剣盾 第7世代からの変更点など
はじめに
第7世代から仕様変更された箇所と以前から引き続いている要素の中で、個人的に特にVGC環境に影響を及ぼすかもしれないと感じたものを以下にまとめました。少し雑かもしれませんがご容赦ください。なお、本記事の情報は海外の解析を基にしたものです。
変更点
- S操作技(追い風や電磁波、凍える風など)を使用した瞬間から効果が反映される
- ギルガルドのシールドフォルム時のBとD種族値が10ずつ減少
- ギルガルドのブレードフォルム時のAとC種族値が10ずつ減少
- 目覚めるパワーのデータが削除
- 恩返し、八つ当たりのデータが削除
- フリーフォールのデータが削除
- 追い風が技レコード(今作の教え技にあたる)に含まれなくなった
- 毒々、羽休めが技マシンに含まれなくなった
- ピンチベリー(フィラ系の木の実)の回復量が50%から33%に減少
- 体重に応じて威力が変化する攻撃技はダイマックス(キョダイマックス)状態のポケモンに無効
- キングシールド中に触れてきた相手のAステータスを1段階下降
- マルチアタックの威力が120に上昇
- ゴチルゼルが猫騙しを覚えるようになった
- 精神力やマイペース、鈍感、肝っ玉が威嚇を無効化
- 特性びびりのポケモンが威嚇された時にSが上昇
継続されている要素
- サイドチェンジが技レコードに含まれる。また(画面上では分かり辛いが)ダイマックス、キョダイマックスしたポケモンと場所を入れ換えられる
- ハイパーボイスや大地の力、熱風、イカサマ、アイアンヘッド、バークアウトが技レコードに含まれる
- 3色パンチやルーム系の技が技レコードに含まれる
- エレキネットや凍える風が技マシンに含まれる
新要素
- ダイマックス、キョダイマックスすると最大HPが元の1.5~2.0倍になる(ダイマックスレベルで倍率が定まる)
- ダイマックス技は「味方全体に特定のステータス上昇を掛ける」、「敵全体に特定のステータス下降を掛ける」、もしくは「天候やフィールドを変える」のいずれかの効果を有する(次の資料を参照)。効果は必ず技の使用後に発生
- ダイマックス中は拘り系アイテムの効果が無くなる。命の珠などの補正はかかる
- ギルガルドはダイウォールでシールドモードに戻れない
- ダイマックス、キョダイマックス技は一概に元の技の威力に応じて高くなるとは限らない(例としてインファイトのダイマックス技は威力が95)。またタイプごとに最高火力が異なる
- インファイト、じゃれつく、濁流、リーフストーム、竜の舞、悪巧み、アンコールなどが技レコードに採用
- 袋叩きが技マシンに採用
- これまでカプ専用の特性とされた◯◯メーカーが一部の新ポケモンの夢特性に割り当てられる
- 筋金入りという、攻撃対象を変更させる技や特性に干渉されない(ジュラルドンの夢)特性が登場
- リベロという、変幻自在と同じ効果を持つ特性が登場
- のどスプレーという、音技使用時にCを上昇させる持ち物が登場
- ソウルビートという、使用者の全てのステータスを1段階ずつ上昇させ体力の33%を消失させる変化技が登場(末尾に新技の一覧表あり)
- 命の滴という、自身と隣のポケモンの体力をそれぞれ25%回復する変化技が登場
- 魔法の粉という、対象をエスパータイプに変える変化技が登場
技の新習得者
VGCルールにおいて重要な既存の技、新規の技を新たに覚えるようになったポケモンを抜粋して紹介します。