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【WCS2019 Sun Series】 グラゼルネ 後編 (選出方法/試合の感想)

選出方法

基本選出①

ゼルネアスを通せる時の投げ方。
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後発: f:id:ykhr7:20181130004200p:plain+f:id:ykhr7:20181130004313p:plain

カイオーガが相手のパーティにいるときは、ガオガエンから交換することで、カイオーガに圧力をかけて切り返したり、猫騙しでゼルネアスをサポートしたりできるルンパッパを裏に仕込んでおきます。ガオガエンを引いている間、下手にジオコントロールを積もうとするのではなく、守るを挟みつつ、猫騙しに合わせられるタイミングで積むのが基本です。
グラードンは攻撃の要になったり、耐久の高さを生かした防御の要(サイクル中のクッション)になったりします。
なお、ゼルネアスにメタをガッツリ張っている(バレルやツンデなどを採用している)パーティに対しても、イベルタルが採用されていればこの選出でいきます(ジオコントロールではなくムーンフォースから選択)。


基本選出②

ゼルネアスがなかなか通らないパーティを相手にするときの投げ方です。
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後発: f:id:ykhr7:20181130004412p:plain+f:id:ykhr7:20181130004437p:plain

これは、テテフツルギ(有名なカ・エールさんのディアオーガ構築に入っているものは、テテフがサイコシード、ツルギが襷を持っている)や、日食ネクロズマなどの採用されたパーティと戦うときの投げ方です。ゼルネアスが積んでも耐えられるうえ、すぐに殴り負けるようなパーティにはグラガエンから入りましょう。
試合の最中、ゼルネアスの苦手とするポケモンがこちらのグラやガエンを前にして手持ちに引いていく、もしくはグラとガエンの攻撃によって倒されていった場合、空かさずガオガエンの蜻蛉返りからゼルネのジオコンに繋げることもあります。




対オーガゼルネ


https://t.co/LBP6JOhlM4
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後発: f:id:ykhr7:20181130083349p:plain+f:id:ykhr7:20181130083442p:plain
別の人のリプレイですが、対トルネロス入りゼルネオーガと戦うときにとても参考になります。
この選出では、ツンデは相手のトルネに挑発を誘いながら守り、コケコはオーガ方向にボルトチェンジを当て潮吹きの威力を大きく下げつつ、ガエンに交換します。2ターン目にはツンデツンデを引く、あるいは、相手のカイオーガが引いてかつトルネロスに挑発を撃たれるのを読み、岩雪崩を撃たせるのが良いと思います(というよりむしろツンデの持ち物をメンタルハーブに変え、ガエンの猫騙し+トリルを狙うべき)。
なお注意事項として、ツンデツンデトリックルームを起動するのには、どうしてもカイオーガの水技とトルネロスの挑発が障害になるので、猫騙しと合わせたりカイオーガを縛ったりする必要があります。気をつけたいところです。


もしくは、
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後発: f:id:ykhr7:20181202151117p:plain+f:id:ykhr7:20181202151130p:plainorf:id:ykhr7:20181202151140p:plain

以下、相手の先発によって場合分けして解説します。

トルネオーガ:
ルンパッパでトルネロス猫騙しを撃っている間に、ゼルネアスでジオコントロールを決めます。なお、この構築のゼルネアスはカイオーガの最大火力75%潮吹きを確定で耐えることができます。次のターンは、ゼルネアスのムーンフォースとルンパッパの凍える風を集中し、トルネロスを確実に落とします(この時ゼルネアスがカイオーガに落とされても構いません)。相手のトルネロスを落としさえすれば、積んでいない相手のゼルネアスにルンパッパが縛られることはないため、残ったカイオーガに圧力をかけ続けることができます。相手のゼルネアスについては裏のツンデツンデで詰めます。

ガエンゼルネ:
ルンパッパは猫騙しを相手のゼルネアスに、こちらのゼルネアスはジオコントロール。仮に相手のガオガエンが蜻蛉返りでモロバレルに戻ったとしても、次のターンにゼルネアス守る、ルンパッパ凍える風から入れば、ゼルネアスの+2サイコショックモロバレルを縛れるようになります(ウタンバレルを考慮していないので考察不足です)





対ディアオーガ


(テテフツルギ入り)
https://t.co/Z2mCxU3MSZ
https://t.co/N0gDeiiHsh
https://t.co/zJhcGFqZfL
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後発: f:id:ykhr7:20181130004412p:plain+f:id:ykhr7:20181130004437p:plain
1つ目と2つ目のビデオの対戦相手は、現在sd1位Siswetのサブアカウント……かもしれません。
テテフツルギの入ったディアオーガには、選出②でいきます!テテフに下げられて猫騙しが通らない可能性があることと、相手のガエンにとんぼ返りからカイオーガへ引かれて次のターンに苦戦する危険性に備えることを考えると、こちらのガエンには猫騙しでなく蜻蛉返りをグラードンの炎技と集中するよう指示し、早急に襷ツルギを処理するのが得策です。この時、次のターンのディアorオーガの展開に備え、蜻蛉返りからルンパッパに引くと良いと思います。
また2つ目の試合では、ルンパッパが落とされた後、繰り出したゼルネアスにジオコントロールを積ませていますが、これは前のターンでカイオーガが雷で拘り、テテフとの集中を耐えられると踏んだからです(カ・エールさんの構築に入っているオーガは眼鏡持ちの時が多いので、なるべく覚えておきたい)。
4つ目の試合は、相手のディアルガトリックルームに巻き込まれる、かつモロバレルに対抗する場合の戦い方です。ガオガエンをルンパッパと切り替える、かつ味方の守るをしっかりと挟むことができればトリル状態のモロバレルの前でも動かせます。


(テテフツルギなし)
https://t.co/RlNS6RaO4m
https://t.co/ciCqiJyabA
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後発: f:id:ykhr7:20181130004200p:plain+f:id:ykhr7:20181130004313p:plain
テテフツルギがいなければ選出①で大丈夫です!トリルを許しても粉の通らない猫騙し持ちのルンパをガエンと回すことで、ゼルネアスを延命しながら戦えます。それゆえトリル中はゼルネアスの守るのタイミングと、隣のガエンルンパの猫騙しの回し方に気を払ってもらえれば、と思います。


(テテフツルギなし)
https://t.co/edfC7P1Mmz
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いわゆるトルネオーガとディアルガの組み合わせです。こちらもテテフツルギが入っていないので、基本選出①でいきましょう。
本試合のような戦い方でなく、1ターン目にガエンをルンパに下げつつ(蜻蛉返りではなく普通に交換)ゼルネは守る、そして2ターン目にトルネロスの挑発を猫騙しで防ぎながらジオコントロールと動くのが良いです。なお今回のリプレイにヘドロ爆弾を覚えた珍しいトルネロスが出てきますがあまり気にしないでください。




対ルナオーガ


https://t.co/BzkVtzpYR0
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ルナアーラカイオーガに刺さるバークアウトを撃てるガオガエンと、一度ジオコントロールを積めれば一気に削れるようになるゼルネアスから先発します。しかし今回の相手のパーティは、ツンデツンデモロバレルでゼルネアスを強烈にメタっているので、積むことから入るのではなく、ムーンフォースでの削りから入るのが良いと思っています。下手に積んだせいでゼルネアスを引くに引けなくなり、サイクルが止まってしまう方が脆い展開になりやすいからです。


https://t.co/JKAPQE21ys
ギリギリでした。1ターン目は相手のガエンがとんぼ返りや猫騙しを挟まずにラランテスに引いてくることを恐れて、ガエン方向にフレドラを撃ちました。試合終盤のジオコン後のゼルネvsルナオーガとなり、オーガが守っている間にルナアーラで再度トリルを張りに来ると予想し、オーガを放置しましたが、ムーンフォースのCダウンを追加で引いてなかったら負けてました……。


(テテフツルギ入り。ただしガエンゼルネ先発)
https://t.co/oSpmG7UD39
https://t.co/ABwPBD8QMR
https://t.co/oSpmG7UD39
テテフツルギも入っていますが、この場合はルナテテフ先発を警戒します。グラードンを出すと上からエスパー技が2つ放たれ、一気に削られるのが気に入らない(グラードンはHP管理を丁寧にしてサイクル中のクッション材にもできる)ので、泣く泣く選出①で行きます。
ゼルネアスはジオコントロールを選択しても、相手のルナアーラが追い風を選ばない場合、つまりエスパー技をテテフと重ねて殴ってくる、もしくはトリルを起動してくるとまるで役に立ちません。そこでゼルネアスには、やや捨て気味にテテフ方向にムーンフォースを撃たせながら隣のガエンでバークアウトを浴びせます。このように、テテフを瀕死すれすれまで弱らせておくと、後々雨下のルンパや、(相手のルナアーラが起動した場合の)トリル下のガエンがテテフを縛れるようになります。ルナアーラはバクアで弱らせれば引くか、腐ったまま場に残すしかないのであまり意識しなくて大丈夫です(ガエンで詰ませられるため、敢えてゼルネの攻撃を集中させずに火力を腐らせておく)。

それか、1ターン目にゼルネアスを捨て気味に動かすのではなく、ゼルネアスが守りつつガオガエンでバークアウトを撃つのも良いかもしれませんね!

総括ですが、ルンパで弱ったテテフ、カイオーガを縛れるように、事前にテテフを弱らせ、ルナアーラの火力を弱体化させ、ツルギを仕留めておけば勝てます。




対日食ネクロオーガ


https://t.co/pHJm13tTpe
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基本選出②にも書いた通り、日食ネクロズマやツルギテテフ(大抵の場合、前者が襷、後者がサイコシード)が見えている場合はゼルネアスが殆ど通らない、投げたとしてもムーンフォースを一発撃ち込むだけで出落ちする形になりますので、グラガエン先発でいきます(初手の対面で相手の威嚇をグラードンに浴びせたくない場合、ガエンゼルネを選出後、すぐにゼルネをグラに引く動きを取るのはアリ)。カイオーガが来たときのケアはルンパで十分です。さらに言えば、物理アタッカーからの打点はガエンの威嚇で事前に下げておくべきです。万が一トリルから来てもグラガエンルンパで的確に回していければ勝てます。


https://t.co/Th3tJY2NEs
クロバットカイオーガ先発を警戒して空振った投げ方をしましたが、悪くなかったですね(笑)。トリルの切れた7ターン目にゼルネにジオコンを積ませれば勝てていた試合だったので、僕のプレミです。なお、クロバットの入らない日食ネクロオーガに対しては、選出②を採用してガエンのとんぼ返りから盤面を整えていくことが大切です。




対イベルオーガ


https://t.co/xSfEjSGdpW
https://t.co/OKgBlmY3Y4
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ゼルネアスを通しやすい相手であるため、ガエンゼルネを先発に。カイオーガライチュウのような並びが来た場合に備えて裏にルンパを仕込むことで、ガエンバックから次のターンにゼルネアスを展開できるようにします。2ターン目は、後投げされたルンパッパでカイオーガに圧力を与えつつ、ライチュウ方向に猫騙しをしアンコールの縛りを解除しています(カイオーガが引かない可能性もあるため最善策とは言えないかもしれませんが、こちらのゼルネはオーガからの最大火力の潮吹きを耐えられます)。レッドカードメタモンやほっぺすりすりライチュウなど、ゼルネアスの障害になるポケモンが相手のパーティ内には多いですが、積んだ後のゼルネアスを守らせている間にルンパッパで削りを入れさえすれば、ライチュウやバレルなどに怯えることなくゼルネアスを通せます。




対オーガレック


https://t.co/u7oNlbZeSz
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後発: f:id:ykhr7:20181130090356p:plain+f:id:ykhr7:20181130090409p:plain
このルールのレックウザにはあまり詳しくないのですが、チョッキを持った両刀型に何度か遭遇しています。広い攻撃範囲で弱点を突き、弱ったところを神速で倒すといった動き方でした。
上の試合ではコケコとルンパを先発させ、レックウザのエアロックが発動するしないに関わらず、オーガに苦戦しないようにしました。オーガが引いたタイミングでツンデを投げてトリルを張ることができれば、グラードンと並べて一気に片付けられたのですが、レックとグロスの攻撃範囲に縛られてしまい苦しい試合でした。




対グラゼルネ


(ドータクン入り)
https://t.co/F6Vk1fO1Rg
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後発: f:id:ykhr7:20181130004412p:plain+f:id:ykhr7:20181130004437p:plain
グラゼルネにドータクンが入っているタイプのパーティだったので、初手にゼルネアスは置かず(置いてドータクンを誘うのもアリだったかもしれません)、基本選出②をしました。この試合のように、バークアウトを相手のゼルネアスに一度でも入れられると、ジオコン後のムーンフォースをも耐えられるポケモンが増える(というよりそう調整してます)ので、覚えておいてもらえると助かります!


ドータクンなし
https://t.co/nzUd48iuja
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この試合は、相手が裏にオッカバレルを控えていたことに驕りを持っていた、というよりこちらのゼルネアスのサイコショックが隠し玉として刺さったのですぐに決着が付きましたが、実際そんな簡単にいかないことの方が多いです。


この構築のメンバー的に大変悩ましいのですが、グラゼルネのミラーでは、
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が望ましいのかなぁと考えています。
普通に基本選出①に倣ってゼルネアスを立てていくか、トリルをちらつかせて相手のゼルネアスの処理を速めるか。基本選出①では、できれば相手のゼルネアスにバークアウトを入れたいところ。スイッチトリル狙いの選出では、ガエンゼルネ対面でツンデを後投げすればトリルを起動しやすいですが、グラガエンをいかに崩すかがポイントになりそうです。




対グライベル


https://t.co/UHJxTcznri
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グライベル自体についてはサイクル戦を制する、そして欲張らずに適宜守るを挟むことで勝てることが多いのですが、上の試合のようにピンチベリー持ちのクロバットが入るとかなり手前取ります。というよりむしろ、ゼルネアスのサイコショック2発で落とせるように、威嚇の入ったガエンで攻撃を重ねるべきではなかったかもしれません。クロバットには挑発や黒い霧があるので、下手にジオコントロールを選択することなく、攻撃していきましょう。




対グラルナ


https://t.co/kmciejTNer
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Wolfeのパーティを模したものかもしれません。Wolfe式の場合、瞑想と月の光でルナアーラが要塞化してきますが、ガエンでバクアを適宜加えていけば腐ります。問題は相手のグラードンであり、こちらのガエンを落とされると後の展開が危うくなってきます。そこで今の構築であれば、カミツルギではなく、ルンパッパを裏に控えておくべきです。ルンパは、ガエンの威嚇で弱った地面技を半減で受けつつ、バレルの胞子の一貫を切りながらゼルネアスのジオコントロールをサポートできます。




対グラパル(ヌケニン入り)


https://t.co/7ZAQU8uGuT
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後発: f:id:ykhr7:20181130004200p:plain+f:id:ykhr7:20181130004313p:plain
ヌケニン入りのグラードン構築が最近流行っていますが、鉢巻グラードンで相手のガエンを早々と失わせヌケニンで詰ませにいくのが狙いです。つまり、ガオガエン入りのパーティに対しては、威嚇を入れればグラードンからの打点は怖くないというプレイヤーの心理を逆に利用するため、グラードンを間違いなく初手に投げてきます。そこで基本的に、先発のガエンで威嚇を入れ、後発のルンパでグラードンの断崖の剣を半減で受けていくのがベストなやり方になります。しかし、今回の相手はサンパワーリザードンが控えているパーティであったため、ガエンの隣にコケコをおくことで、初手に投げられるかもしれないリザードンを縛ろうとしていました(偶然にもあっけなく試合が終わった)。




対ルナゼルネ


https://t.co/uw4o27RLjl
先発: f:id:ykhr7:20181130085325p:plain+f:id:ykhr7:20181130085309p:plain
後発: f:id:ykhr7:20181130085337p:plain+f:id:ykhr7:20181130085349p:plain
先発の2匹についてですが、コケコでドーブルの催眠を対策しつつルナアーラのファントムガードを剥がし、ガオガエンルナアーラやゼルネアスの火力を下げます。隙を見て、というより上の試合のように、ガエンをツンデに交換→コケコのボルトチェンジ先にガエンを選ぶ動き方をすれば、ゼルドーにはとても対応しやすいです




対イベゼルネ


https://t.co/o3psgEigZ7
先発: f:id:ykhr7:20181130004302p:plain+f:id:ykhr7:20181130004225p:plain
後発: f:id:ykhr7:20181130004200p:plain+f:id:ykhr7:20181130101842p:plain
イベルタルに素でも良いのでムーンフォースを初手から撃ち込めるよう、ゼルネアスは先発に置きたいです。というよりむしろ同速負けして叩き落とされる可能性があるくらいなら、普通に殴ってください。
(この時のパーティにはツンデツンデが入っていなかったのですが)イベルタル、ゼルネアスは共にツンデツンデに弱いため、ツンデを後ろに置くのが得策です。おそらく、ツンデツンデを見てカポエラーを選出してくると思いますが、こちらもガオガエンの威嚇と蜻蛉返りでサポートしたり、ゼルネアスでうまく睨めんだりできるよう、しっかりパーティを回したいです。

なお、上の対戦では、カポエラーはこちらのガエンに先手を取って猫騙しを撃てるポケモンということで、さらにその上を取ろうと選出①のガエンをルンパに変えて投げたのですが、これがダメでした。バレルやイベルタル相手に苦しくなりますし、ガエン程場持ちが良くありません。リプレイのような選出を真似しないでください(笑)




対ジガルデソルガレオ


https://t.co/6w45GPFrbW
先発: f:id:ykhr7:20181130083713p:plain+f:id:ykhr7:20181130083726p:plain
後発: f:id:ykhr7:20181130083745p:plain+f:id:ykhr7:20181130083757p:plain
珍しい投げ方ですが、これは、ジガルデに打点が取れたり敵の凍える風と相殺が効いたりするルンパと、威嚇で相手のジガルデの攻撃のスタートを送らせるガエンを先発に投げたものです。削りをうまく入れてからゼルネアスに引けばジオコンを積むことなくムンフォでジガルデを落とせますし、レヒレは少しダメージを負わせればジオコン後のムンフォで落とせます。あと、この手のソルガレオは、メテオドライブ馬鹿力トリル守るという技構成を採っていることが多いので、ガエンとグラードンを温存してトリル展開にも気を配りましょう。グラードンは相手にとって厄介なポケモンなので、ジガルデソルガレオにはフシギバナが入ることも多く、その場合はフシギバナを早く落とすようダメージを蓄積させましょう(襷持ちの可能性が高いるため、ガエンのフレドラやゼルネのジオコン後のサイコショック一発では怪しい)。




対ゼルネアスソルガレオ


https://t.co/4P2VaLpG2P
先発: f:id:ykhr7:20181130083835p:plain+f:id:ykhr7:20181130083847p:plain
後発: f:id:ykhr7:20181130083902p:plain+f:id:ykhr7:20181130083916p:plain




対日食ネクロレック


未定。。。日食ネクロズマを警戒して基本選出②になりそうだが……




ディアルガホウオウ


https://t.co/O9BZ3rY5pV
先発: f:id:ykhr7:20181130092521p:plain+f:id:ykhr7:20181130092534p:plain
後発: f:id:ykhr7:20181130092615p:plain+f:id:ykhr7:20181130092627p:plain
先発にグラツンデを投げて、ツンデ守せつつグラをガエンにバックしてからトリルを決めるのもありですし、このリプレイ通り、ゼルネでホウオウ以外を潰した後にコケコで詰めるのも良いと思います。ただ今の構築のコケコはこの対戦時と異なりチョッキ持ちですから、火力面に不安が残ります。コケコの選出は、飽くまで催眠対策と、そこそこホウオウを削れる点くらいに意味を見出だすべきです。