Volt Switch!!!

【WCS 2017】 SD厨から見たvgc'17の環境変遷

 

 この記事を読んでくださっている皆様へ、JCSオンライン予選お疲れ様でした。今年のマスター部門の日程はなかなか手厳しいという声をよく聞きました。改めてお疲れ様です

 

 さて今回の記事はタイトルの通り、これまでのshowdownの環境変遷について僕が知っている範囲で書きおろすというもの。幾つか他者のptや並びを挙げていきますが、特に強かった上、その後流行ったものを主に挙げていきます。
 また、showdownは多くの海外プレーヤーも使用しています。そのため、海外の大会の影響を大きく受けて環境が変わっていくので、海外大会についても同様に触れます
 ただし、飽くまで僕個人の感覚に過ぎないですし、本当の時系列とはズレている所もあるかもしれないので、参考程度に願います。ご指摘等ありましたらTwitter(@LCQ_poke)へ

 

  

○最初期のスタンパ

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○上位の海外勢にて共有されていたpt

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○そまーる
・スカーフf:id:ykhr7:20170510170233p:plain+格闘Zf:id:ykhr7:20170510170241p:plain

○mdkがf:id:ykhr7:20170510170307p:plain遅延Zを主軸にしたptを使用。

 

○ロンドンインターナショナル大会
(2016.10.9〜10)
・Wolfe f:id:ykhr7:20170510170319p:plainf:id:ykhr7:20170510170327p:plainf:id:ykhr7:20170510170339p:plainf:id:ykhr7:20170510170404p:plainf:id:ykhr7:20170510170414p:plainf:id:ykhr7:20170510170427p:plain

・Sekiam f:id:ykhr7:20170510170436p:plainf:id:ykhr7:20170510170514p:plainf:id:ykhr7:20170510170525p:plainf:id:ykhr7:20170510170537p:plainf:id:ykhr7:20170510170546p:plainf:id:ykhr7:20170510170600p:plain

▶︎ベトベトンf:id:ykhr7:20170510170620p:plainギガイアスf:id:ykhr7:20170510170628p:plainが注目される

▶︎テッカグヤf:id:ykhr7:20170510170638p:plainウインディf:id:ykhr7:20170510170646p:plainトリトドンf:id:ykhr7:20170510170655p:plainの組み合わせの流行

▶︎高耐久のポリゴン2を倒すためにどくどくが多くのプレイヤーに採用される

 

○この頃、霰や晴れの天候パもSDレート上位に

 

○しょちゃん
スカーフポリZ構築(セジュンも後に使用)

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○Meが眼鏡レヒレ入りのptでSD1位に(12月中旬)

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▶︎眼鏡レヒレf:id:ykhr7:20170510171127p:plainが注目される、AFK(f:id:ykhr7:20170510171138p:plainf:id:ykhr7:20170510171150p:plainf:id:ykhr7:20170510171208p:plain)の先取り

 

 

サンノゼ大会(2016.12.18)
・Gavin  f:id:ykhr7:20170510171234p:plainf:id:ykhr7:20170510171244p:plainf:id:ykhr7:20170510171256p:plainf:id:ykhr7:20170510171307p:plainf:id:ykhr7:20170510171321p:plainf:id:ykhr7:20170510171335p:plain

・Human f:id:ykhr7:20170526130923p:plainf:id:ykhr7:20170526130935p:plainf:id:ykhr7:20170526130951p:plainf:id:ykhr7:20170526131038p:plainf:id:ykhr7:20170526131050p:plainf:id:ykhr7:20170526131102p:plain

・3位/9位の共有構築

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▶︎後のミミッキュf:id:ykhr7:20170510171344p:plainカビゴンf:id:ykhr7:20170510171352p:plainのブームに繋がっていく

▶︎瞑想レヒレ

 

 

○ダラス大会(2016.12.31〜2017.1.1)

・Nowak f:id:ykhr7:20170526132244p:plainf:id:ykhr7:20170526132300p:plainf:id:ykhr7:20170526132318p:plainf:id:ykhr7:20170526132332p:plainf:id:ykhr7:20170526132347p:plainf:id:ykhr7:20170526132359p:plain

▶︎クモバドロスイッチが登場

 

○年明け前、たくまるがバルジーナ(この時の持ち物は食べ残し)入りptを使用し1位に。SD初の1900超え。

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▶︎一気にバルジーナf:id:ykhr7:20170510171929p:plainが注目されるように

 

○Yoshiのシロデスナptが公開

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○年明け後、増えつつあった並びであるウツロイドマッシブーン入りのptが1位に

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○1月頃からSDにて徐々に、次のpt及びシード追い風フワライドf:id:ykhr7:20170511000510p:plainが増え始める

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ジョージア大会(2017.1.14〜15)
・Paul f:id:ykhr7:20170511000825p:plainf:id:ykhr7:20170511000834p:plainf:id:ykhr7:20170511000850p:plainf:id:ykhr7:20170511000942p:plainf:id:ykhr7:20170511001002p:plainf:id:ykhr7:20170511001019p:plain

▶︎フェアリーZコケコの増加

 

メルボルン大会

・EmbC  f:id:ykhr7:20170526133432p:plainf:id:ykhr7:20170526133446p:plainf:id:ykhr7:20170526133500p:plainf:id:ykhr7:20170526133518p:plainf:id:ykhr7:20170526133532p:plainf:id:ykhr7:20170526133554p:plain

 

 

○DJがそれまでのptから所謂DJパに切り替えて試運転を開始。最高SDレート1995

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▶︎今ルールにおけるスタンパの一角

 

○マッスル(SDレート1985)と勝海(SDレート1968?)がカプエルフを使用

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▶︎ノーマルZエルフーンの増加

 

○夕立がスタンパで1位に。初のSDレート2000超え(2005)。

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○しょちゃんがミロガラワルカグヤの試運転を開始する(2月の初頭頃?もっと前か)

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アナハイム大会(2017.2.19)

・Mudhiman f:id:ykhr7:20170511002908p:plainf:id:ykhr7:20170511002941p:plainf:id:ykhr7:20170511002956p:plainf:id:ykhr7:20170511003007p:plainf:id:ykhr7:20170511003020p:plainf:id:ykhr7:20170511003032p:plain

 

○The One Nation of Gamers Pokémon Invitational (2017.2.27) 通称;ONOG
ビエラ f:id:ykhr7:20170511003106p:plainf:id:ykhr7:20170511003120p:plainf:id:ykhr7:20170511003131p:plainf:id:ykhr7:20170511003143p:plainf:id:ykhr7:20170511003154p:plainf:id:ykhr7:20170511003206p:plain

▶︎優勝したことでフワライドf:id:ykhr7:20170511003217p:plainが一気にブームに。と同時にHBテテフf:id:ykhr7:20170511003230p:plainの増加

 

 

○シェフィールド大会(2017.3.4〜5)

 ・優勝者/準優勝者の共有pt

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○コリンズビル大会(2017.3.4〜5)

・Lexicon f:id:ykhr7:20170526140255p:plainf:id:ykhr7:20170526140326p:plainf:id:ykhr7:20170526140347p:plainf:id:ykhr7:20170526140402p:plainf:id:ykhr7:20170526140416p:plainf:id:ykhr7:20170526140428p:plain

・Tommy Cooleen

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▶︎雨+マッシブーンウインディやガブを牽制しつつ、ベトンで詰ませていく形。記事が公開された他、使いやすいこともあり使用するプレイヤーは多かった

 

オセアニア大会

・Zoe Loe f:id:ykhr7:20170526140626p:plainf:id:ykhr7:20170526140650p:plainf:id:ykhr7:20170526140724p:plainf:id:ykhr7:20170526140743p:plainf:id:ykhr7:20170526140832p:plainf:id:ykhr7:20170526140908p:plain

▶︎トリル・雨に襷コケコで対応しようとした形のpt、こちらの方が多く使われているのでは

・Wolfe f:id:ykhr7:20170526143543p:plainf:id:ykhr7:20170526143601p:plainf:id:ykhr7:20170526143617p:plainf:id:ykhr7:20170526143633p:plainf:id:ykhr7:20170526143644p:plainf:id:ykhr7:20170526143656p:plain

ビエラの使用した、蓄える腹太鼓カビゴンが注目される

 

f:id:ykhr7:20170511003510p:plain+f:id:ykhr7:20170511003528p:plain・HB蛍火f:id:ykhr7:20170511003542p:plain・殻を破るf:id:ykhr7:20170511003630p:plainなどの組み合わせが増えてくる

 

 

 

【WCS2017】SD最高レート1952 Tailwind & Trick Room

はじめに

皆さんこんにちは、ラッカーです。

相変わらず自分はshowdownしか遊べない身ですが、実機で構築を組む上でも参考になるかもしれないと思い投稿に至りました。

今回は、Showdownにて最高1952を取れた構築を紹介します。型と動きがある程度知られるようになり、それ前提の動きを取られる事が増えてきたこと、新しい構築に手をつけてみたいこと、またウツロイド+マッシブーンの構築記事を自分も出してみたかったこと、この3つも記事を書こうとした理由です。


SDレート1921時のもの(誤って最高レートの証拠画像を削除してしまいました
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どこのレート帯から使い始めたかは覚えていませんが、このロムで使い始めてから50戦潜った時点では38勝12敗と、そこそこ良い感じ?の勝率でした。



目次


構築紹介と作成経緯


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【SDテキスト】

https://pastebin.com/UPgRQ5xY


環境に追い風要員が蔓延り、相手の使用する追い風に不利を取らないようこちらも追い風をする…。こういった動きはあまり面白みが無いです。
そこで今回の構築では、追い風とトリックルームを同時採用することでこの課題の解決に挑みました。ベースとなる考えです。スイッチトリルではありません。

追い風要員はウォーグル。物理偏重の本構築には特性の負けん気が必要だったことに加え、最も使い慣れています。トリックルーム始動要員はウツロイド。独自の攻撃範囲が強い。またトリル起動が少しバレ辛い点も評価しています。

何が1番やりたかったかというと、相手のパーティに合わせて2つのs操作を使い分け常に相手の上を取って殴る、ということ。


個別解説



ウツロイド


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気合いの襷
ビーストブースト
控えめ
195-×-68-192-152-148
84-×-4-220-4-196 (努力値)
ヘドロ爆弾
パワージェム
トリックルーム
守る

H-B-D: 陽気a252プテラのフリーフォール+Zテクスチャー後の臆病c252ポリゴンZの適応力10万ボルトを確定耐え
C: 145-135テテフをヘドロ爆弾で確定1発
S: 準速95族抜き

s103という絶妙な素早さを少し犠牲にし、トリックルーム下でも追い風下でもそこそこ動きやすくしました。ウォーグルと並べてトリックルームを起動する機会が多いです。



ウインディ


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突撃チョッキ
威嚇
意地っ張り
181-171-101-×-102-136
124-204-4-×-12-164 (努力値)
フレアドライブ
ワイルドボルト
神速
地均し

威嚇枠そして炎枠。
調整はエモルガムから拝借しました。追い風とトリルが共に展開し辛い時、地均しが勝ち筋に直結したこともあったので非常に強い技だと感じました。
チョッキ持ちですが、テテフのフィールド有Zサイキネは耐えられないのがネックです。
またカグヤへの後出しが安定しており、カグヤ入りには丁寧に扱います。


マッシブーン


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白いハーブ
ビーストブースト
意地っ張り
209-196-160-×-83-107
212-156-4-×-76-60 (努力値)
馬鹿力
冷凍パンチ
毒突き
守る

H-D: C147珠コケコの拡散マジカルシャインとフィールド補正込み10万ボルトを各々確定耐え

見た目は論外ですが(愛好家の皆さんには謝罪します)性能の良さから採用。実数値には完全に惚れました。

前回の構築記事にも書いた通り、スカガブの巻き込み地震ウォーグル以外に安定して受けられる駒で、その地震と馬鹿力を合わせてガブがポリゴン2にレイビを撃たれる、あるいはトリルを張られる前に倒します。
負けん気持ちのウォーグルがいるとはいえ、非常に威嚇枠を呼ぶのと、馬鹿力によるディスアド、そして他のポケモンにZクリスタルを渡してることから持ち物は、海外勢の方からアドバイスを受けた結果、白いハーブ。これもまた使いやすい道具でした。



ガブリアス

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拘りスカーフ
鮫肌
陽気
185-180-116-×-106-169
12-236-4-×-4-252 (努力値)
地震
岩雪崩
炎の牙
毒突き

H-D: C179ウツロイドの目覚めるパワー氷を確定耐え

最速スカーフガブリアスですが、やはり強かったです。
ウォーグルが呼ぶコケコを上から倒します。
終盤のお掃除にも、序盤の削りにもok



ウォーグル

20180907141900
飛行Z
負けん気
陽気
179-166-96-×-101-145
28-180-4-×-44-252 (努力値)
ブレイブバード
恩返し
追い風
守る

H-D: C200テテフのフィールド補正込みサイコキネシス確定耐え

負けん気鳥。威嚇や濁流の追加効果、捨て台詞等に強い特性です。
前述のガブと先発に出した際に眼鏡レヒレと対面した場合、地震とzブレバを重ねてレヒレを飛ばします。



ギガイアス

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岩Z
砂起こし
勇敢
191-205-150-×-102-27
244-252-×-×-12-× (努力値)
0 Spe (個体値)
ストーンエッジ
岩雪崩
地震
守る

トリル下になった際、トゲデマルジバコイルが来ると滅茶苦茶重くなり、処理速度が下がるので地震を採用してます。
コンセプト上、ウォーグルと同時選出することが多いのですが、Z技は相手のパーティを見てウォーグルで使うかギガイアスで使うか判断します。



選出と立ち回り


① v.s.
・トリル追い風要員無しのスタンパ

先発 f:id:ykhr7:20170311141214p:plain+f:id:ykhr7:20170311141221p:plain
f:id:ykhr7:20170311141246p:plainf:id:ykhr7:20170311141257p:plainf:id:ykhr7:20170311141308p:plainから選択

基本的な動き。地震で雑に削りながら追い風展開。カグヤが出てきたらウインディに、ガブが出てきたらマッシブーンに、ムーンフォースが飛んできそうならウインディウツロイドに、といった感じでサイクルを回します。追い風ターンを有効的に利用することばかり意識する必要はないです、上手く張れたらokくらいの心持ちで

② v.s.
バルジーナ等の追い風要員入りスタンパ
ゴルダック+ペリッパー
・Rキュウコン入りスタンパ
オドリドリ+フェローチェ
ハリテヤマ+トリル指導要員

先発 f:id:ykhr7:20170311141333p:plain+f:id:ykhr7:20170311141342p:plain
f:id:ykhr7:20170311141351p:plain+f:id:ykhr7:20170311141403p:plainorf:id:ykhr7:20170311141412p:plain

ウツロイドが守っているうちにウォーグルで追い風を張る様に見せかけて、実はウォーグルが守っているうちにウツロイドトリックルームを張ります。
ウォーグルウツロイドが共に追い風を使って上から殴るのにかなり適しているポケモンであるため、相手はこちらが追い風展開すると思い込んで追い風を選択したり、追い風要員のウォーグルに集中をかけるかz技を撃ってきたりします。その結果、少ない被害に抑えられる他、中速(というよりかなり速い)トリパにも関わらずトリル下では相手の上を取れることが多いです。

相手の追い風に合わせてトリックルームを張れると美味しいです(これがこの構築における最も強いところであり、ちょっとしたギミック)

また、ハリテヤマ猫騙し+トリル展開に対しては、ウォーグルハリテヤマを倒してギガイアスを通しやすくするか、ウツロイドトリックルームを返して猫騙しによるアドを無くします。



③ v.s.
コータス+ドレディア
・Rライチュウ+コケコ
・霰パ(Rサンドパン+α)
・ノーマルZエルフーン

先発 f:id:ykhr7:20170311141423p:plain+f:id:ykhr7:20170311141431p:plain
f:id:ykhr7:20170311141439p:plain+f:id:ykhr7:20170311141450p:plainorf:id:ykhr7:20170311141458p:plain

晴れパに対しては、どちらが眠らされても良いのでドレディアの処理を優先。トリル展開されそうな時はこちらもそれを使って展開を阻止します。

エレキパを相手取る時は、コケコがウツロイドに弱いことと、Rライチュウウツロイドに大きい打点を持っていることが多いことから、ウツロイドのヘイトは大きいです。そこでウツロイドは守り、ウインディで地均しをします。
残り2つへの立ち回りの解説は、残りのメンツによって変わってくるので、ここでは省きます


➃ v.s.
ポリゴン2

先発 f:id:ykhr7:20170311141510p:plain+f:id:ykhr7:20170311141517p:plain
f:id:ykhr7:20170311142019p:plain+f:id:ykhr7:20170311142034p:plainorf:id:ykhr7:20170311142042p:plain

個別解説で述べた通りポリゴン2に集中をかけますが、ポリゴン2ウインディに下げられ、珠コケコでマジカルシャインを撃たれると崩壊します。相手のプレイング依存になってしまうため、安定はしていません。万が一トリル展開された場合はウツロイドで張り返しましょう


苦手な相手

バンバドロf:id:ykhr7:20170311153328p:plain

基本的に無理です。マッシブーンのビーストブーストと冷凍パンチがカギになるかもしれません()


・耐久メガネテテf:id:ykhr7:20170311153345p:plain

※スカーフテテフも少し厳しいですが、そちらは立ち回り次第で処理可能です。


・壁張りコケコf:id:ykhr7:20170311153439p:plain+積みポケモンf:id:ykhr7:20170311153450p:plainf:id:ykhr7:20170311153459p:plain

ビーストブーストを重ねて対応しようとしても限界があります。対面で上から処理するのに特化したこの構築ではかなり厳しい相手です、時間稼ぎやこちらも積むといったことができないので……


・Yoshiのシロデスナf:id:ykhr7:20170311172744p:plain パーティや遅延Z f:id:ykhr7:20170311172752p:plain

ここらもかなり厳しいです。

この構築の欠陥点について


実はこの構築、気付かれた方もいるとは思うのですが、鋼タイプとカプ神が一体も入っていません。つまり、フィールド補正の影響で火力が増大するカプ(特にテテフ)が少し辛いです……

もしこの構築をアレンジして使いたいという方がいるようであれば、鋼かカプを入れてみることを勧めます。少なくとも相手のテテフへの牽制にはなってくれるはずです。


最後まで読んでくださったこと感謝します!ありがとうございました。

【WCS2017】 SD環境考察②

 

この記事の概要

 

 こんにちは、Lacquerです。

  

 まだ未完成の記事です、いずれ更新します。

 質問等はTwitter(@LCQ_poke)かコメント欄の方にお願いします。

 

 ちなみに2017年2月のshowdown.vgc2017のポケモン使用率のランキング表等はこちら➡︎

 

 

 

 

目次

 

 

考察

 

シード軽業フワライドf:id:ykhr7:20170217103132p:plain f:id:ykhr7:20170217103156p:plainf:id:ykhr7:20170217103206p:plain

 
 特性の軽業はシードと絡めると初手から即座に発動するため、高い素早さとなかなかの耐久が実現可能となったポケモン。ポケバンク解禁により、卵技である追い風の遺伝経路が確保されたことに気付いた一部の海外勢の中で考察が進んだ、とのこと。
 補助技が多彩で挙げていくと、
追い風、鬼火、金縛り、威張る、天候変化技、小さくなる、瞑想、蓄える、バトンタッチ、道連れ、黒い霧、置き土産、催眠術(一応…)
といった感じ。とにかくできることが多く、人によって覚えさせている補助技にある程度違いが出てくるため、相手にしていると少し面倒に感じるかもしれない。補助技ではないが、泥棒(シードと相性が良い)や大爆発の自主退場といったことも可能。
 またゴーストタイプ故に、肝っ玉ガルーラでなければ猫騙しに妨害されることなく追い風の張れる、浮いているポケモン(オドリ…)でもある。
 メインウェポンとして採用されるのは主に、シードと相性の良いアクロバット、またはシャドーボール
 持ち物のシードは基本サイコシードかミストシードであり、テテフやレヒレとの組み合わせがメジャー(レヒレと合わせるとその特性ミストメーカーにより、鬼火が通らなくなる代わりに味方に威張るを打ちやすくなる)。
 
 showdownにて、海外のレート上位勢数人に共有されて今流行っている?追い風フワライドの調整は、本人からの依頼により、明言はできない(とはいえ調整が明記されたページは存在する)ものの、調整先はある程度明らかにして良いそうなので(それ調整バレるよね…w)、ここに書き記すと、
・軽業発動で最速フェローチェ抜き
・控えめc特化テテフのフィールド補正有サイキネがシード込みで低乱数2発(6.6%)
・陽気a特化カミツルギのスマートホーンが低乱数2発(6.6%)、上から鬼火を撒けば火傷込みで低乱数4発(ほぼ5発か?)。
・控えめc特化眼鏡レヒレのダブルダメ濁流がシード込みで確定4発
・臆病c特化珠コケコのフィールド補正有10万ボルトがシード込みで確定2発
・臆病c特化コケコのフィールド補正無しZ10万ボルトがシード込みで確定2発
・火傷込みの勇敢a特化ギガイアスのダブルダメ岩雪崩が確定3発
・火傷込みの陽気a特化ガブリアスのダブルダメ岩雪崩が確定5発
といった感じ。
 感想としては、思いの外硬い。耐久面ではバルジーナに少し近い印象を受けた。
 
  この度、上の調整を考えた張本人である、KouteshとMr.GX、2人の許可を頂いたので、努力値と実数値を公開、そしてKouteshの記事のリンクを貼らせてもらいます!!よろしければ参考にどうぞ〜
 
 努力値  : 12-*-236-12-236-12 
 性格  : 臆病
 実数値  : 227-*-94-112-104(156)-112(224) 
 
 
 
 
 

シロデスナf:id:ykhr7:20170217103032p:plain

  f:id:ykhr7:20170217081836j:plain

 
 Yoshiが使い、その直後にその全容が公開された

(Yoshi's Sandcastle in the Sand - Pastebin.com)

ことで一時期流行った構築。ドーブルシロデスナの構築記事自体は日本の方が既に出されていたが、Yoshiのこれはさらに工夫がなされている。
 ドーブル+ポリゴンZ猫騙しorこの指とまれ+トリックルームの展開、ドーブルの水手裏剣+弱点保険水固めシロデスナ、自己暗示羽休めカプ・コケコ、砂起こしギガイアスと砂集めシロデスナ、この4つが最大のギミックか。ギガイアステッカグヤは補完
 ドーブルの役割が多いためか、上手く使いこなせないとドーブルが先に倒され、シロデスナを選出しておきながらもギミックが活かせないといったことも多い。使用者はドーブルをサポートに回してトリックルームを張るべきか、それともすぐさまポリゴンZシロデスナに引いて水手裏剣を打つべきかを盤面から判断することを初手で迫られる。このため、トリックルームを張られた後の2ターン目にハリテヤマなどの格闘技で上からポリゴンZを倒そう等と考えると、シロデスナに引かれて…。
 1番手っ取り早く簡単な対策は黒い霧か吠える(吠えるは攻撃の被弾を考えるとリスクが大きいか)だと思う。これらの技がなくてもウインディの神速でドーブルを優先的に処理したり、挑発をシロデスナに放ったり、積まれる(シロデスナには技:ど忘れがある)前に高火力の特殊技で押し切ったりすることも可能。なお、サイコフィールド下でも味方への先制技は通るため、テテフの特性サイコメーカーは水手裏剣の対策にはならない。
 まれに存在する偽装、Zテクスチャー型のポリゴンZも確認。恐ろしい…
 
 
 
 

ミミッキュf:id:ykhr7:20170301170308p:plain

 
  シングルで猛威を振るっているらしいミミッキュだが、ダブルでもそのポテンシャルは高いと思われる。
 Anaheim Regionals や Korean League にてそれぞれの優勝者だけでなく、複数のミミッキュ使用者が上位にランクインしたためか、SDでも見かけることが増えてきた。特にカビゴンとの組み合わせで使用されていることが主流か。
 固有の特性である化けの皮により、大抵、1回の行動保証が襷無しで確保されている点が非常に厄介で、そのせいもあってか、技や持ち物のカスタマイズ性能も高い。つまり型が多く面倒。ただし、素の火力自体は低い。
 
 ミミッキュ単体の考察をする予定だったが、構築あってのミミッキュという点が否めないため、特に知っておいて欲しいミミッキュ入りの構築を一つ挙げて終えたいと思う。
 
 

・Gavin Michaels(※アナハイム地区予選優勝者)のパーティ

 f:id:ykhr7:20170301170151p:plainf:id:ykhr7:20170301170203p:plainf:id:ykhr7:20170301170220p:plainf:id:ykhr7:20170301170231p:plainf:id:ykhr7:20170301170239p:plainf:id:ykhr7:20170301170248p:plain
 
 一目見て分かると思うが、ガチガチのトリパ。しかし今回のミミッキュはこのパーティの中で唯一の最速型である。
 カプがいない他、ポリゴン2ジバコイルカビゴンが入っているために、構築単位で非常に重い格闘タイプへの牽制(なお、じゃれつくは覚えていない模様)の他、別の重要な役割がある。それはゴーストZをシャドークローと道連れで使い分け、スカーフ持ちでないテテフを上から(s種族値が96であり、これはテテフのs種族値95+1にあたる)一撃で倒す、または攻撃を引き寄せつつ一々交換を成立させること。その成功率を上げるため、最速にしているのではないかと思われる。これだけのガチガチなトリパのように見せかけることで、集中を誘ったり挑発を呼んだりするので、ゴーストZが上手く噛み合いやすい。仮想敵のテテフを取り上げた理由だが、この構築には高耐久であるポリゴン2猫騙し持ちかつ格闘タイプのハリテヤマ・鈍いで積んでくるカビゴンの3体が存在するため、高火力の特殊技が叩き出せるテテフを先発に呼びやすいから。
 もちろん、トリックルームを自ら起動することも可能。先程述べた道連れの効果は、次のターンにミミッキュ自身が動くまで持続する(※Z技化した時の追加効果はもちろん消える)ので、道連れの次のターンにトリルを選択することで、トリルを張らせるか道連れを成功させるかの択に持ち込める(このタイミングで挑発打たれたら諦めw)。
 
 
 
 

トゲデマルf:id:ykhr7:20170404085504p:plain


 グロリア本戦の準優勝者を含めた数人や、コリンズビル地区大会の優勝者、またONOGにてaDriveが使用していたポケモン。特にグロリア後のECS大会での使用率ランキングを見ると、いかに実機でも流行っているのかが分かる。
 特性は避雷針、覚えられる技は猫騙しやアンコール、ほっぺすりすり(これはあまり見ない)とサポート性能が高い。また、補正無しA252振りトゲデマルの専用技びりびりちくちくはHP252振りカプ・レヒレを確定2発にできるため、サポート以外の仕事も一応こなせる。だが、特筆すべきはその素早さ種族値であり、96。これはアローラダブル環境では1つのSラインとされる95(ウインディカプ・テテフ)の+1であり、アンコールによって行動に制限をかけられる相手の範囲がかなり広い。
 
 今現在、最も頻繁に使われているであろう構築はグロリア準優勝者であるDJさんのもの

f:id:ykhr7:20170404085011p:plainf:id:ykhr7:20170404085020p:plainf:id:ykhr7:20170404085028p:plainf:id:ykhr7:20170404085041p:plainf:id:ykhr7:20170404085049p:plainf:id:ykhr7:20170404085105p:plain

だが、トゲデマルに着目して考えてみる。
 特性の避雷針により、AFK(ウインディ、レヒレカミツルギの英名の頭文字より)では処理に手間取るカプ・コケコの単体電気技を吸いながら、レヒレを盤面に置くことが可能。また持ち物の風船により、地面技の一貫を打ち消すことも兼ねている。トゲデマル猫騙しとアンコールによる盤面操作に加え、AFKの攻撃範囲と受け回し性能の高さが相まって、トゲデマル+AFKの並びで多くのパーティに対して融通が効くようになっている。
 
 
 
 

ギャラドスf:id:ykhr7:20170404095045p:plain


 環境初期に流行ったポケモンだが、AFKの流行に伴って一時期、個体数が減ってしまっていた。レヒレカミツルギに対して水技の通りが悪い他、単純な相性では勝るウインディにもワイルドボルトが採用されており返り討ちに遭うことが多いためである。しかし、ここ最近再び数が増えてきており、ギャラドス入りの記事も見られるようになってきた。
 その理由だが、環境トップの一角であるガブリアスの存在と大きく関係していると思われる。スカーフや地面Zガブリアスに対し、ギャラドスは浮いている、かつその特性威嚇により非常に後出しが安定するポケモン。また、ガブリアス引きのタイミングで龍の舞を積んでから放つ水Zや氷の牙、地震といった攻撃技は相手の後続にかなりの圧力をかける。
 最もメジャーな持ち物は上で述べた通り水Zだが、ONOG時のビエラさんと同じく場持ちを良くするオボンの実も見られる。技構成的に達人の帯だと思われる個体も存在した。本当に稀に飛行Zもいるが、これは前述した水技の通りの悪さを考慮したもので、ベースとなる技は飛び跳ねる
 
 
 
 

ウツロイド+マッシブーンf:id:ykhr7:20170404101755p:plainf:id:ykhr7:20170404101803p:plain

 
 UB2体の組み合わせ。取り巻きとしてはテテフライドやウインディカビゴン辺りが入ってくる。このことからも分かるが、ウツロイドマッシブーンに炎枠とs操作を加えてあげれば、かなり多くの相手に対応できるようになる
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 横に並んだ時の攻撃範囲の広さと、縦に並んだ時の相性補完の良さからshowdownでは頻繁に見られた組み合わせ。具体的に述べると、岩・毒・氷・格闘の攻撃範囲は環境トップの殆どに突き刺さり(追い風後の猛攻は凄まじい…)、下手に交換をするとウツロイドトリックルームを張られる可能性まで出てくるのが厄介。2体とも特性がビーストブーストであるために、相手を倒すと火力が上昇し一気に突破される危険がある。またウツロイドは特殊耐久指数が、マッシブーンは物理耐久指数がそれぞれ極端に高いため、2体に対して安定して叩き込める技はそう多くない。
 持ち物はウツロイドが襷か珠であることが多く、マッシブーンは格闘Zがメジャー。格闘Zは馬鹿力のディスアドバンテージを完全に無視できるため非常にマッチしている。
 苦手な相手としてはチョッキウインディが挙げられる
 
 
 
 

Rペルシアンf:id:ykhr7:20170404105907p:plain

 
 豊富な補助技と猫騙しやバークアウト等によるサポート性能の高さと、特性ファーコートによりかなり高い物理耐久が特徴のポケモン。補助技の中でも特に注目すべきは捨てゼリフであり、s種族値115と見事に噛み合う。捨てゼリフを撃った時の交換で、後ろから威嚇持ちのポケモンを投げると相手の攻撃を2段階下げることも可能。この猫騙しや捨てゼリフといった盤面操作により、カビゴンやレヒレ等の積み技を軸とするポケモンは非常に動きやすくなる。また、自身の打点をタイプ一致で放てるイカサマで十分に補えるのも高評価。
 持ち物としては、捨てゼリフに使う悪Z(交換先のポケモンの体力を回復する)や、半回復系木の実、またロゼルの実が主流となっている
 



耐久振りデンジュモクf:id:ykhr7:20170406233205p:plain


 デンジュモクというとスカーフを巻いて襲撃してくるイメージがあるかもしれないが、ここで紹介するのはHB特化の型。
 特に、showdownで最近見かけるのはシュカの実を持たせた耐久デンジュモク。実数値で189-117(努力値だと244-204)デンジュモクはシュカ込みで、なんとa182ガブの地震Zまで威嚇無しで確定耐えという硬さ。
 この型における特有の技は蛍火。足りない火力を蛍火とビーストブーストで簡単に一気に補うことができる。メインウェポンの10万ボルトに加えて、サブウェポンとしてはマジカルシャインか目覚めるパワー氷辺りか。
 またデンジュモクのs種族値は83である。これは無振りだと103で最遅だと79となるため、追い風はもちろん、トリックルームにも比較的合わせることもできる数値。s操作との相性が良いことが伺える。
 
 
 

【WCS2017】 SD環境考察①

 

 

この記事の概要

 

 こんにちは、Lacquerです。

 

 1月26日現在(実機でいうシーズン2初期にあたる)にて、
showdownのvgc2017におけるメジャー、環境の中心にいる、または個人的に強いと感じた並びやポケモンを挙げていく。
 ※飽くまでshowdownにおけるものなので、実機とは異なる点も多いかもしれません。ご了承ください
 

 ご指摘やご意見等がある場合はコメント欄、またはTwitter(@LCQ_pkmn)の方にお願いします。

 
 なお、紹介の順序に特別な意味はありません
 
 最大の狙いは、ここで情報を整理してからメタを貼った構築を新たに作製すること
(今からshowdownでパーティを試運転したいが環境が分からない…という方向けにもいいかも、という記事です)
 
 ちなみに2017年1月のshowdown.vgc2017のポケモン使用率のランキング表がこちら➡︎Twitter
 
 
目次
 
  ※かなりの長文となっております、気になる所を拾ってお読みください
 
 
考察

 

その1 レヒレウインツルギf:id:ykhr7:20170121000923p:plainf:id:ykhr7:20170121000939p:plainf:id:ykhr7:20170121000951p:plain

 

 アローラダブルにおける草炎水の御三家

今最も流行っており、実際の所強い…
相性補完が取れている他、ウインディの威嚇でサイクル戦に強く、レヒレのフィールド奪取性能によってテテフやコケコの火力を相対的に下げられる
 
 

ヒレf:id:ykhr7:20170121001050p:plain

 アローラダブルにおける高い耐久値と優秀な耐性を誇り、水フェアリーという攻撃範囲の広さもまた優秀。上で述べた通り、s種族値が85なのでテテフとコケコのフィールドを対面から奪うことは容易。
 
①眼鏡型f:id:ykhr7:20170201154303p:plain
 高い耐久値を盾に居座り、持ち物で火力を底上げしてムーンフォースや熱湯、あるいは全体攻撃の濁流、マジカルシャインで押していく
 
②残飯型f:id:ykhr7:20170201154401p:plain
 この型だと瞑想、濁流、ムーンフォース、守るといった技構成のレヒレが多いが、Wolfeが大会で使用した威張るや癒しの波動を味方に撒いていくものも見かけるようになってきた。瞑想を積んで要塞化する型と味方のサポート型とで大きく役割が異なるのもまた残飯型の強みか
 
 エモルガムで紹介された影響を受けて弱保レヒレが流行る可能性も…?
 
 
 優秀な種族値配分と特性の威嚇による安定感とサイクル戦への強さ、そして数少ない炎枠であるため採用されることが多いポケモン
 レヒレカミツルギが環境トップにいる関係上、同じ威嚇枠のギャラドスは水Z技の通りが悪いために個体数は大幅に減り、こちらの方が圧倒的にメジャーとなっている。
 
①ビートダウン型
持ち物:ハチマキ、炎Z、達人の帯
 
②コントロール
持ち物:炎Z、オボン、体力半回復木の実
技:バークアウト、鬼火、燃え尽きる、熱風、吠える、朝の日差し、手助け、守る
 
 大きく分けて型は上の2つだが、その中間の型も見かける。
 エモルガムにチョッキ地ならしウインディで結果を出していた方の構築も載っていたためだろうか、sdでも個体数が増えてきている
 
 
 草鋼という優秀な耐性の他にも、流行りのコケコ以外のカプ神を上からほぼ一撃で葬り去る性能を持つ。
 109族という鋼タイプとしては珍しく速いところも優秀だが、この数値はRキュウコンと同じであり同速対決となる。
 
チョッキ型f:id:ykhr7:20170201154809p:plain
 驚愕的な特殊耐久の低さを努力値配分とチョッキ、また元々の優秀な耐性を生かして補う
 特殊方面からの突破は、通常のカミツルギに比べて面倒となっている
 
襷型f:id:ykhr7:20170201154816p:plain
 環境に増えすぎたカミツルギ対策のため、あちこちから飛んでくる炎技を確実に1発は耐えていくため、行動保証の襷持ちがまた増え始めた印象。チョッキ型とは異なり守るが採用できる点もメリット
 
スカーフ型f:id:ykhr7:20170201154823p:plain
 速い、とにかく速い。
 フェローチェやスカーフテテフ、バイバニラ、Rキュウコンを上から叩いていく。あまり個体数が多くないため読まれ辛く、奇襲はうまくいきやすいが、環境的に一貫性の高くないタイプの技で拘ってしまう点、環境トップの一角であるウインディの威嚇で火力が削がれてしまう点がネックか
 
草、格闘Z型f:id:ykhr7:20170201154830p:plainf:id:ykhr7:20170217194640p:plain
 上から殴ることの多いカミツルギの縛る範囲を広げる持ち物。とてつもない火力とビーストブーストとのシナジーが凄まじい
 
 ①と③の型の技構成は、
スマートホーン、リーフブレード、聖なる剣、辻斬り、葉っぱカッター、燕返し、瓦割りなどから選択
 ②と④の型の技構成は、
スマートホーン、リーフブレード、聖なる剣、見切り(守る)
となっている(以前の記事でも述べた通り、個人的にはスカーフ持ちの葉っぱカッターカミツルギを推してます)。
 
 
  showdownにて見られるようになったこれへの対策の1つが
 
 ファイアローカミツルギを、ウツロイドウインディとレヒレを上から処理していく並び。
 ただし、珠臆病SpA252ウツロイドのヘドロ爆弾ではHP252レヒレに乱数1発なのは注意。
ファイアローは特性が弱体化したとはいえ、守るやZ技で反動を受けない等して、体力管理をしっかり行えば、優先度+1から追い風を張って巻き返すことが可能となるので優秀。
 かつてのgsダブルにて猛威を振るっていたファイアローの力は未だに健在のはず。ダブルバトル視点からすれば、弱体化はこれぐらいでちょうど良かったのかもしれない…
 レヒレウインツルギ以外にも、ガブリアスに対してはウツロイドのめざパ氷、カプ神にはウツロイドのヘド爆、テッカグヤにはアローのフレドラといった形で、環境の中心にいるポケモン達の殆どに大きい打点をこの2体だけで用意できる。
 厳しい相手としてはRベトベトンポリゴン2カビゴン辺りか
 
 

その2 シードカグヤf:id:ykhr7:20170201155324p:plain

 このシード型のテッカグヤは頻繁に見かける、というほどではない。しかし、少し前にこの型のカグヤを使ってvgcレート1位を取った海外勢がいたためか、使用が時々見られる印象。チョッキに比べた際のメリットは、守れるようになること、アクロバットというもう1つの強力なメインウェポンを得られること(仮想敵としてはオニシズクモ辺りか)、そしてRベトベトン等の叩き落とすによるダメージ量が減らせること。デメリットとしては、威嚇を受けた際に、この物理型テッカグヤの場合は手持ちに戻して下降した攻撃力の能力変化をリセットしたいところだが、そうするとシードの効果ごとリセットされてしまうこと。チョッキとは異なり、交換すると耐久値を維持できないのである。
 話は変わるが、カミツルギ環境である今、多くのテッカグヤに火炎放射(たまにニトロチャージ)が仕込まれている点に注意

 

その3 ガブリアスf:id:ykhr7:20170121001329p:plain

 ランドロスのいないこのアローラダブルにおいては環境の中心に来ているポケモンであり、またの名を(シングル)レート界の主人公、レー島の守り神…だっけ?
 技構成は地震と毒突き、守るまではほぼ確定。残りの一枠には主に岩雪崩や炎の牙、火炎放射、ドラゴンクロー、剣の舞、身代わりが入る
 
地面Z型f:id:ykhr7:20170201155356p:plain
 地震をz技化することで環境に多いRベトベトンや威嚇ウインディを一撃で粉砕可能になる他、等倍相手に致命傷を与えることもできるようになる。味方が地震を無効にできないが撃ちたいといった時にも選択しやすい。環境にいるガブリアスの殆どはこの型。
 ガブリアス同士の対決においてもこのZ地震を打ちあう場面が多く見られるが、攻撃実数値182のガブリアスから183-115ガブリアスに対しては乱数1発なので注意。
 AtkとSpeに極振りした型が最もメジャーだが、最速を保ちつつ耐久に努力値を割いた型も存在する
 
スカーフ型f:id:ykhr7:20170201155419p:plain
 今、環境に増えてきているスカーフ持ちのガブ。耐久調整のなされていないコケコや襷でないウツロイド等を上からしばいていく
追い風の切れた後でもRキュウコンやスカーフバイバニラに縛られない点も強み
 
 

 

その4 スカーフテテフ+ウインディf:id:ykhr7:20170201155525p:plainf:id:ykhr7:20170121000939p:plain

 威嚇で相対的に耐久を補い、かつ強力なエスパー技(場合によっては手助け補正を掛けてさらに火力を上げてくる)で攻めてきたり、フェアリーと炎の広範囲に刺さるメインウェポンで押してくる並び。
 厳しい相手としてはレヒレが挙がるが、ワイルドボルト持ちのウインディだと返り討ちにすることも可能
 
 

 

その5 耐久眼鏡テテフf:id:ykhr7:20170201155610p:plain

 これもまた、個体数は多くないが少しずつ見かけるようになった(硬さと火力、ダメージ計算の結果から判断しています)。
 HPとDefに多くの努力値を割き、威嚇無しでカミツルギのスマートホーン確定耐え調整を施していることが多い、眼鏡型。HP252振り眼鏡レヒレと違うところとしては、フィールド補正が火力にかかる点と、カミツルギに一撃で葬られない点辺りか
 正直、威嚇のウインディを丁寧に扱えば、そこまで耐久に振らなくても…と思うが、意表をつける点、フィールド補正の乗らないフェアリー技の火力が凄まじい点は優秀なのかもしれない
 
 

 

その6 ギガイアスf:id:ykhr7:20170121002908p:plain

 他天候パーティやトリックルームへのメタとして採用されることが多い。特性の砂起こしで自身の特殊耐久を大きく引き上げたり、相手の襷を潰したりと優秀。
砂パーティとして同時にムーランドルガルガンも採用されている時もあるが、そこまで多くはない
 技構成は岩雪崩やストーンエッジ、ヘビーボンバー地震、またワイドガードもある。
持ち物としては岩Zや固い石、弱点保険などがメジャーか
 
 

 

その7 ウツロイドf:id:ykhr7:20170121013115p:plain

 固有の複合タイプ岩毒を持つUBのうちの1匹。上で述べたことと同じになってしまうが、
 1.レヒレウインに対して強いこと
 2.フィールドを変えてしまう、あるいは砂天候にすればスカーフテテフのサイキネを襷無しで耐えてから返り討ちにできること
から個体数が増え始めている。
 基本形は襷持ちでパワージェム、ヘドロ爆弾、めざ氷、守る
また、エモルガムの影響を受けてなのか、スイッチトリパの始動要員として動く準速個体もちらほら…
 
 

 

その8 襷フェローチェ+飛行Zオドリドリf:id:ykhr7:20170121001428p:plainf:id:ykhr7:20170217175513p:plain

 
 襷の行動保証によりフェローチェはほぼ確実に蝶の舞を少なくとも一回はしてくる。
 1ターン目にオドリドリは守るか、追い風をするか、Z暴風で殴ってくる。一度積んだ後のZ暴風の火力は凄まじく、等倍で通る相手ならほとんど一撃で持っていく
showdown上位勢でも使用者が何人か見られる。
 また、アメリカのshowdown.vgc実況者のjack the battlerの影響からか、タイプ一致技を片方切り、冷凍ビームとめざ地を採用しているフェローチェ(個人的には変態型と揶揄していますw)が海外勢に使用されているのを散見
 
 

 

その9 Rキュウコンf:id:ykhr7:20170121001442p:plain

  天候要員が相手のパーティにいない時は先発に起用され、霰を降らしオーロラベールを張る。これによって確定数にズレを生じさせるのが非常に強力。相手のパーティに天候要員がいる場合は後出しからの天候上書き。
 s種族値109から繰り出される吹雪はガブリアスを上から一撃で葬り去る。チョッキガブリアスでも大ダメージを与えていく。吹雪による凍り状態という運ゲーを相手に押し付けることもできてしまう。ただし、素の火力自体は大したことないので等倍相手にはしょっぱいダメージ。
 また、Rキュウコンはアンコールや金縛り、凍える風といった小回りの効く技や、フリーズドライも覚えるのでこの点もかなり強力
 Rサンドパンと合わせた、いわゆる霰パもそこそこ見られる。Rサンドパンの持ち物は殆ど地面Zで、呼ぶウインディに大ダメージを負わせることが可能
 
 

 

その10 Rベトベトンf:id:ykhr7:20170121001451p:plain

 特性食いしん坊により体力を半回復する木の実をオボンの上位互換として使用可能になるため、非常に粘り強く戦える。毒悪の複合タイプも優秀で弱点は地面技のみ、そして環境の中心であるフェアリーに大ダメージを与えられる。
 鬼火に弱い印象を受けるが、レヒレ環境なので以前に比べると有効的だとは言い難い。
 基本の技構成は叩き落とす、毒突き、影打ち、守るだが、影打ちの枠に火炎放射を入れた個体も存在する。さらに少し珍しい所だと、封印を覚えた個体や鈍いで積んでくる個体。前者は相手にした時、味方が守れなくなるため、Z技を否応なしに受けなければならない。後者はトリックルームと合わせられると火力、耐久共にかなり厄介。
 最大の天敵はやはりガブリアスであり、地面Z持ちからの攻撃で粉砕される場面を多々見かける
 
 

 

その11 カビゴンf:id:ykhr7:20170121003453p:plain

 特性食いしん坊により体力半回復木の実をオボンの上位互換として使えるポケモン、その2。
 高い耐久指数を誇る他、のろいor腹太鼓による積みアタッカーとしての性能も優秀。
 対トリックルームへの切り札として後続に控えさせておくプレーヤーは多い
 積み技の他、リサイクルも使えるので要塞と化す、相手を詰ませることもできるが、叩き落とされた場合はリサイクル対象外となる
 メインウェポンは恩返しや空元気、サブウェポンは10万馬力、噛み砕く辺り
 
 

 

その12 コータス+ドレディアf:id:ykhr7:20170121001458p:plainf:id:ykhr7:20170121001504p:plain

 語ることは特にないレベルで有名な並び、その1。いわゆる晴れパーティ。使ってる人はあまり多くないが、それでも一定数は見る(showdown上位勢にも1人いるくらい)。
 トリックルームを張ってもいいし、そのまま殴りにいってもいい。この晴れパーティは下で挙げている雨パーティとは異なり、眠り粉で運ゲーを仕掛けられる点も強み
 厳しい相手としてはコケコライチュウの並びや、ウインディ辺りか
 
 

 

その13 ペリッパー+ゴルダックf:id:ykhr7:20170121001512p:plainf:id:ykhr7:20170121001518p:plain

 語ることは特にないレベルで有名な並び、その2。いわゆる雨パーティ。ゴルダックの雨補正込みZドロポンの火力は恐ろしく、初手で厄介な相手片方を潰しつつ、ペリッパーで追い風を張ってゴルダックのすいすいが相手の追い風展開で誤魔化されるのを防ぐのが基本の動き。
 しかし、レヒレカミツルギが流行っている今の環境ではやや動き辛そうな印象を受ける。また、トリトドンがかなりキツいため、補完でカバー必須(シンプルビームゴルダックは知りません)。
 
 

 

その14 コケコf:id:ykhr7:20170121005659p:plain

 久々の130族であり、かつ電気フェアリーという攻撃範囲が素晴らしい準伝説。そのスピードを武器に裏のポケモンの確定圏内まで削ったり、終盤の掃除役を受け持ったりする。
 基本的には珠を持った臆病個体が多く、10万ボルト、マジカルシャイン、守るまでは確定。残りの一枠にボルトチェンジや放電、めざ氷、めざ炎(たまにいる)、挑発、フリーフォール等が入る。環境の中心にいるレヒレにはフィールド補正無しでは確定を取れないものの、大ダメージを負わせることができる。
 物理型の個体も環境に一定数おり、ワイルドボルトオニシズクモやレヒレ、下でこれから述べるシード持ちバルジーナウツロイドに予想外の大きい打点を与えることが可能。
チョッキ型の場合は、特殊技をメインに自然の怒りやボルトチェンジを覚えさせていることが多い。
 持ち物は先程述べた珠やチョッキの他に、眼鏡やフェアリーZ(おそらくPaulの大会結果より流行り出した)、電気Z、カプZ、襷、そして稀にエレキシードやシュカの実、スカーフが見られる。
 話は変わるが、vgcルールが始まった当初に流行ったコケコライチュウの並びはフィールド合戦によりライチュウのサーフテールを生かし辛いためかかなり見なくなってしまった。が、アローラガラガラトゲデマルが減った現環境では一周回って強そうな気も____
 

 

その15 ポリゴンZf:id:ykhr7:20170121072655p:plain

 特性の適応力と破壊光線により凄まじい火力を持つのがこのポケモン
 
スカーフ型f:id:ykhr7:20170201155959p:plain
 しょちゃん氏やセジュンにより、今ではかなり有名になってしまった型。上から邪魔な相手を等倍なら即座に消し炭と化す
 
ノーマルZテクスチャー型f:id:ykhr7:20170201160029p:plain
 比較的これも有名な型。環境初期ではRキュウコンバイバニラの雪降らしに合わせて、タイプ一致適応力吹雪を連打する個体が多かったが、今は電気タイプに変わるもの、ゴーストタイプに変わるものの2つがメジャー
 
珠持ち輪唱型f:id:ykhr7:20170201160037p:plain
 1つ目の地雷。隣にスカーフ持ちのポケモン(テテフ等)やフェローチェを置いておき、その速いポケモンに輪唱を使わせた後、即座にポリゴンZが輪唱を重ねていき上から処理していく。
その際の輪唱の火力は破壊光線と同様、恐ろしい………
 
トリックルーム要員ノーマルZ型f:id:ykhr7:20170201160047p:plain
 2つ目の地雷。選出の際に相手のパーティを見てトリパくさい、そしてトリル始動要員がポリゴンZ以外にいない場合は疑ってもいいかも
トリルを張った後はノーマルZ破壊光線で暴れてくる
 
 

 

その16 クワガノンf:id:ykhr7:20170128144859p:plain

 特性が浮遊、特攻種族値145のが目を引く虫・電機タイプ。
 ガブリアスと横並びにして放電地震を決めるのには最適か
 実はこのクワガノン、s操作技が豊富で3つある。糸を吐く、エレキネット、マッドショット。それぞれに長所短所があり、一概にどれが最も環境に多いとは言えないが、チョッキ型だとエレキネットかマッドショット。体力半回復木の実だと糸を吐くも視野に入る。
 主に使われる攻撃技は、10万ボルトや放電、虫のさざめき、めざパ氷、エナジーボール
環境に多いウインディが最大の天敵か
 海外の地方大会にて珍しいとは言い難い頻度で見かけたり、海外のサイト、トレーナタワーに載っている構築記事の影響もあったりするためかshowdownでも最近はよく見かける。
 
 

 

その17 追い風要員

 showdownでは実機以上に追い風展開が流行っており(飽くまで個人の感想です)、そのきっかけである初めてのsdレート1900overを成し遂げたバルジーナを中心に多くのパーティに組み込まれている。
 
 たくまるさんが使用した後、Yoshiが大会で使い優勝したことでさらに人気が出てきたポケモン
 フェアリー環境である以上、タイプ相性的に厳しそうなイメージがあるが、特殊耐久に厚く寄せることで、眼鏡レヒレやテテフのムーンフォース(手助け込み)を耐えてから追い風を張ることができる。
 バークアウトで味方の特殊耐久を相対的に上げたり、イカサマで大きい打点を与えたり、 羽休めで場に長く居座ったりすることもできる。バンク解禁で叩き落とすも使用可能に。
 相手のトリックルーム展開を防ぐ挑発もある
 持ち物の候補としては、最も環境に多そうなのがシード、そして食べ残しやオボン、体力半回復の木の実辺りか
 
 特性プレッシャーで、相手のテテフ等の場に出た瞬間特性の発動するポケモンの持ち物がスカーフか否か、最速130族オーバーのスピードか否かを判断するのに役立つ。
 タイプ一致で130族からの岩雪崩はなかなかの火力、かつ怯みの運ゲーを押し付けられる。
 フリーフォール、挑発、ワイドガードと器用。一応、火炎放射もできるため、カミツルギに奇襲をしかける個体も少なからず存在
 
 特性の負けん気により、環境の中心にいるウインディに対して大きく牽制できる点が最大の特徴。負けん気が発動しなくても元々の火力が高いため、自身が大きなダメージソースになれる。
 技はブレイブバードギガインパクト、恩返し、馬鹿力など。持ち物は飛行Zなど。
 
 先程述べた通り。飛行と炎の攻撃範囲は優秀で、挑発もある。持ち物としては飛行Zがメジャー
 
 悪戯心により優先度付きで追い風を張れる。
 襷とがむしゃらの組み合わせもなかなかだが、自然の力ベースのZ技も強い。
 アローラダブルにおける追い風要員としては、地に足がついているためフィールドの影響を受けることができる、特に猫騙しによる妨害をサイコフィールドの力で受けずに済む点がかなり大きい、と個人的には感じている
 
 
 
 
 大変長いメモを最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

【wcs2017】最高SDレート1914

 

初めに

 

    こんにちは!

    Lacquer (@LCQ_poke) です。

 今回はウォーグルのおかげでshowdownのトップを取れたので、アイキャッチ画像をウォーグルにしています!!

 

 

f:id:ykhr7:20170206084545j:plain

 

f:id:ykhr7:20170206084603j:plain

 

 さて、改めまして………

今回はshowdownにて念願の1位(Lacquer)と、1900overの2位(LCQ:グロリアのラスチャレ予選の略称とは違いますw)の2つを達成出来ました!!ということで、その記念に用いた構築とそこから派生した構築の1つを載せたいと思います。

また、Lacquerのアカウントは1900チャレして闇落ちしましたがsdの1800代を彷徨うだけの力はある構築でした

(→しかしその後、sd最高レート1914をこちらのアカウントLacquerで達成しました。なお証拠の画像はありません)

 

目次

 

 

構築紹介 

 

 ↓ 1番最初に使用した構築です

 

f:id:ykhr7:20170128083154p:plain

 

 

 

個別解説

 

 

ガブリアス 

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特性:鮫肌 

持ち物:拘りスカーフ

性格:意地っ張り

努力値:12-204-36-*-4-252

技:地震/毒突き/岩雪崩/炎の牙

 

Garchomp @ Choice Scarf
Ability: Rough Skin
Level: 50
EVs: 12 HP / 204 Atk / 36 Def / 4 SpD / 252 Spe
Adamant Nature
- Earthquake
- Poison Jab
- Rock Slide
- Fire Fang

 

意地っ張り、準速なのである意味Speに妥協していますねw本当は最速のスカーフガブリアスを使いたかった…

相手ガブ(Atk実数値182)の返しの地震Zで確定1発を取られたくなかったことと、性格を意地っ張りで採用していたことから、Atkを少し割いてHPとDefに回しています。

炎の牙は火炎放射と選択。

ドラゴン技は必要に感じる場面が殆どない点、そして後述のレヒレのミストメーカーとアンチシナジーな点から不採用です

 

 

 

カプ・レヒレ 

 

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特性:ミストメーカー  

持ち物:拘り眼鏡 

性格:控えめ

努力値:236-*-*-236-*-36

技:濁流/ムーンフォース/マジカルシャイン/黒い霧

 

Tapu Fini @ Choice Specs
Ability: Misty Surge
Level: 50
EVs: 236 HP / 236 SpA / 36 Spe
Modest Nature
IVs: 0 Atk
- Muddy Water
- Moonblast
- Dazzling Gleam
- Haze 

 

 雨パーティ相手には特に頑張ってもらいます。

 また、たまーにいるエボルブバトン構築や、腹太鼓カビゴン対策の黒い霧を仕込ませてます。レヒレのSpe実数値を下で説明するマッシブーンのそれ+1(=110)に調整することで、後出しの威嚇がマッシブーンに入ったり、カビゴンがのろいを積んだりした時でも、マッシブーンの先に黒い霧を使いステータスを戻せるので確実にカビゴンマッシブーンが仕留められる様にしています。

→メガネ型辞めようかなw

 

 黒い霧の採用はMeさんの構築記事を参考にしました、感謝ですw

count.hateblo.jp

 

 

 

ウォーグル

 

f:id:ykhr7:20170128083259p:plainf:id:ykhr7:20161230215820p:plain

特性:負けん気 

持ち物:気合の襷

性格:意地っ張り

努力値:*-252-*-*-4-252

技:ブレイブバード/恩返し/追い風/守る

 

Braviary @ Focus Sash
Ability: Defiant
Level: 50
EVs: 252 Atk / 4 SpD / 252 Spe
Adamant Nature
- Brave Bird
- Return
- Tailwind
- Protect

 

行動保証の襷(自分以外に襷持ちのウォーグルを使っていた方は見たことないです)を持たせました。理由としては、レヒレウォーグルと並べて雨パをしっかりと見るためで、襷持ちでないウォーグルだとゴルダックの雨ハイドロポンプZにより一撃で飛ばされて相手のペリッパーの追い風が一方的に通ってしまい、一気に先の試合展開が不利になると考えたからです。

しかし、雨自体をそこまで見なくなってきたため、変更して次の型を使用していました。

 ⬇︎

f:id:ykhr7:20161230215019p:plainf:id:ykhr7:20170128022320p:plain

ウォーグル 

特性:負けん気 

持ち物:飛行Z 

性格:陽気

努力値:28-180-4-*-44-252

技:ブレイブバード/恩返し/追い風/守る

 

Braviary @ Flyinium Z
Ability: Defiant
Level: 50
EVs: 28 HP / 180 Atk / 4 Def / 44 SpD / 252 Spe
Jolly Nature
- Brave Bird
- Return
- Tailwind
- Protect

 

飛行Zを持たせることで、陽気にしたせいで衰えた火力を補っています。また、耐久の調整はカプ・テテフ(SpA実数値200)のフィールド補正有サイコキネシス確定耐えです

 

 

 

ウインディ

 

f:id:ykhr7:20170128083313p:plainf:id:ykhr7:20161230215831p:plain

特性:威嚇 

持ち物:拘り鉢巻

性格:陽気

努力値:*-252-*-*-4-252

技:フレアドライブ/神速/ワイルドボルト/インファイト

 

Arcanine @ Choice Band
Ability: Intimidate
Level: 50
EVs: 252 Atk / 4 SpD / 252 Spe
Jolly Nature
- Flare Blitz
- Extreme Speed
- Wild Charge
- Close Combat

 

炎電気格闘の攻撃範囲の広さと神速の火力が魅力的な鉢巻型のウインディです。

終盤の詰めもこの子に任せます

 

 

 

カプ・テテフ 

 

f:id:ykhr7:20170128083408p:plainf:id:ykhr7:20161230215854p:plain

特性:サイコメーカー 

持ち物:命の珠

性格:臆病

努力値:*-*-*-252-4-252

技:サイコキネシス/マジカルシャイン/挑発/守る

 

Tapu Lele @ Life Orb
Ability: Psychic Surge
Level: 50
EVs: 252 SpA / 4 SpD / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Psychic
- Dazzling Gleam
- Taunt
- Protect

 

耐久調整をすれば良かったのですが、珠の反動ダメージで削れていくので、考えていた調整はやめて極振りにしました。

またサイコフィールドのおかげで、猫騙しに妨害されることなく挑発をトリル始動要員(主にポリゴン2ですねw)に打てます。テテフの挑発は読まれづらいのかうまく決まることが多かったです。ただし、ヤレユータンミミッキュの場合はメンタルハーブ持ちの個体も多いので、殴りに行った方が良さそうです。

  

 

 

マッシブーン 

 

f:id:ykhr7:20170128083416p:plainf:id:ykhr7:20161230215903p:plain

特性:ビーストブースト 

持ち物:格闘Z

性格:意地っ張り

努力値:68-124-4-*-236-76

技:馬鹿力/毒突き/吸血/守る

 

Buzzwole @ Fightinium Z
Ability: Beast Boost
Level: 50
EVs: 68 HP / 124 Atk / 4 Def / 236 SpD / 76 Spe
Adamant Nature
- Superpower
- Poison Jab
- Leech Life
- Protect

 

調整先覚えてない………

取り敢えず、ここまでで重いカビゴンポリゴン2、また面倒なカミツルギを容易く吹き飛ばしてくれるZマッシブーンを採用。

呼ぶウインディ等の威嚇要員に対してはウォーグルが牽制してくれるので、動きやすかったです。

持ち物の格闘Zについてですが、メインウェポンの馬鹿力のデメリットを1回無視できる点、威嚇を入れられてもある程度の誤魔化しが効く点、そしてビーストブーストの発動に結びつきやすい点の3つから気に入りました。

ウォーグルが絶えた後のスカガブの巻き込み地震を受けてくれる駒としても優秀ですw

 

 

構築の作成過程とコンセプト

 

 この構築は、自分が1位を取る前くらいまでダントツで1位、しかもshowdownのvgc2017ルール最初の1900overを達成されたtakumaruさん(おそらくバルジーナをこの環境に連れてきた方)の構築→

blog.livedoor.jp

を参考にして(上の記事が出される以前に)作ってみたものです。

 

話が一度脱線しますが、たくまるさんが1905を取った後は暫く上位層が変動せず、2人目の1900overが出てこなかったので狙ってみようかなということで挑みましたw

1900overした日本人は2人目らしいです。海外のプレーヤーの方?にそう言われました、嬉しいw

 

本家のバルジーナとは違い、ウォーグルf:id:ykhr7:20170131071007p:plainを採用しています。

羽休め採用のバルジーナでは、イカサマ以外の打点が無い上、場に長くとどまります。そのため相手の盤面次第ではありますが、自信が置物になってしまい追い風ターンが無駄に消費されそうな印象を受けたので、

同じ追い風使いでも自らが殴れるウォーグルを代わりに採用することにしました(この構築では何度も追い風を貼り直すことを基本求めていない)

 ※バクアや叩きを採用したバルジーナなら話は別。

また、ウォーグルの場合はブレバを撃って襷で残った体力を削り自主退場も可能。そして最大の特徴である特性の負けん気による対威嚇枠でもあり、このパーティが呼びやすいウインディギャラドス(こちらはかなり減った)への対抗手段の1つとしても優秀です。

 

残りのメンバーは、ウォーグルを軸に補完や追い風下での制圧力を高めることを意識して集めました。

 

f:id:ykhr7:20170131071103p:plainガブリアスをスカーフ運用した理由は、ウォーグルが先発に呼びやすいであろうコケコを上から一撃で葬り去れる(※耐久調整のなされていない個体)点と、追い風の切れた後にRキュウコンやスカーフバイバニラに縛られるのを避けられる点を重要視したからです。

 f:id:ykhr7:20170131071133p:plainウインディは対テッカグヤカミツルギへの炎枠、威嚇枠として優秀なので採用。コントロールウインディだと追い風ターンを活かすことができない他、高火力の神速による終盤の掃除役としても動かしたかったのでハチマキ型

 f:id:ykhr7:20170131071416p:plainテテフは後半の雑な削りを入れたり、猫騙し+トリックルーム要員or自分より遅い追い風要員へ挑発を打ち込んだりする駒として採用。

 f:id:ykhr7:20170131071141p:plainマッシブーンf:id:ykhr7:20170131071340p:plainヒレは、ウインディの威嚇を重ねるとかなりの硬さを誇るのでパーティ全体に安定感を与えてくれます。

マッシブーン、レヒレウインディのおかげでサイクル戦に持ち込まれても粘り強く戦うことができます

 

 このパーティのコンセプトはかなり単純です。ウォーグルが呼ぶ先発のコケコ等をスカガブで処理しながら追い風を張る。そして追い風中は裏の珠テテフや眼鏡レヒレで敵を上からなぎ倒していくというもの(細かい立ち回りにつきましては省かせて頂きたいと思います)

 

 

構築の改変

 

上に載せた構築を変えようと思った理由は主に3つです。

 

①構築の欠陥(と言えば良いのか

 

そもそも上の構築を使い始める前から考えていたことなのですが、

拘りアイテムばかり持たせた構築は扱い辛い

というのは、上からの圧力で押し切れそうにない時は守れない、技が固定されているがために相手の返しの攻撃をサイクルで受けるか捨てるかしかなく、

特定の相手に対し役割を果たしきれないといった事態が起こり得るからです。

小回りが効き辛い、シビアな立ち回りが時折求められるといえば良いんでしょうか

 

ウインディ+カプ@拘りのミラー対面

 

showdownにてよく見かけるようになったウインディを軸にした並び↙︎

f:id:ykhr7:20170102154934p:plain+f:id:ykhr7:20170102155050p:plain@f:id:ykhr7:20170102155101p:plain

f:id:ykhr7:20170102154934p:plain+f:id:ykhr7:20170102155230p:plain@f:id:ykhr7:20170102155249p:plain

を互いに選出して被ってしまい、立ち回りが面倒かつ不毛に感じる場面が増えました。

 

③苦手なポケモンや並びの増加

 

f:id:ykhr7:20170202205212p:plain持ちのf:id:ykhr7:20170202205202p:plain/f:id:ykhr7:20170202205235p:plain/f:id:ykhr7:20170202205255p:plain/f:id:ykhr7:20170202205307p:plain 

f:id:ykhr7:20170202205449p:plainf:id:ykhr7:20170202205501p:plain +f:id:ykhr7:20170202205509p:plainf:id:ykhr7:20170202205527p:plain

上に挙げたポケモン、並びはトリル展開と違うベクトルで処理に手間取ることが多くてかなり苦手でした。

 

ということで構築を変えてみました!

 

 

派生構築

 

 

f:id:ykhr7:20170206084907p:plain

 

 古参のメンツに関してですが、

ガブリアスはスカーフ→地面Z

ウインディは鉢巻→珠や達人の帯

 

 新規のメンツに関してですが、

 

・スカーフカミツルギ+エレキシードコケコ

 

f:id:ykhr7:20170105220023p:plainf:id:ykhr7:20170128024508p:plainf:id:ykhr7:20170105220049p:plainf:id:ykhr7:20170128024822p:plain

 この並びに、さらにウインディの神速も絡めるとかなり強力であることに気付いたので、採用してみました。

 

 コケコのエレキシードは特に増え始めたスカガブ対策です。そこそこの火力で返しのマジカルシャインをスカガブに浴びせることを目標としています。性格は控えめで一般的なSpAとSpeへの極振りで、耐久にまるで割けなかった分をエレキシードで補っています。フェローチェの珠毒突きにも対応可能です。

 

 また、使用したスカーフカミツルギについては以下の通りです

 

f:id:ykhr7:20170102163204p:plainf:id:ykhr7:20170102163226p:plain

カミツルギ 

特性:ビーストブースト

持ち物:拘りスカーフ 

性格:意地っ張り

努力値:  ❶案 84-148-4-*-20-252   ❷案 4-92-4-*-252-156 

技:リーフブレード/スマートホーン/葉っぱカッター/聖なる剣

 

Kartana @ Choice Scarf
Ability: Beast Boost
Level: 50
EVs: 84 HP / 148 Atk / 4 Def / 20 SpD / 252 Spe
Adamant Nature
- Leaf Blade
- Smart Strike
- Razor Leaf
- Sacred Sword

 

Kartana @ Choice Scarf
Ability: Beast Boost
Level: 50
EVs: 4 HP / 92 Atk / 4 Def / 252 SpD / 156 Spe
Adamant Nature
- Leaf Blade
- Smart Strike
- Razor Leaf
- Sacred Sword

 

⬆︎カミツルギの葉っぱカッターは強い

 

❶の調整だと、Atk実数値182ガブリアス地震Zや炎の牙くらいは耐えてくれます。

❷の調整だと、特殊方面が比較的厚いのでコケコのフィールド下、珠10万ボルトなどを1発は耐えてくれます。 

 

もちろん、意地っ張りASカミツルギでも大丈夫です。(威嚇込みでH4ワルビアルをリフブレで高乱数確1とか火力おかしいw)

しかし、Sに性格上昇補正を掛けないと、最速スカーフテテフと同速の161勝負になってしまう点がネックですね。

 

カミツルギは非常にウインディを呼びやすいため、ウォーグルの負けん気とよくマッチした印象があります。この辺は上で紹介したマッシブーンと似ています

 

苦手な相手

 

f:id:ykhr7:20170206124427p:plain持ちのトリル要員f:id:ykhr7:20170206124445p:plain/f:id:ykhr7:20170206124505p:plain

f:id:ykhr7:20170206124515p:plain/f:id:ykhr7:20170206124524p:plainのスイッチトリル⬅︎特にヤバい

猫騙し+追い風要員f:id:ykhr7:20170206124721p:plain/f:id:ykhr7:20170206124733p:plain/f:id:ykhr7:20170206124742p:plain

 

 冒頭で述べた通り、まだ幾つか派生の構築があり、そちらを今では好んで使っています(上で紹介した構築より動かしやすい)が、

その構築ではトリルをもっと厚く見れるようになりました(多分w)

 

最後に 

 

かなり長い文章になってしまいました(もっと簡潔にまとめられるよう努力します)が、

読んでいただきありがとうございました!

 

 

【WCS2016】 SD1位 ゴチルゼルコントロール

構築紹介


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個別紹介


ゲンシグラードン


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紅色の珠
終わりの大地 (日照り)
冷静
189-×-180-221-130-85
108-×-×-244-156-× (努力値)
0 Atk / 0 Spe (個体値)
噴火
大地の力
10万ボルト
守る


ゼルネアス


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パワフルハーブ
フェアリーオーラ
控えめ
229-×-120-176-119-142
220-×-36-68-4-180 (努力値)
ムーンフォース
マジカルシャイン
ジオコントロール
守る


メガボーマンダ

20180906204410
ボーマンダナイト
スカイスキン (威嚇) せっかち
171-172-135-163-113-189 4-52-×-180-20-252 (努力値)
捨て身タックル
ハイパーボイス
追い風
吠える


ドーブル

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拘りスカーフ
マイペース
陽気
136-×-87-×-65-134
44-×-252-×-×-212 (努力値)
ダークホール
猫騙
変身
捨て台詞


ゴチルゼル


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オボンの実
影踏み
生意気
176-×-122-115-172-63
244-×-52-×-212-× (努力値)
0 Atk / 0 Spe (個体値)
サイコキネシス
マジックコート
トリックルーム
守る


ナットレイ

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ラムの実
鉄の刺
勇敢
181-160-151-×-137-22
252-252-×-×-4-× (努力値)
0 Spe (個体値)
パワーウィップ
ジャイロボール
悩みの種
守る

Lacquer(ラッカー)の自己紹介

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みなさん初めまして!

Lacquer(@is26yk)と申します。ダブルバトルに2016年から本格的に取り組んでおります。
このハンドルネームの由来ですが、ハゼ(ウルシ科の植物)の盆栽がとても好きでして、そのウルシの英名から取っています。

諸事情により実機を使って遊ぶことができません。そのため Showdown! 関係の記事が多く、不快に思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、一部の方に読んでいただけるだけでも幸いです。


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