【wcs2018】 雨サナツンデ

目次

はじめに

WCS2018ルールに対応した構築の記事を出すのはこれが最初だと思います、Lacquerです。
今回の記事は雨パについてですが、他で公開されたそれとは異なる、やや奇抜なメンツを取り入れたものですので楽しんでもらえれば?と思います。
なお、ガオガエンが解禁されてからはこのパーティがどれくらい通用するのか確認していません。ご理解願います

構築の紹介と実績

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http://pokepast.es/fa98786da07f7112

・wcsレートS7, 最高6位, 1896
 (この時はメガサナではなくメガマンダを採用
シンガポールオープン, 3位
・INC January, 最高1786, 最終1746
オセアニアIC,34位,5-3
・マレーシアオープン,2位

上に挙げた実績のうち、シンガポール、オーストラリア、マレーシアでの大会に関しては、@VivaLaVlade さんに使用してもらいました。
改めてありがとうございます❗

作成経緯

Twitterにて、勝海さんがsdで1位を達成したパーティの改良を目的に呼び掛けていたのを目にし、原案を教えて頂いたのがきっかけ。
原案のパーティは、
(メガラグ、ペリ、ルンパ、コケコ)

  1. (メガクチ、ゴゼル)

という並び。
メガクチートゴチルゼルが見せポケということで、その2枠の改良を考えることに……

今ではシャンディさん、なさにえるさん、ワイルドさんなどが似た経緯を基にして作ったパーティの記事を挙げられているため珍しくはないかもしれないが、
当時の自分としては、
・ルンパの冷凍ビームが切られた代わりに守る
・メガラグのサブウェポンに冷凍パンチ(限界雨のイメージが強すぎて岩雪崩がメジャーかと思っていた
・コケコが眼鏡エレキボールを採用
これらの点が斬新的だった。

主な強みとしては、
・対ジャラ、他天候性能がコケコを入れることで向上
・対雨パとして有効なメガガルーラ+ギルガルドの並びに守るルンパッパが刺さる(身代わり採用のギルガルドは厳しい

問題点としては、
・当時流行り始めていたレヒレグロス軸、テテフグロス軸に苦戦しがちであったこと
・クレセによる日本晴れトリル(多々目撃)が厳しい
・一度トリル展開を決められるとナット、カビゴン、レヒレの処理が難しい
・雨パミラー、特にキングドラ入りに苦戦
ライボルトコントロールで避雷針をちらつかされコケコが動かし辛い
・同上の理由でリザYとデマルの並びも厳しい
・対砂パーティにおいて、雨天候に変えられたとしても、メガラグがドリュウズに1ターン目の初速では負けるので地面zで上から飛ばされるか、そこから転じて守る読みの身代わりを張られるかの択になり安定しない
・対カミツルギ、ブルル
といった辺り。

上に挙げた厳しい点のいくつかはコケコの技を変更したり、調整を変えたりして解決できたものの依然厳しい……

残りの2枠を考える過程で、HBウツロイドハッサムガマゲロゲ、ブルル、カビゴンナットレイ、雨乞い瓦割りメガボーマンダなど色々と試したが、最終的な案としては以下の2つに絞られた

メガボーマンダ+ナットレイ(ギルガルド
メガサーナイト+ツンデツンデ

①では、HDに大きく割いたメガマンダで対雨ミラー、リザY、草タイプ、バンギラス(瓦割り)を見つつ、鉢巻(もしくはピンチベリー)ナットレイで対雨とトリル性能を高めている

②では、雨展開とは大きく異なるトリル展開を設けている。最大の問題点である対ナット、カビゴンをトリル下で簡単に葬れる格闘zツンデツンデに目を付けたのが始まり。
元々はツンデにトリルを採用させていたのだが、あまりにも脆く展開が阻害されることが多かったため、トリル起動役を別のポケモンに任せることに。その肝心のトリル要員を決め方だが、ツンデの余った技枠にサイドチェンジを組み込もうとしたところから考えた。
・ツンデのサイドチェンジを考えた時に横との補完が優れている
・レヒレをうまくジャイロボールとの連携で落とせる
・全体技を持つ
・ツンデとは逆にDが高い
・ツンデの苦手なバレルやジャラに大きい打点を持つ
これらの要素を兼ね備えたポケモンとして候補に挙がったのがメガサーナイトだった


雨パーティとしてメジャーで動かしやすい①を採用しようかと当初は考えたのだが、対トリル性能を重視した方が自分は扱いやすかった点と初見殺しが決めやすそうな点で②を選択した

個別解説

メガラグラージ

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持ち物: メガストーン
特性: 湿り気→すいすい
性格: 意地っ張り
努力値: 108-252-4-×-36-108
実数値: 189-222-131-×-36-108
技: 滝登り/地震/冷凍パンチ/守る

元々はドリュウズの地面Zやバンギラスの悪Z、ギルガルドのゴーストZを確定で耐えてくれるラインの配分を取っていたのだが、当時の実機環境にアギルダーが若干多かったのでそれの命懸け耐えまでHPを割いた。SpDにやや割いたのはスカーフウルガモスギガドレイン意識(役にはたっていない)
このポケモンの拡散地震がHP252振りレヒレに最低でも3割ちょっと入るはずなので、それをよく意識していた。(この構築を使う上で、ダメージ計算を事細かくまとめたノートを作るのに重要なラインだった、ということ

メガサーナイト

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持ち物: メガストーン
特性: テレパシー→フェアリースキン
性格: 冷静
努力値: 252-×-140-52-60-×
個体値: 22 Spe
実数値: 175-×-103-211-163-104
技: サイコキネシス/ハイパーボイス/トリックルーム/守る 

対雨ミラー意識の耐久調整。メガラグの滝登り、グドラのZ濁流、ルンパのZハイドロポンプ、コケコのEF下Z10万ボルトを耐える(前3つは最高乱数切り耐えか
血迷った挙げ句、威嚇無しのパーティでメガサーナイトを使うことになってしまった。当初は不安だったものの、猫騙しとサイドチェンジのおかげで運用するには割と困らず安心したのを覚えている。
本当は瞑想レヒレ意識のサイコショックを採用したかったのだが、ジャラやバレルを考えて泣く泣くサイコキネシスに。特にDが上昇していないジャラをショックだと確定で落とせない点が悩ましかった。
スキン特性の弱体化に加えてcに割いた努力値の少なさでいささか不安ではあったが、凄まじい火力だと感じるときが多く、他のポケモンの攻撃を重ねる際に支障はなかった

ペリッパー

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持ち物: 気合いの襷
特性: 雨降らし
性格: 控えめ
努力値: ×-×-×-252-4-252
実数値: 135-×-120-161-91-117
技: 塩水/暴風/追い風/守る

隠れた大砲、塩水。凄いですね勝海先生(笑

ルンパッパ

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持ち物: 水Z
特性: すいすい
性格: 控えめ
努力値: ×-×-4-252-×-252
実数値: 155-×-91-156-120-122
技: ハイドロポンプ/エナジーボール/猫騙し/守る

守れるルンパッパ。かなり画期的でした……

カプ・コケコ

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持ち物: 拘り眼鏡
特性: エレキメーカー
性格: 控えめ
努力値: ×-×-×-252-4-252
実数値: 145-×-105-161-96-182
技: エレキボール/放電/ボルトチェンジ/マジカルシャイン

10万ボルトや雷を切った風変わりな技構成のコケコ。
本来は雷採用かつパメラさんの調整を施したコケコだったが、拡散放電で耐久に厚く振ったリザYを出来るだけ一撃で吹き飛ばすためCS極振りに変更

ツンデツンデ

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持ち物: 格闘Z
特性: ビーストブースト
性格: 勇敢 
努力値: 244-252-×-×-12-×
個体値: 0 Spe
実数値: 167-201-231-×-123-16
技: ジャイロボール/馬鹿力/サイドチェンジ/守る

ナットレイカビゴン、日本晴れ+ヒードランを粉砕するアタッカー。トリル展開のサポートもしっかりこなせる
意地っ張りにしてB個体値を下げることで、BBAが掛かるようにしなかったのは、対メガクチートをツンデに任せることもあり得ると判断したため。


さいごに

このパーティの天敵はカエールさんのクレセカビゴンナットレイ~や、守るカビゴンなどです。
特に前者のパーティはs7のレート戦、incJanuary、オセアニアicのラストとことごとく立ちはだかってきましたが勝てません。サイドチェンジが絡むとカビゴンナットレイは厳しいです

最後まで読んでいただきありがとうございました。