【WCS 2017】 SD厨から見たvgc'17の環境変遷
この記事を読んでくださっている皆様へ、JCSオンライン予選お疲れ様でした。今年のマスター部門の日程はなかなか手厳しいという声をよく聞きました。改めてお疲れ様です
さて今回の記事はタイトルの通り、これまでのshowdownの環境変遷について僕が知っている範囲で書きおろすというもの。幾つか他者のptや並びを挙げていきますが、特に強かった上、その後流行ったものを主に挙げていきます。
また、showdownは多くの海外プレーヤーも使用しています。そのため、海外の大会の影響を大きく受けて環境が変わっていくので、海外大会についても同様に触れます。
ただし、飽くまで僕個人の感覚に過ぎないですし、本当の時系列とはズレている所もあるかもしれないので、参考程度に願います。ご指摘等ありましたらTwitter(@LCQ_poke)へ
○最初期のスタンパ
○上位の海外勢にて共有されていたpt
○そまーる
・スカーフ+格闘Z
○mdkが遅延Zを主軸にしたptを使用。
○ロンドンインターナショナル大会
(2016.10.9〜10)
・Wolfe
・Sekiam
▶︎高耐久のポリゴン2を倒すためにどくどくが多くのプレイヤーに採用される
○この頃、霰や晴れの天候パもSDレート上位に
○しょちゃん
スカーフポリZ構築(セジュンも後に使用)
○Meが眼鏡レヒレ入りのptでSD1位に(12月中旬)
▶︎眼鏡レヒレが注目される、AFK(++)の先取り
○サンノゼ大会(2016.12.18)
・Gavin
・Human
・3位/9位の共有構築
▶︎瞑想レヒレ
○ダラス大会(2016.12.31〜2017.1.1)
・Nowak
▶︎クモバドロスイッチが登場
○年明け前、たくまるがバルジーナ(この時の持ち物は食べ残し)入りptを使用し1位に。SD初の1900超え。
▶︎一気にバルジーナが注目されるように
○Yoshiのシロデスナptが公開
○年明け後、増えつつあった並びであるウツロイド+マッシブーン入りのptが1位に
○1月頃からSDにて徐々に、次のpt及びシード追い風フワライドが増え始める。
○ジョージア大会(2017.1.14〜15)
・Paul
▶︎フェアリーZコケコの増加
○メルボルン大会
・EmbC
○DJがそれまでのptから所謂DJパに切り替えて試運転を開始。最高SDレート1995
▶︎今ルールにおけるスタンパの一角
○マッスル(SDレート1985)と勝海(SDレート1968?)がカプエルフを使用
▶︎ノーマルZエルフーンの増加
○夕立がスタンパで1位に。初のSDレート2000超え(2005)。
+α
○しょちゃんがミロガラワルカグヤの試運転を開始する(2月の初頭頃?もっと前か)
+α
○アナハイム大会(2017.2.19)
・Mudhiman
○The One Nation of Gamers Pokémon Invitational (2017.2.27) 通称;ONOG
・ ビエラ
▶︎優勝したことでフワライドが一気にブームに。と同時にHBテテフの増加
○シェフィールド大会(2017.3.4〜5)
・優勝者/準優勝者の共有pt
○コリンズビル大会(2017.3.4〜5)
・Lexicon
・Tommy Cooleen
▶︎雨+マッシブーンでウインディやガブを牽制しつつ、ベトンで詰ませていく形。記事が公開された他、使いやすいこともあり使用するプレイヤーは多かった
○オセアニア大会
・Zoe Loe
▶︎トリル・雨に襷コケコで対応しようとした形のpt、こちらの方が多く使われているのでは
・Wolfe
○+・HB蛍火・殻を破るなどの組み合わせが増えてくる
【WCS2017】SD最高レート1952 Tailwind & Trick Room
はじめに
皆さんこんにちは、ラッカーです。
相変わらず自分はshowdownしか遊べない身ですが、実機で構築を組む上でも参考になるかもしれないと思い投稿に至りました。
今回は、Showdownにて最高1952を取れた構築を紹介します。型と動きがある程度知られるようになり、それ前提の動きを取られる事が増えてきたこと、新しい構築に手をつけてみたいこと、またウツロイド+マッシブーンの構築記事を自分も出してみたかったこと、この3つも記事を書こうとした理由です。
SDレート1921時のもの(誤って最高レートの証拠画像を削除してしまいました
どこのレート帯から使い始めたかは覚えていませんが、このロムで使い始めてから50戦潜った時点では38勝12敗と、そこそこ良い感じ?の勝率でした。
目次
構築紹介と作成経緯
【SDテキスト】
環境に追い風要員が蔓延り、相手の使用する追い風に不利を取らないようこちらも追い風をする…。こういった動きはあまり面白みが無いです。
そこで今回の構築では、追い風とトリックルームを同時採用することでこの課題の解決に挑みました。ベースとなる考えです。スイッチトリルではありません。
追い風要員はウォーグル。物理偏重の本構築には特性の負けん気が必要だったことに加え、最も使い慣れています。トリックルーム始動要員はウツロイド。独自の攻撃範囲が強い。またトリル起動が少しバレ辛い点も評価しています。
何が1番やりたかったかというと、相手のパーティに合わせて2つのs操作を使い分け常に相手の上を取って殴る、ということ。
個別解説
H-B-D: 陽気a252プテラのフリーフォール+Zテクスチャー後の臆病c252ポリゴンZの適応力10万ボルトを確定耐え
C: 145-135テテフをヘドロ爆弾で確定1発
S: 準速95族抜き
s103という絶妙な素早さを少し犠牲にし、トリックルーム下でも追い風下でもそこそこ動きやすくしました。ウォーグルと並べてトリックルームを起動する機会が多いです。
威嚇枠そして炎枠。
調整はエモルガムから拝借しました。追い風とトリルが共に展開し辛い時、地均しが勝ち筋に直結したこともあったので非常に強い技だと感じました。
チョッキ持ちですが、テテフのフィールド有Zサイキネは耐えられないのがネックです。
またカグヤへの後出しが安定しており、カグヤ入りには丁寧に扱います。
H-D: C147珠コケコの拡散マジカルシャインとフィールド補正込み10万ボルトを各々確定耐え
見た目は論外ですが(愛好家の皆さんには謝罪します)性能の良さから採用。実数値には完全に惚れました。
前回の構築記事にも書いた通り、スカガブの巻き込み地震をウォーグル以外に安定して受けられる駒で、その地震と馬鹿力を合わせてガブがポリゴン2にレイビを撃たれる、あるいはトリルを張られる前に倒します。
負けん気持ちのウォーグルがいるとはいえ、非常に威嚇枠を呼ぶのと、馬鹿力によるディスアド、そして他のポケモンにZクリスタルを渡してることから持ち物は、海外勢の方からアドバイスを受けた結果、白いハーブ。これもまた使いやすい道具でした。
H-D: C179ウツロイドの目覚めるパワー氷を確定耐え
最速スカーフガブリアスですが、やはり強かったです。
ウォーグルが呼ぶコケコを上から倒します。
終盤のお掃除にも、序盤の削りにもok
H-D: C200テテフのフィールド補正込みサイコキネシス確定耐え
負けん気鳥。威嚇や濁流の追加効果、捨て台詞等に強い特性です。
前述のガブと先発に出した際に眼鏡レヒレと対面した場合、地震とzブレバを重ねてレヒレを飛ばします。
トリル下になった際、トゲデマルやジバコイルが来ると滅茶苦茶重くなり、処理速度が下がるので地震を採用してます。
コンセプト上、ウォーグルと同時選出することが多いのですが、Z技は相手のパーティを見てウォーグルで使うかギガイアスで使うか判断します。
選出と立ち回り
① v.s.
・トリル追い風要員無しのスタンパ
先発 +
裏 から選択
基本的な動き。地震で雑に削りながら追い風展開。カグヤが出てきたらウインディに、ガブが出てきたらマッシブーンに、ムーンフォースが飛んできそうならウインディかウツロイドに、といった感じでサイクルを回します。追い風ターンを有効的に利用することばかり意識する必要はないです、上手く張れたらokくらいの心持ちで
② v.s.
・バルジーナ等の追い風要員入りスタンパ
・ゴルダック+ペリッパー
・Rキュウコン入りスタンパ
・オドリドリ+フェローチェ
・ハリテヤマ+トリル指導要員
先発 +
裏 +or
ウツロイドが守っているうちにウォーグルで追い風を張る様に見せかけて、実はウォーグルが守っているうちにウツロイドでトリックルームを張ります。
ウォーグルとウツロイドが共に追い風を使って上から殴るのにかなり適しているポケモンであるため、相手はこちらが追い風展開すると思い込んで追い風を選択したり、追い風要員のウォーグルに集中をかけるかz技を撃ってきたりします。その結果、少ない被害に抑えられる他、中速(というよりかなり速い)トリパにも関わらずトリル下では相手の上を取れることが多いです。
相手の追い風に合わせてトリックルームを張れると美味しいです(これがこの構築における最も強いところであり、ちょっとしたギミック)
また、ハリテヤマの猫騙し+トリル展開に対しては、ウォーグルでハリテヤマを倒してギガイアスを通しやすくするか、ウツロイドでトリックルームを返して猫騙しによるアドを無くします。
③ v.s.
・コータス+ドレディア
・Rライチュウ+コケコ
・霰パ(Rサンドパン+α)
・ノーマルZエルフーン軸
先発 +
裏 +or
晴れパに対しては、どちらが眠らされても良いのでドレディアの処理を優先。トリル展開されそうな時はこちらもそれを使って展開を阻止します。
エレキパを相手取る時は、コケコがウツロイドに弱いことと、Rライチュウがウツロイドに大きい打点を持っていることが多いことから、ウツロイドのヘイトは大きいです。そこでウツロイドは守り、ウインディで地均しをします。
残り2つへの立ち回りの解説は、残りのメンツによって変わってくるので、ここでは省きます
➃ v.s.
・ポリゴン2+α
先発 +
裏 +or
個別解説で述べた通りポリゴン2に集中をかけますが、ポリゴン2をウインディに下げられ、珠コケコでマジカルシャインを撃たれると崩壊します。相手のプレイング依存になってしまうため、安定はしていません。万が一トリル展開された場合はウツロイドで張り返しましょう
苦手な相手
基本的に無理です。マッシブーンのビーストブーストと冷凍パンチがカギになるかもしれません()
・耐久メガネテテ
※スカーフテテフも少し厳しいですが、そちらは立ち回り次第で処理可能です。
・壁張りコケコ+積みポケモン
ビーストブーストを重ねて対応しようとしても限界があります。対面で上から処理するのに特化したこの構築ではかなり厳しい相手です、時間稼ぎやこちらも積むといったことができないので……
・Yoshiのシロデスナ パーティや遅延Z
ここらもかなり厳しいです。
この構築の欠陥点について
実はこの構築、気付かれた方もいるとは思うのですが、鋼タイプとカプ神が一体も入っていません。つまり、フィールド補正の影響で火力が増大するカプ(特にテテフ)が少し辛いです……
もしこの構築をアレンジして使いたいという方がいるようであれば、鋼かカプを入れてみることを勧めます。少なくとも相手のテテフへの牽制にはなってくれるはずです。
最後まで読んでくださったこと感謝します!ありがとうございました。
【WCS2017】 SD環境考察②
こんにちは、Lacquerです。
まだ未完成の記事です、いずれ更新します。
質問等はTwitter(@LCQ_poke)かコメント欄の方にお願いします。
VGC 17 Usage Statistics, February 2017
— zach (@profshroomish) 2017年3月10日
These stats are weighted (higher players have more influence).
(retweets appreciated) #PlayPokemon pic.twitter.com/TdqGMTKlxw
シード軽業フワライド
シロデスナ軸
(Yoshi's Sandcastle in the Sand - Pastebin.com)
ことで一時期流行った構築。ドーブルシロデスナの構築記事自体は日本の方が既に出されていたが、Yoshiのこれはさらに工夫がなされている。ミミッキュ
・Gavin Michaels(※アナハイム地区予選優勝者)のパーティ
トゲデマル
グロリア本戦の準優勝者を含めた数人や、コリンズビル地区大会の優勝者、またONOGにてaDriveが使用していたポケモン。特にグロリア後のECS大会での使用率ランキングを見ると、いかに実機でも流行っているのかが分かる。
特性は避雷針、覚えられる技は猫騙しやアンコール、ほっぺすりすり(これはあまり見ない)とサポート性能が高い。また、補正無しA252振りトゲデマルの専用技びりびりちくちくはHP252振りカプ・レヒレを確定2発にできるため、サポート以外の仕事も一応こなせる。だが、特筆すべきはその素早さ種族値であり、96。これはアローラダブル環境では1つのSラインとされる95(ウインディとカプ・テテフ)の+1であり、アンコールによって行動に制限をかけられる相手の範囲がかなり広い。
だが、トゲデマルに着目して考えてみる。
特性の避雷針により、AFK(ウインディ、レヒレ、カミツルギの英名の頭文字より)では処理に手間取るカプ・コケコの単体電気技を吸いながら、レヒレを盤面に置くことが可能。また持ち物の風船により、地面技の一貫を打ち消すことも兼ねている。トゲデマルの猫騙しとアンコールによる盤面操作に加え、AFKの攻撃範囲と受け回し性能の高さが相まって、トゲデマル+AFKの並びで多くのパーティに対して融通が効くようになっている。
ギャラドス
環境初期に流行ったポケモンだが、AFKの流行に伴って一時期、個体数が減ってしまっていた。レヒレやカミツルギに対して水技の通りが悪い他、単純な相性では勝るウインディにもワイルドボルトが採用されており返り討ちに遭うことが多いためである。しかし、ここ最近再び数が増えてきており、ギャラドス入りの記事も見られるようになってきた。
その理由だが、環境トップの一角であるガブリアスの存在と大きく関係していると思われる。スカーフや地面Zガブリアスに対し、ギャラドスは浮いている、かつその特性威嚇により非常に後出しが安定するポケモン。また、ガブリアス引きのタイミングで龍の舞を積んでから放つ水Zや氷の牙、地震といった攻撃技は相手の後続にかなりの圧力をかける。
最もメジャーな持ち物は上で述べた通り水Zだが、ONOG時のビエラさんと同じく場持ちを良くするオボンの実も見られる。技構成的に達人の帯だと思われる個体も存在した。本当に稀に飛行Zもいるが、これは前述した水技の通りの悪さを考慮したもので、ベースとなる技は飛び跳ねる
ウツロイド+マッシブーン
Rペルシアン
耐久振りデンジュモク
【WCS2017】 SD環境考察①
こんにちは、Lacquerです。
ご指摘やご意見等がある場合はコメント欄、またはTwitter(@LCQ_pkmn)の方にお願いします。
- その1 レヒレウインツルギ
- その2 シードカグヤ
- その3 ガブリアス
- その4 スカーフテテフ+ウインディ
- その5 耐久眼鏡テテフ
- その6 ギガイアス
- その7 ウツロイド
- その8 襷フェローチェ+飛行Zオドリドリ
- その9 Rキュウコン
- その10 Rベトベトン
- その11 カビゴン
- その12 コータス+ドレディア
- その13 ペリッパー+ゴルダック
- その14 コケコ
- その15 ポリゴンZ
- その16 クワガノン
- その17 追い風要員
その1 レヒレウインツルギ
アローラダブルにおける草炎水の御三家
・レヒレ
①眼鏡型
②残飯型
①ビートダウン型
②コントロール型
①チョッキ型
②襷型
③スカーフ型
④草、格闘Z型
その2 シードカグヤ
その3 ガブリアス
①地面Z型
②スカーフ型
その4 スカーフテテフ+ウインディ
その5 耐久眼鏡テテフ
その6 ギガイアス
その7 ウツロイド
その8 襷フェローチェ+飛行Zオドリドリ
その9 Rキュウコン
その10 Rベトベトン
その11 カビゴン
その12 コータス+ドレディア
その13 ペリッパー+ゴルダック
その14 コケコ
その15 ポリゴンZ
①スカーフ型
②ノーマルZテクスチャー型
③珠持ち輪唱型
④トリックルーム要員ノーマルZ型
その16 クワガノン
その17 追い風要員
・プテラ
【wcs2017】最高SDレート1914
こんにちは!
Lacquer (@LCQ_poke) です。
今回はウォーグルのおかげでshowdownのトップを取れたので、アイキャッチ画像をウォーグルにしています!!
さて、改めまして………
今回はshowdownにて念願の1位(Lacquer)と、1900overの2位(LCQ:グロリアのラスチャレ予選の略称とは違いますw)の2つを達成出来ました!!ということで、その記念に用いた構築とそこから派生した構築の1つを載せたいと思います。
また、Lacquerのアカウントは1900チャレして闇落ちしましたがsdの1800代を彷徨うだけの力はある構築でした
(→しかしその後、sd最高レート1914をこちらのアカウントLacquerで達成しました。なお証拠の画像はありません)
↓ 1番最初に使用した構築です
ガブリアス
特性:鮫肌
持ち物:拘りスカーフ
性格:意地っ張り
努力値:12-204-36-*-4-252
技:地震/毒突き/岩雪崩/炎の牙
Garchomp @ Choice Scarf
Ability: Rough Skin
Level: 50
EVs: 12 HP / 204 Atk / 36 Def / 4 SpD / 252 Spe
Adamant Nature
- Earthquake
- Poison Jab
- Rock Slide
- Fire Fang
意地っ張り、準速なのである意味Speに妥協していますねw本当は最速のスカーフガブリアスを使いたかった…
相手ガブ(Atk実数値182)の返しの地震Zで確定1発を取られたくなかったことと、性格を意地っ張りで採用していたことから、Atkを少し割いてHPとDefに回しています。
炎の牙は火炎放射と選択。
ドラゴン技は必要に感じる場面が殆どない点、そして後述のレヒレのミストメーカーとアンチシナジーな点から不採用です
カプ・レヒレ
@
特性:ミストメーカー
持ち物:拘り眼鏡
性格:控えめ
努力値:236-*-*-236-*-36
Tapu Fini @ Choice Specs
Ability: Misty Surge
Level: 50
EVs: 236 HP / 236 SpA / 36 Spe
Modest Nature
IVs: 0 Atk
- Muddy Water
- Moonblast
- Dazzling Gleam
- Haze
雨パーティ相手には特に頑張ってもらいます。
また、たまーにいるエボルブバトン構築や、腹太鼓カビゴン対策の黒い霧を仕込ませてます。レヒレのSpe実数値を下で説明するマッシブーンのそれ+1(=110)に調整することで、後出しの威嚇がマッシブーンに入ったり、カビゴンがのろいを積んだりした時でも、マッシブーンの先に黒い霧を使いステータスを戻せるので確実にカビゴンをマッシブーンが仕留められる様にしています。
→メガネ型辞めようかなw
黒い霧の採用はMeさんの構築記事を参考にしました、感謝ですw
ウォーグル
@
特性:負けん気
持ち物:気合の襷
性格:意地っ張り
努力値:*-252-*-*-4-252
技:ブレイブバード/恩返し/追い風/守る
Braviary @ Focus Sash
Ability: Defiant
Level: 50
EVs: 252 Atk / 4 SpD / 252 Spe
Adamant Nature
- Brave Bird
- Return
- Tailwind
- Protect
行動保証の襷(自分以外に襷持ちのウォーグルを使っていた方は見たことないです)を持たせました。理由としては、レヒレウォーグルと並べて雨パをしっかりと見るためで、襷持ちでないウォーグルだとゴルダックの雨ハイドロポンプZにより一撃で飛ばされて相手のペリッパーの追い風が一方的に通ってしまい、一気に先の試合展開が不利になると考えたからです。
しかし、雨自体をそこまで見なくなってきたため、変更して次の型を使用していました。
⬇︎
@
特性:負けん気
持ち物:飛行Z
性格:陽気
努力値:28-180-4-*-44-252
技:ブレイブバード/恩返し/追い風/守る
Braviary @ Flyinium Z
Ability: Defiant
Level: 50
EVs: 28 HP / 180 Atk / 4 Def / 44 SpD / 252 Spe
Jolly Nature
- Brave Bird
- Return
- Tailwind
- Protect
飛行Zを持たせることで、陽気にしたせいで衰えた火力を補っています。また、耐久の調整はカプ・テテフ(SpA実数値200)のフィールド補正有サイコキネシス確定耐えです
ウインディ
@
特性:威嚇
持ち物:拘り鉢巻
性格:陽気
努力値:*-252-*-*-4-252
Arcanine @ Choice Band
Ability: Intimidate
Level: 50
EVs: 252 Atk / 4 SpD / 252 Spe
Jolly Nature
- Flare Blitz
- Extreme Speed
- Wild Charge
- Close Combat
炎電気格闘の攻撃範囲の広さと神速の火力が魅力的な鉢巻型のウインディです。
終盤の詰めもこの子に任せます
カプ・テテフ
@
特性:サイコメーカー
持ち物:命の珠
性格:臆病
努力値:*-*-*-252-4-252
Tapu Lele @ Life Orb
Ability: Psychic Surge
Level: 50
EVs: 252 SpA / 4 SpD / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Psychic
- Dazzling Gleam
- Taunt
- Protect
耐久調整をすれば良かったのですが、珠の反動ダメージで削れていくので、考えていた調整はやめて極振りにしました。
またサイコフィールドのおかげで、猫騙しに妨害されることなく挑発をトリル始動要員(主にポリゴン2ですねw)に打てます。テテフの挑発は読まれづらいのかうまく決まることが多かったです。ただし、ヤレユータンやミミッキュの場合はメンタルハーブ持ちの個体も多いので、殴りに行った方が良さそうです。
マッシブーン
@
特性:ビーストブースト
持ち物:格闘Z
性格:意地っ張り
努力値:68-124-4-*-236-76
技:馬鹿力/毒突き/吸血/守る
Buzzwole @ Fightinium Z
Ability: Beast Boost
Level: 50
EVs: 68 HP / 124 Atk / 4 Def / 236 SpD / 76 Spe
Adamant Nature
- Superpower
- Poison Jab
- Leech Life
- Protect
調整先覚えてない………
取り敢えず、ここまでで重いカビゴンやポリゴン2、また面倒なカミツルギを容易く吹き飛ばしてくれるZマッシブーンを採用。
呼ぶウインディ等の威嚇要員に対してはウォーグルが牽制してくれるので、動きやすかったです。
持ち物の格闘Zについてですが、メインウェポンの馬鹿力のデメリットを1回無視できる点、威嚇を入れられてもある程度の誤魔化しが効く点、そしてビーストブーストの発動に結びつきやすい点の3つから気に入りました。
ウォーグルが絶えた後のスカガブの巻き込み地震を受けてくれる駒としても優秀ですw
この構築は、自分が1位を取る前くらいまでダントツで1位、しかもshowdownのvgc2017ルール最初の1900overを達成されたtakumaruさん(おそらくバルジーナをこの環境に連れてきた方)の構築→
を参考にして(上の記事が出される以前に)作ってみたものです。
話が一度脱線しますが、たくまるさんが1905を取った後は暫く上位層が変動せず、2人目の1900overが出てこなかったので狙ってみようかなということで挑みましたw
1900overした日本人は2人目らしいです。海外のプレーヤーの方?にそう言われました、嬉しいw
羽休め採用のバルジーナでは、イカサマ以外の打点が無い上、場に長くとどまります。そのため相手の盤面次第ではありますが、自信が置物になってしまい追い風ターンが無駄に消費されそうな印象を受けたので、
同じ追い風使いでも自らが殴れるウォーグルを代わりに採用することにしました(この構築では何度も追い風を貼り直すことを基本求めていない)
※バクアや叩きを採用したバルジーナなら話は別。
また、ウォーグルの場合はブレバを撃って襷で残った体力を削り自主退場も可能。そして最大の特徴である特性の負けん気による対威嚇枠でもあり、このパーティが呼びやすいウインディ、ギャラドス(こちらはかなり減った)への対抗手段の1つとしても優秀です。
残りのメンバーは、ウォーグルを軸に補完や追い風下での制圧力を高めることを意識して集めました。
ガブリアスをスカーフ運用した理由は、ウォーグルが先発に呼びやすいであろうコケコを上から一撃で葬り去れる(※耐久調整のなされていない個体)点と、追い風の切れた後にRキュウコンやスカーフバイバニラに縛られるのを避けられる点を重要視したからです。
ウインディは対テッカグヤ、カミツルギへの炎枠、威嚇枠として優秀なので採用。コントロール型ウインディだと追い風ターンを活かすことができない他、高火力の神速による終盤の掃除役としても動かしたかったのでハチマキ型
テテフは後半の雑な削りを入れたり、猫騙し+トリックルーム要員or自分より遅い追い風要員へ挑発を打ち込んだりする駒として採用。
マッシブーンやレヒレは、ウインディの威嚇を重ねるとかなりの硬さを誇るのでパーティ全体に安定感を与えてくれます。
マッシブーン、レヒレ、ウインディのおかげでサイクル戦に持ち込まれても粘り強く戦うことができます
このパーティのコンセプトはかなり単純です。ウォーグルが呼ぶ先発のコケコ等をスカガブで処理しながら追い風を張る。そして追い風中は裏の珠テテフや眼鏡レヒレで敵を上からなぎ倒していくというもの(細かい立ち回りにつきましては省かせて頂きたいと思います)
上に載せた構築を変えようと思った理由は主に3つです。
①構築の欠陥(と言えば良いのか
そもそも上の構築を使い始める前から考えていたことなのですが、
拘りアイテムばかり持たせた構築は扱い辛い
というのは、上からの圧力で押し切れそうにない時は守れない、技が固定されているがために相手の返しの攻撃をサイクルで受けるか捨てるかしかなく、
特定の相手に対し役割を果たしきれないといった事態が起こり得るからです。
小回りが効き辛い、シビアな立ち回りが時折求められるといえば良いんでしょうか
②ウインディ+カプ@拘りのミラー対面
showdownにてよく見かけるようになったウインディを軸にした並び↙︎
・+@
・+@
を互いに選出して被ってしまい、立ち回りが面倒かつ不毛に感じる場面が増えました。
③苦手なポケモンや並びの増加
・持ちの///
・@ +@
上に挙げたポケモン、並びはトリル展開と違うベクトルで処理に手間取ることが多くてかなり苦手でした。
ということで構築を変えてみました!
派生構築
古参のメンツに関してですが、
・ガブリアスはスカーフ→地面Z
・ウインディは鉢巻→珠や達人の帯
新規のメンツに関してですが、
・スカーフカミツルギ+エレキシードコケコ
@@
この並びに、さらにウインディの神速も絡めるとかなり強力であることに気付いたので、採用してみました。
コケコのエレキシードは特に増え始めたスカガブ対策です。そこそこの火力で返しのマジカルシャインをスカガブに浴びせることを目標としています。性格は控えめで一般的なSpAとSpeへの極振りで、耐久にまるで割けなかった分をエレキシードで補っています。フェローチェの珠毒突きにも対応可能です。
また、使用したスカーフカミツルギについては以下の通りです
@
特性:ビーストブースト
持ち物:拘りスカーフ
性格:意地っ張り
努力値: ❶案 84-148-4-*-20-252 ❷案 4-92-4-*-252-156
技:リーフブレード/スマートホーン/葉っぱカッター/聖なる剣
❶
Kartana @ Choice Scarf
Ability: Beast Boost
Level: 50
EVs: 84 HP / 148 Atk / 4 Def / 20 SpD / 252 Spe
Adamant Nature
- Leaf Blade
- Smart Strike
- Razor Leaf
- Sacred Sword
❷
Kartana @ Choice Scarf
Ability: Beast Boost
Level: 50
EVs: 4 HP / 92 Atk / 4 Def / 252 SpD / 156 Spe
Adamant Nature
- Leaf Blade
- Smart Strike
- Razor Leaf
- Sacred Sword
⬆︎カミツルギの葉っぱカッターは強い
❶の調整だと、Atk実数値182ガブリアスの地震Zや炎の牙くらいは耐えてくれます。
❷の調整だと、特殊方面が比較的厚いのでコケコのフィールド下、珠10万ボルトなどを1発は耐えてくれます。
もちろん、意地っ張りASカミツルギでも大丈夫です。(威嚇込みでH4ワルビアルをリフブレで高乱数確1とか火力おかしいw)
しかし、Sに性格上昇補正を掛けないと、最速スカーフテテフと同速の161勝負になってしまう点がネックですね。
カミツルギは非常にウインディを呼びやすいため、ウォーグルの負けん気とよくマッチした印象があります。この辺は上で紹介したマッシブーンと似ています
・持ちのトリル要員/
・/のスイッチトリル⬅︎特にヤバい
・猫騙し+追い風要員//
冒頭で述べた通り、まだ幾つか派生の構築があり、そちらを今では好んで使っています(上で紹介した構築より動かしやすい)が、
その構築ではトリルをもっと厚く見れるようになりました(多分w)
かなり長い文章になってしまいました(もっと簡潔にまとめられるよう努力します)が、
読んでいただきありがとうございました!
【WCS2016】 SD1位 ゴチルゼルコントロール
構築紹介
個別紹介
紅色の珠 | |
終わりの大地 (日照り) | |
冷静 | |
189-×-180-221-130-85 | |
108-×-×-244-156-× (努力値) | |
0 Atk / 0 Spe (個体値) | |
噴火 大地の力 10万ボルト 守る |
ボーマンダナイト | |
スカイスキン (威嚇) | せっかち |
171-172-135-163-113-189 | 4-52-×-180-20-252 (努力値) |
捨て身タックル ハイパーボイス 追い風 吠える |
オボンの実 | |
影踏み | |
生意気 | |
176-×-122-115-172-63 | |
244-×-52-×-212-× (努力値) | |
0 Atk / 0 Spe (個体値) | |
サイコキネシス マジックコート トリックルーム 守る |
Lacquer(ラッカー)の自己紹介
みなさん初めまして!
Lacquer(@is26yk)と申します。ダブルバトルに2016年から本格的に取り組んでおります。
このハンドルネームの由来ですが、ハゼ(ウルシ科の植物)の盆栽がとても好きでして、そのウルシの英名から取っています。
諸事情により実機を使って遊ぶことができません。そのため Showdown! 関係の記事が多く、不快に思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、一部の方に読んでいただけるだけでも幸いです。
1月にオーストラリアのVGCプレイヤー Alister Sandover 選手に提供し、WCS2018のDay2にてスイスドロー予選を4勝3敗、世界ランク34位で終えてもらった雨パーティの構築記事です。