族からの岩雪崩はなかなかの火力、かつ怯みの運ゲーを押し付けられる。
 フリーフォール、挑発、ワイドガードと器用。一応、火炎放射もできるため、カミツルギに奇襲をしかける個体も少なからず存在
 
 特性の負けん気により、環境の中心にいるウインディに対して大きく牽制できる点が最大の特徴。負けん気が発動しなくても元々の火力が高いため、自身が大きなダメージソースになれる。
 技はブレイブバードギガインパクト、恩返し、馬鹿力など。持ち物は飛行Zなど。
 
 先程述べた通り。飛行と炎の攻撃範囲は優秀で、挑発もある。持ち物としては飛行Zがメジャー
 
 悪戯心により優先度付きで追い風を張れる。
 襷とがむしゃらの組み合わせもなかなかだが、自然の力ベースのZ技も強い。
 アローラダブルにおける追い風要員としては、地に足がついているためフィールドの影響を受けることができる、特に猫騙しによる妨害をサイコフィールドの力で受けずに済む点がかなり大きい、と個人的には感じている
 
 
 
 
 大変長いメモを最後までお読みいただき、
ありがとうございました。